hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

気持ちの整理がつきません

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

私の母親は私が3歳の時に再婚しました。5歳の時に妹が生まれました。そこから義父の態度が私には冷たくなっていきました。お父さんが違うと言う事を分かっていた為に余計、感じていたのかもしれませんが、義父が機嫌が悪いと当たるのは私。寝ている私の髪を踏んだり、ちょっとした事でも大きな声で怒ったり、無視される事はしょっちゅうでした。中学生になると手をあげる事もどんどんエスカレートして、母が離婚を決めました。離婚届けに半を押した日、義父は自ら命を絶ちました。私は自分のせいだと強く思いました。義父の母親、私からゆうとおばあちゃんからも、あんたが殺したんよと言われ続けました。母親と供養しようと月命日には毎月、お墓まいりをしていましたが、私の年齢があがるにつれ、供養しないととゆう気持ちと、今まであんな事されてきたのに。とゆう気持ちが重なり、お墓まいりをする気持ちになれません。私も結婚し、子どもが生まれ、親の気持ちが理解出来るようになって、余計思います。亡くなった人を悪く思うのは良くないと思いますが、どうしても前向きに考えられません。考えを改め直したいです。アドバイスを下さい。よろしくお願いします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私だったら

義父の暴力、DVの体験があるにもかかわらず、
義父の自死を責任を負わされるように言われて、
私だったら、供養はしたくないと思うでしょう。

私の想像ですが、「供養は嫌だ」という感情に蓋をして
過ごしてこられたのではと思います。
よく耐えましたね。
その蓋を外していいと思います。

出来ない供養はしなくてもいいという事です。
お坊さんらしくない発言かもしれませんが、
それだけ、あなたは耐えてきたのです
耐えてきたことが供養だと思います。
感情に蓋をしたまま、悩みを抱えたまま、
今後の人生を過ごしてみたいですか?

それに、義父が自死したことは、本当にあなたのせいでしょうか?
あなたがそう思わされたのではありませんか。
あなたの知らない義父の人生もあると思います
仕事のストレスとか、その他の人間関係にも自死の理由があるでしょう。
もしかしたら、精神的な病気だったかもしれません。
自死は、あなたが責任を負うことではありません。

結婚されて、お子様もいらっしゃるようで、
義父の事を反面教師として、愛情あふれる家庭を築いているとしたら
それが、供養です。

もう一度問います。
あなたは今後どんな人生を歩みたいですか?
どんな家庭を築きたいですか?
その将来に思いを抱いて
五感で充分にそれを感じて
明るい愛情のあふれる家庭を築いて下さい。

・・・・・・・
お礼ありがとうございました。
輝く未来に向かって
心を向けていきましょう(^O^)/

{{count}}
有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます。じっくり読ませて頂き、気持ちがとても楽になりました。私が経験した事を生かし、明るく楽しい家庭を築いていきたいです。我が子には、同じ思いをさせたくありません。
相談して良かったです。本当にありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ