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子供にあたってしまう

回答数回答 2
有り難し有り難し 28

初めて質問させて頂きます。
私には6歳の長男と4歳の長女がいます。
私は二人に対してすぐ、「うるさい!」「静かにして!」「こっち来ないで!」といつも言ってしまいます。

仕事は工場勤めで夜勤もあり、土日休みでもなく、子供達が起きる前に家をでて寝たあとに帰って来るような毎日です。
仕事が休みの日は出来るだけ子供達と一緒に遊ぼうと思ってるのですが、疲れてくるとやはり
いつもの言葉が出てしまいます。

子供達は全身を使って愛情表現をしてきてるのに、自分勝手な都合で子供達に冷たい言葉を発してしまう自分が許せなく情けないです。

言わないようにしようとしているのですがつい言っていまい後悔ばかりしています。

気持ちの問題だと思うのですが、何かアドバイスを頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

やることがダブルブッキングしているだけ

仕事やスマホなどあなたがやりたいことを心の中で持っているから子供が邪魔になっているだけです。
単純なことです。
子どもと遊ぶ時は、心をダブルブッキングさせない様にすればいいのです。
今、やっていることをやめてしまいましょう。
ブレーキ。
何にブレーキをかけるべきかお分かりになりますか。
「自分優先」にブレーキをかけるのです。
人間はしらずの内にみんな自分中心になってしまっていますからね。
そこでお子さんの教育をするのです。
自分を優先せずパパがわたし(ぼく)を優先してくれた、という経験を何度も教えるためにしてあげるのです。
そうするとその子も、相手のことをスッと聞いてくれる良い子ちゃんになるでしょう。
子どもと親との接触は全てが教育です。
きつく当たれば子供もいつか誰かにきつく当たります。

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

無理は良くない

つかさんパパさん

お子さんが元気なのは小さいときだけです。この可愛らしい時期を過ぎたら、寄ってこなくなりますよ。
お子さんはあなたのことが大好きで甘えたくてしかないのでしょう。疲れているときはしっかり体を休め、遊んであげるときはとことん遊ぶ、常に子供のペースに合わせるのは正直無理があります。
うるさく騒ぎまわるのも、子どもらしいとあきらめ、辛いときは無理せず近寄らないことです。大人の都合を押し付けてはいけません。子どもには何の罪もありません。のびのびと子育てされたらいいと思いますよ。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

回答をいただき考えてみたのですが、頭の片隅に仕事の事など、他のを考えながら子供達と接していたと思います。

これからは無理せず子供達と遊ぶ時は他の事を考えず遊んであげたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ