従兄弟の自殺
何年か前、タイトルの通り、従兄弟が自殺しました。
原因は学校でのいじめです。
すごく優しい子でしたが
心が弱い子だというのは知っていましたし、
いじめの内容も内容で、ひどいものでした。
正直とてもかわいそうな人生を送った子でした。
本当に弔っても、弔っても弔いきれません。
私は死後の世界を信じていますから、せめてあの世では楽に過ごしていてほしいと、切に願っています。
ですが自殺をした人は地獄に行く、という話を聞いた事があります。
それは本当なのでしょうか。
現実から逃げたくて自死したのに、
あちらの世でも苦しんでいるのかと思うと
本当に本当に思いいたたまれないのです。
あの子は今頃何をしているのでしょうか。
どこにいるのでしょうか。
心にぽっかりと空いた穴が、まだ戻りません。
もしよろしければご回答下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
必ずや仏様のもとに生まれて
拝読させて頂きました。その方が亡くなられたことはとても悲しいことですね。あなたもその悲しみを募らせておられることとお察し申し上げます。
その方がしっかりと仏様のお導きを受けられ、そして仏様のもとに生まれて安らかにご成仏いただくことを心よりお祈りさせていただきます。
南無阿弥陀仏。なむあみだぶつ。
必ずその方はご成仏なさりあなたや皆さんを仏様のもとにてお見守りなさっていただけます。
あなたからもどうぞその方のご成仏をお祈りなさってくださいね。
そしてあなたがこの世に於いての生命を全うなさる時には再びその方に巡り会います。その時にはまたゆっくりとお話しなさってくださいね。
それまでの間あなたはご自分の人生をしっかりとお健やかにご生活なさってくださいね。その方は必ず皆さんを見てくれていますので。
それはキリスト教の場合
悲しいことです。お悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏
キリスト教では自殺は神が造った命を自分の勝手で殺すので神への冒涜となり地獄に行くようです。
ですが、仏教では違います。
仏教では自殺ではなく自死といいます。
自分を殺すのでは無く、死に赴く、現世から旅立つのです。仏に成るという解釈もあります。
死については宗派によって考え方が色々ありますが、私の信仰している浄土信仰では、極楽浄土に行くと信じています。
極楽浄土を造った阿弥陀仏は自死でも誰でも望む人全てを救うと誓いました。
南無阿弥陀仏という言葉はその誓いを信じて、阿弥陀仏にお任せしますという意味です。
他宗でもきっとどこかの浄土に行かれると思います。
ですから安心してください。
浄土には従兄弟さんのご先祖様達もたくさんいます。寂しくありません。もしかしたら浄土は賑やか過ぎるかもしれません。
従兄弟さんの分もしっかり現世を生き抜いてください。いじめの無い社会を目指していきましょう。僧侶の「僧」とは「仲良く」という意味です。私達はみんな僧なのです。仲良くしなければならないのです。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
従兄弟が幸せに過ごしていると信じたいと
おもいます。
生きづらい世の中ですが、従兄弟の分も
精一杯自分の生涯を全うしたいです。
ご回答下さり、本当にありがとうございました。