ネガティブすぎる自分をやめたい
小さい頃から厳しく育てられてきました。
テストは満点で当たり前。なんでも完璧にできて1番で当たり前…。
それができないとよく怒鳴られ、叩かれ、殴られました。
そんな育ち方をしたからでしょうか。いつの間にか完璧主義になり、失敗を恐れ、自分は何もできないごみのような存在だと思うようになっていました。
誰かに弱みを見せることもできないので人間関係を作るのも苦手です。
よく衝突し、孤立しました。今では友達がいてもうわべだけの関係としか思えなくなっています。
何人かお付き合いしたこともありましたが、俗にいう「重い女」としてうまくいったことがありません。
そんな経験がさらに「自分はだめだ」と思いこむ原因にもなってしまって負のスパイラルに陥ってしまっています。
これではだめだと思い、「できなくてもいいんだ」「人と比べる必要なんてない」そう自分に言い聞かせましたが、そんな自分がさらにみじめに思えてくるのです。
こんな自分をどうにか変えることはできますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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みっともない的物差しはどうでもいい
mushaさま
ネガティヴなご自分をやめたいとのこと。
「できなくてもいいんだ」「人と比べる必要なんてない」そう自分に言い聞かせてきた。とありました。
今まで、そうしたご両親の価値観、ご自分で作り上げた価値観でご自分を評価し、ご自分でマイナス方向に引っ張って行ったのでしょう。
仏教では、人は、生まれながらにして完璧なんです。ですから何か特別なことをしようとしたり、逆にしないようにしようとする必要もないのです。
ですからご自分に言い聞かせてきたとのことですが、そんな必要もございません。むしろそれがあなたの安心を邪魔します。
あるがままそのまんまでいい。そのまんまがいい。そのために思考を働かせ、これではダメだ、あれではダメだとやらないこと。手放しでいいのです。何にもしなくても、目を開ければそこにそれがある。聞こうとしなくても、音があれば入ってくる。それで完璧^ ^問題なし。
世間一般でいう「みっともない」的物差しは全く人間が作り上げたちっぽけなもの、そんな人間の価値観の枠に収まらない世界で私たちは生きているのですよ。