仕事を焦って探して後悔したりしてます。
前に働いてた職場を辞め、新たに一から学ぼうと第一希望のIT会社を受けましたが、結果は残念でした。それからというもの自分がどの道に行けばいいのか、とりあえず働かなきゃと思い仕事を見つけましたが、なぜここを受けてしまったのかな〜とかマイナスな事しかでず体調崩し退職してしまいました。焦って探した事もありますが、私の弱さといいますか無責任な感じがして自暴自棄な感じで、今の自分に自信が無いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「志」が大切になるのではないかと存じております。
りい様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。
理想とする職業、天職にすぐに出会えることは誠に希有なることではないかと存じます。
りい様が真に理想となされるご職業、ライフワークがどのようなものであられるかは図りかねるところではございますが、何事においても大切となるのは一番に「志」ではないかと存じております。この「志」が、仕事へのやり甲斐や充実した人生に繋がるものになるのではないかと存じております。
もちろん、給与・待遇、福利厚生の面や職場の人間関係等、少なからずも難しいこともあるでしょうが、何よりも己の志に適う仕事であるのかどうかが、これからの様々な困難を乗り越えていく上でも大きな鍵となるのではないかと考えております。
マイナスな考え方からは、決してプラスの結果にはならず、マイナスなことにしかなりません。仏教では縁起における因果のありようを重視致します。プラスの結果を望まれるのでありましたら、これから何事もできる限りプラスの考え方を持たれますことをお薦め申し上げます。
しかし、沙門密富様のおっしゃられるように、ここは少し猶予期間を持たれた上にて、今一度、自分は何のために働くのか、自分のスキルや良い点を活かしてできる仕事は何であるのか、どのようなこれからの未来予想図を描いて取り組んでいくべきであるのか、冷静に考えつつ、また、情報収集も怠らずに進めて、ご準備なさられる中で、心身共にリフレッシュを致してから、例えば、国内・海外へ旅行に行くなど、いつもとは違う環境や視点を持って自分自身を見つめ直すことなどもいかがでしょうか、あるいは、人と交流できる場へと赴いて意見交換してみたり、相談してみたりとなさられるのも良いのではないかと存じております。
そして、やがてこれだという確かなる志が固まった時には、いよいよ自分を信じることができるようになり、その自信を持って、様々な事に取り組まれて参りますことを心から祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
りい様。
出来ますれば、今暫く仕事探しをお休みなさいませんか。
食べて行く事に、生活して行く事に不便が生じるのであれば致し方有りませんが、
ハローワークへ行かれて、先ずは失職手続き等を為さいまして、ちょっと一服してからのお仕事探しが宜しいかと存じます。
ぼくも自信がない
りぃさん、こんにちは。
ぼくも自信がありません。
最近、他宗のお坊さんと触れあう機会が増えたのですが・・・。
まわりを見ると、すごーいお坊さんばかりで、「お坊さんになり何年も経つ自分って何??というか、お坊さんってなに?もっと言えば、こんな自分ってなによ」と悩みに悩みながら、ご飯を食べて、トイレに行って、夜に寝てます。
わたしの奥様は会社員でして、「出社したら、午前中にはアレをして、午後はあの仕事があるし、明日までにコレやらないといけないから、その準備をしておいて、ソレもやらないとね。よし」と決めているんだそうです。
そんな話を聞き、我が身を振り返ると、まったく計画性無し。
かなり落ち込みました。ヤバイと思いました。試してみました。・・出来ませんでした。。。
そして、真似することは無い・・と気付きましたし。こうも思いました。
自信がないから、ちょっと焦ってヤバイヤバイと仕事をする。モチベーションは続かないかもしれませんが、スタート・始まりとしては問題ないと。
出来ないかもしれないし、出来るかもしれない。うまく行く人もいれば、違うやり方が合うことだってあるでしょう。しかも、その相性的なものは「かなり偶然」です。
自信は作るものだったり、しぜんと増える場合もあり、もらうこともあり、誰かあげることもあり、です。
仕事を焦って探すことは悪いことではありません。後悔する結果になったのは、「かなり偶然」ですし。いい結果になるのも「かなり偶然」です。でも、そこに自分の意志の力が働いていくとすれば、”今の自分に自信がない”と冷静に見つめることができるりぃさんの真摯さ、だと思うのですが。
充電。準備は丁寧に。
泰庵ともうします。
備えあれば憂いなしというコトワザがあります。
逆に備えをしなかったら自分に自信を無くしたり、不安が大きくなることが多いです。
面接練習で使われる質問について、自分の中でちゃんと答えを持てるものをまず増やしてください。
ネットや就活本にある面接の質問例を参考に自分なりの意見を持つといいです。
色々考えるうちに自分では気づかなかった一面を発見して、自信を持つようになれたり、不安を潰すことができると思います。
あと、向き不向きを考える目安として、自分がその仕事を育てるくらいの心意気を持てるかどうか。その点も大事にすることができると求人情報に振り回されなくても済みます。
しっかり備えて、自分のよさを守れる仕事に出会えますように。
心光常護。よき仕事とのご縁がありますよう、私も念じています。