83歳の父について相談です。
糖尿病でひと月程入院していた父は長期の入院で体力が落ちてしまいが、最近少しずつ元気になってきました。
仕事一筋で75歳くらいまで働いていて特に趣味もなく母とドライブするのが、唯一楽しみでしたが、兄から事故でも起こしたら大変なので父に運転させないように言えと先日メールがきました。
好きな物も食べられず、楽しみも少ない父から唯一好きな車まで禁止するのもかわいそうでどう声をかけて良いのか、悩んでいます。
どうかアドバイス宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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拝受
私の妻の祖父は82まで運転されました。
運転が好きな方で毎日運転されていましたが
やはり判断力の低下による
物への接触や脚力不足によるクラッチのすり減りが多くなり
車を禁止しなければなりませんでした。
人の自由を阻むほど気持ちの悪い事はありませんから
やはり誰にとってもとても残念で後味の悪い事でした
その頃には質問者様と同じく運転技術を知る親戚からの
「運転を禁止するように」との要望が相次いでましたから
これはもう他人の命が関わる事ですしね
「仕方がない」と・・・
その代わり妻とかわるがわるあっちこっち乗せて行きましたね
こちらは山形から質問者様のいらっしゃる滋賀まで行った事もありました。
ともかくあくまで運転技術がどの程度かというのが最も基準になりますでしょうから
一緒に助手席に乗ってきちんと確かめて見るべきでしょう
こちらの祖父はその後数年の介護ののち他界されました
その上で私はこう思います
老いるとは失うという事
そして周りの助けがどうしても必要になるという事
自分でできる事が何も無くなり
記憶もまだらになり
やがてしてくれた人に対する感謝が残る
こんなふうに最後の時を迎えられればお釈迦様的にも100点!!
と私はこう思うのであります。
このようなご相談は、最近多くなりました。
時代の流れとして、当然起きている問題です。今ままでの歴史に高齢者の運転は無かったことですから。
さて、くるくるさんもさぞ、どうしたものかとお困りのことと思います。
お父様は、自分は大丈夫だと思っておられる内は、運転を止めようとは思わないでしょう。
いくら周囲の人が止めてといっても、ご自身で危険を感じない限り止めません。
私の義理の母も、間もなく79歳を迎えます。しかも、昨年、右手の腕を転んで複雑骨折し、半年間以上は動きませんでした。しかし、今も運転しています。
本当は、危険極まりないことで止めてもらいたいのですが、何事も自ら止めようと思わない限りは続きます。
これからも、多くの高齢者の方の事故は続くでしょう。自分だけならまだしも、無関係な人を巻き添えにすることもあるでしょう。
無事を祈るしかありませんが、まずは、くるくるさんがご自身で確かめて、その現実(お父様の運転等)を伝えるしかありません。
回答頂きありがとうございます。
母はキツイ言葉で父に運転しないように言ったようで、前日父から愚痴を聞かされたところの兄の言葉で私も困ってしまいました。
父の車に乗せてもらったところ、5分程度ですが、かなりの安全運転でした。
近くのスーパーへ買物くらいなら大丈夫そうに思えました。
運転を禁止したら痴呆症になってしまいそうで心配です。
主治医にも相談したいと思います。
ありがとうございます。