何かと気になる次男
お世話になります。小学2年の次男のことです。3人兄弟のまん中なので、この子をしっかり見てあげないと、と思っていたのですが・・
我が家は年齢×100円でお小遣いを渡しています。お父さんもお母さんも働かないとお給料もらえないよ。だから、お手伝いや、宿題や、やらないといけないことをやらないとお小遣いは渡せないと伝えています。
今月は、500円しかお小遣いは渡せないななどと言うと、この世の終わりかというほど、落ち込み、ご飯も食べず、暗い顔になります。
小さい時は、可愛い笑顔だったのに、最近は笑顔が減りました。サッカーをして遊んでいて、ゴールを決められないと、「どうせ、オレ下手やし、弱いし」と、自分を下げて言い訳します。他の場面でも、オレなんて・・というマイナスなオーラを感じます。注意する度に異常に凹みます。
悪い言葉を言ってるとそうなっちゃう、プラスの言葉を使うようにしようと話しています。
私の関わり方に問題があったのだと思います。私も、私なんかが親でごめんというネガティブな思いがあるので、まず、私が直さないといけないのですが。
どうしてあげたら、彼の気持ちが明るくなってくれるのか、ヒントをいただきたく、質問させて頂きました。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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こんにちは。寺のジナンボー、丹下覚元です。
親ルールなんぞ捨てて、笑顔に投資してあげるのも良いのではないでしょうか。
お祭りの多い夏くらい時々奮発してあげることです。
お金も金魚すくいの網も用いよう。数百円で笑顔になれるなら親の決めたルールなんか捨てて次男坊を救ってあげてください。毎回ではなく、特別ということで。
次男坊というと、お寺の次男坊は生まれながらに結構不幸です。
お寺は長男が継ぐものという何となくルールが業界には蔓延していますので、ジナンボーは路頭に迷います。
お兄ちゃんだから、ジナンボーだから、小学生だから、引っ込み思案だから、〇〇だから、とあらかじめの親目線をやめてみましょう。とくに真ん中の子は双方に気を使うので気を使う量が倍ですから色々大変なのです。
そこをしかいしてあげて、こっそり上の子下の子に焼きもちを焼かれない様に裏でこっそりサポートをしてあげましょう。
マイナス思考なのは、SOS信号です。
助けてほしいのだと思いましょう。
子どもの言葉は表面的に捉えるばかりではなく、裏のメッセージもくみとってあげてください。
「(゚Д゚)いじめられてない?」
「…うん…。大丈夫だから…。(´-ω-`)」
「(゚Д゚)ならよかったワ」←ダメ親
周りの関係性なしに、その子の心の声を直接比較無しに聞いてあげる事。
いくら兄弟でも家族でも、家庭ルールが通用しない場合ってあるものです。
親派家庭ルールを尊重したがりますが、子供の生き方は子供の生き方。
やがて結婚などでも、親ルールや親の願いが通用しなくなりますように、すでに個人の世界観は始まっているのです。ゆえに、家庭ルールごしに観ずに、そのこの本音を常に引き出せるようにやさしく、嫌われない様にコミュニケーションしましょう。
なぜ死にたいほどに落ち込むのか。
きっと友達でいっぱいもらっている人もいるのでしょう。そういう所の話を聞いて、どうして羨ましいのか、お金があるとどういう事でどう楽しいのかを会話できるようになると次のステップにうつります。
当の本人は当の本人の人生ですけん、本当に引っ込み思案が本人の中で問題になればやめようと思います。勿論、そうさせないための励ましは大切です。https://conobie.jp/article/7819