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不幸なことが続けざまに起こってしまった

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有り難し有り難し 9

今年に入り親族の死や病気がたて続いて起きました。実姉の逝去、義弟の義父の逝去、同居の義母の大病の宣告、息子が突然倒れて入院と、若い人、元気な人達の突然のことに、こちらまでショックでまいってしまいそうです。

起きたことは仕方のないことだし、自分でどうにもできるものでもないことだとはわかっています。

何が苦しいのかというと、こういうことが起きたことで、少しおとなしくしていなくちゃならないということが、本来の自分の生き方ではないことが苦しいのだと思います。

私は今どういう気持ちでこの辛い時期を乗り越えていったらいいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「生死事大 無常迅速 各宜覚醒 慎勿放逸」

ぼんのうだらけ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

重なる時は重なると申しますが、誠に大変におつらい中をお過ごしのご様子をお察し申し上げます。

人生、一寸先は闇、本当に何が起こるかは分かりませんよね・・

慧能禅師の教えの一つに

「生死事大 無常迅速 各宜覚醒 慎勿放逸」

がございます。

「生死は一大事である。時は迅速に過ぎ去り無常なるもの。各々、このことに宜しく目覚めて、怠って無駄に過ごしてはならない。」

できれば亡くなられましたお身内の御供養と共に、仏の教えを学び、生死一大事の因縁を明らめていくための一つ御仏縁として頂けましたら有り難くに存じます。

また、あまり、過度におとなしくしていないといけないと、自分を押し込めてしまって、それがストレスとなり、更に自分が心身を壊してしまってはいけません。少しずつリフレッシュ・気分転換も兼ねてのことを含めて動き出されても良いのではないだろうかと存じます。

例えば、慰霊巡拝旅行などからは、どうでしょうか。よく、身内を亡くされた慰霊で、本山巡り、霊場巡り等をされるなどを聞くことがございます。慰霊と共に仏教の教えにも触れられて、何か生死事大の気付きもあるかもしれません。ご参考になりましたら幸いでございます。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
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質問者からのお礼

川口英俊様
有難いお教えに感謝いたします
亡くなった者のことを忘れよう忘れようとしていましたが、自分なりの供養をして、この現実に向き合った方が、かえっていいのかなと思わされました。
霊場巡りなど、供養と、自分のアクティブな面を取り戻すのと、一石二鳥のアイデアだと思いました。
早速、体も心も動きだそうと思います。
生きていくのにとても良いヒントを得られました。ありがとうございます
難しそうな仏教の教えなども、勉強したくなりました。

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