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亡くなってからの行いについて

回答数回答 2
有り難し有り難し 50

今年の2月に母が亡くなりまして、その時にも相談させていただいたのですが、今回もよろしくお願いします。

以前、助言していただいた通り、毎日読経を行っています。
好きだった花も欠かさないように仏壇に飾り、毎日話しかけています。
(返事はありませんが…(^^: )

今回ご相談したいのは、遺品についてと食事等についてです。
母が亡くなってから、母が使っていた衣服、ベッド、身の回りのものはそのまま保存してあります。
元気な頃は夕食前に一緒に軽く晩酌していたので、今でも母の分も同じように揃え、夕食はご飯を炊いた時だけですがお供えし、朝はパンとコーヒーなどを以前と同じように毎日テーブルに用意しています。
これは良くないことなのでしょうか?母を引き留めてしまうといいますか、良くないことなのかどうか気になっています。

母は入院していた時も、早く家に帰りたいとずっと言っていました。でも願いが叶わず、病院で亡くなってしまったのですが…。そんなこともあり、もしかしたら家に居るかもしれない、天国から遊びに遊びに来ているかもしれないと思い、生前と同じようにしています。

このままで良いのか、やめた方が良いのか、母が使っていたものは処分した方が良いのか…。
どうしたら良いのか、教えていただきたいです。

よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大変良いことですね!

拝読させて頂きました。あなたのその様なお母様への思いや行いをお母様はきっとお喜びなさってくださいます。例えお母様がお亡くなりになってもあなたとのご縁は永遠です。今でも生前と変わらぬつながりが続き、そしてご縁は深まっているのです。
これからもどうかお母様への思いを大切になさって頂き、お食事のご用意を可能な範囲にてなさってくださいね。お供えなさった後そのお食事はあなたが召し上がってください。ですから多少量を調節なさってくださいね。
お母様はあなたをこれからもしっかりと変わらぬ愛情を持って見守ってくれますので、どうかこれからの毎日も素直なお気持ちでお母様に向かいご供養なさってくださいね。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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食事は今まで通りに片付けはあなたの気持ちで

 お母様のご逝去に謹んでお悔やみ申し上げます。

 さて、まず、食事の件ですが、故人の供養の心得として「いますがごとく」という言葉があります。今もまだ生きていらっしゃるようにご供養しましょうって事です。ですからあなたのように、食事を出し、お花を飾り、話しかける事はとても良いことだと思います。

 次に遺品の件ですが、あなたがこの質問をされた、という事は、「そろそろ片づけてもいいかな」って気持ちになってきたからかもしれませんね。片付けることで、あなたの気持ちに一区切りつくかもしれません。いかがでしょう。あなたのお気持ちのタイミングで片付けていけば良いと思いますよ。

 

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・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

一向寺 kousyo Kuuyo Azuma様 鳳林寺 光禪様
ご回答、ありがとうございました。

今まで良いことなのか、良くないことなのか分からず、心配しながら行っていたことが
供養になると知って、モヤモヤした気持ちの雲が晴れたようにスッキリしました。
相談して良かったです。ありがとうございました。

遺品については一周忌が過ぎてから、少しずつ少しずつ無理しないように整理して
いこうと思っています。
本当に、ありがとうございました。

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