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3年間まともに働いていません。働きたいんです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 23

母は既に他界。
大手企業の早期退職金を元手に、父を老人ホームに入居させたものの、父が失踪。
そのショックで、2年間鬱で引きこもった。

田舎で、のんびり鬱を治そうとソフトウェアの会社に入るものの、ブラック企業で退職して自宅に戻る。

零細の企業に入社するものの、何の引き継ぎもないところで精一杯尽くすものの、試用期間満了の通知。

この3年間、ひどいことが続いている。
「書いて居るだけで切なくなります」

どうすれば・・・
お知恵を拝借ください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一度ご相談におこしやす

文字では説明しきれませんが、物事を観る時にあなたはおそらく自分の思いを事前に優先させてそのものごとを見る習慣がついていると思います。
実物そのものを見ている人は、どこにあっても傷つきません。
戦場の中にあっても冷静に処することができます。
ところが、一度現実でイヤな思いを体験すると、二度とその恐怖を味わいたくないが故に防衛反応が生じます。
防衛反応が悪いわけではないのですが、それが過剰に働くと怖れや引っ込み思案になります。行動できなくなってしまのです。
学校に行けなくなった人がいけるようになりました。
あなたが心底自分を変えたいと思ったら当山までご連絡ください。
事前に私の回答をいくつか読んでみてください。
自分の主観、私見、我見を交えずに物事を正しく見ることができるようになれば、人生の再スタートができます。親御さんも交えてご相談にお越し頂ければ、そこで物事をそのままに見るコツをお伝えいたします。それをする事で、自分の恐れが無くなり、生活が楽になります。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

方丈様

ありがたいお言葉ありがとうございます。
一度、お伺いしてお話聞かせて頂いても宜しいですか。
本当に、支えになります。
ありがとうございます。

まずは、お礼まで。
失礼致します。

追伸;内定1つ出ました。少し、自信を取り戻しました。
冷静に判断したいと思っております。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ