吐いた唾は飲み込めない
私はお喋りでついつい話過ぎてしまい、余計なことまで話してしまいます
後で相手に気を悪くさせてしまったのではないかと後悔や反省をします
でもまた同じことを繰り返してしまいます
今日は姑さんにもらったおかずのことでメインのおかずをくれる時は連絡してもらうとありがたいと義姉さんに言ってしまいました 今は訳あって主人の母と叔母さんとふたりの高齢者の食事を作っていて、用意していたものが残ってきたりするので忙しい私にとっては食材だけでなく色々考えて作る時間さえ無駄になったように思えてしまうのでつい余計なひと言を言ってしまいました
人に気を悪くさせないように余計なことを言わないようにするにはどうすればよいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一度吐いた唾ァ飲み込むわけにはいかない!!
はじめまして、思わずタイトルに反応してしまいました。
というのも
「(極道だから)一度吐いた唾ァ飲み込むわけにはいかない!!」
というセリフが私の大好きなマンガ「サンクチュアリ」にあるんですよ。いやこれ面白いです。極道マンガですが、人間としての生き方を描いた良作です。よろしければご一読を。
さて、ご相談の件ですがこのマンガに学ぶならば←仏教に学びなさいと突っ込んでください
一度吐いた唾は飲み込まない。つまり自分のケツは自分で拭く。
「言葉に責任を持つ」ということになるでしょう。
いや、「人の気を悪くさせる余計なこと」を言わなくてすむならもちろんそれが一番です。
でもついつい言ってしまうのが私たちですし、そもそも何が人の気を悪くするかなんて厳密にはわかりません。
傷つけていないつもりでも傷つけているのが私たちの姿かもしれません。
そうであるならば、発した言葉に責任を持つ。
悪いことを言ったかなと思ったのならフォローする。きちんと人間関係を築いて真意を伝えるといったことが大事でしょう。コミュニケーションの基本ですね。
迷惑はかけたくないですが、迷惑をかけなきゃ生きられない私たち。それならば迷惑をかけても許してもらえる人間になりましょう。
最後に仏典からも教えをいただきます。
「人が生まれたときには、実に口の中に斧が生じている。愚者は悪口を言って、その斧によって自分を切り割くのである。」(スッタニパータ657/中村元訳)
私たちはみな既に斧をもってしまっているんですね。捨てる事ができるならば捨てたいですが、口についているのだからそうもいかない。
であるならば斧を持っていることを自覚したいところです。
「ことばがむらむらするのを、まもり落ち着けよ。ことばについて慎んでおれ。ことばによる悪い行いを捨てて、ことばによって善行を行え。」(ダンマパダ232/中村元訳)
お互いに精進しましょう。
それでも、「むらむらする」というくらいですからついつい放ってしまいますよね。
そういう言葉の危うさを自覚し、それでも言ってしまった時は責任をもって相手と関わりましょう。
だって
「一度吐いた唾ァ飲み込むわけにはいかない!!」ですからね←言いたいだけ
質問者からのお礼
有難く読ませていただきました
今日は何も差し入れはありませんでした
よく考えれば私を楽にするために持って来てくれているのではないんですよね
そこを勘違いしていました
またこんな失敗をしてしまい今日は落ち込んでいます
情けないです
素直に謝らないとですね
言わないと気がすまないところがあるのも事実なので何度も読み返して心に刻み込みたいと思います
ありがとうございました