妬んでしまう
回答 2
有り難し 39妬みの気持ちを抱いてしまいます。
妊婦さんや、
出産を終えたばかりの
身近な人などを
羨ましいと思います。
羨ましいと思うだけでなく、
◯産してしまえばいいのに...などと
ひどいことも考えてしまいます。
こんなことばかり考えていては、
いつまでたっても自分が幸せになれないと
わかっています。
でも妬んでしまって、
苦しいです。
ちなみに、私は結婚もしていて、
子供もいます。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたはあなたの幸せを誕生させる
子どもって誕生したからそれでお終いではありません。
毎日が何かの誕生日なのです。
あなたがムクレポンチになっていれば、その日はムクレポンチが誕生します。
あなたがイカリプンスカになれば、その日はイカリプンスカが誕生します。
あなたがクタバリヤガレと念ずれば、その日底に怨念が誕生します。
子どもはそれを純粋に感知して、そのまま受け取ってしまいます。
あなたが笑えばこどもに笑顔が少しづつそなわります。うちの子は99日目で自然に笑い始め、そこから毎日私は敢えて笑い声をプレゼントしています。子供も共鳴してウェヘヘヘェ(笑)と笑い返してくれます。
あなたが優しい声を発すれば、その日に優しい声が誕生します。
あなたが優しさを作りだせばそこにやさしさが誕生します。
毎日を誕生日にしてみてください。
笑顔とは程遠いことはもう生み出すのはやめましょう。
千手観音とは最初から千本手があるんじゃありません。
毎日一行、一手でも、何かそこに誰かの幸せや安らぎ、やさしさを作りだすことによって、千手になっていくのです。この回答は何手目かはわかりませんが、私もかつて千手観音の行を積む人から救われた。あなたも誰かから救いの手を差し伸べられているはず。だから、あなたもその救いの手をどんどん増やす活動をして、毎日、そこに笑顔になれる行為を積んでいってください。
個別相談可能
今月の法話
文殊の剣
❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞（本文より）
「大丈夫、慧の剣を取る。」
大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。
智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。
それこそが智慧の剣なのです。
文殊とは自己を鎮め得た者の姿。
人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。
事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。
そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。
そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。
とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。
いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。
文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。
その文殊の剣とはなにか？
お見せしましょう。
いま、そこで、みているもの、きこえていること。
たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。
文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。
本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。
見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。
❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。
そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。
あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。すこしずつ清浄な心で
拝読させて頂きました。あなたのお気持ちわかりますね。人のことをうらやみ妬み憎く思うことあります。それも人間として生まれた時からの感情です。自分と他人を比較してしまう、それは誰もがしてしまうことです。
恨みや妬み憎しみは人を決して幸せにはしません。己の心を貧しくしていくことですからね。そう思えば思うほど自分は貧しくなっていきます。幸せが逃げていきます。
あなたはそのことをわかっていらっしゃいます。
ただ人間だものそう考えてしますのです。
私達はあまたのものごとひとから様々なものを与えられて生きています。
少しずつそのことをお考え頂きそして目先のこと人へのねたみやうらやみの心を消し去って頂きたいと思います。一気になんでも変えることは難しいですし、ふとした瞬間にうらやみねたみの気持ちは出てきますがそれでも少し改めながら消し去って頂きたいと存じます。
あなたの心が少しずつ清浄となりご自分やご家族や周りの方々を大切に思い、皆さんと共に仲良くお健やかに日々ご生活なさって頂く事を心よりお祈り申し上げます。
個別相談可能ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。
人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。
仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。
