恋を選ぶことはいけませんか
留学を今しているのですが、行く一年前から彼氏ができました。
初対面のとき直感でこの人!!とぴーーんときて不思議なことに数日後すぐお付き合いをはじめました。
ほんとうに驚くくらい気が合い、お互いの嫌なところを含めて好きだと言い合えたのははじめてです。
ただいま離れて一か月なのですが、お互い驚くほど疲れ、彼は私に会うために毎日バイトを入れて必死にお金を貯めていますが、
私は帰ろうと決意しました。
留学費用はすべて家族に後々返していくつもりです。
たかが19歳の恋で留学を辞めることはなじゃないかと思われるかもしれませんが、私は本気です。なんだかバカバカしいお話しかもしれませんが、この人しかいないというかなつかしい感じさえするのです。
自分でもはたからみれば愚かなことなんだろうなと思っています。
恋を選ぶのはおかしいことですか?私は間違った行いをしようとしているのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
もちろん、OK。でも、もうちょっとだけ考えて。
ご質問拝見いたしました。
すごく良い恋愛をなさっていると思います…!
女性の直感って、割と高性能ですよね。十代うんぬんは関係なく、大切になさったほうが良い関係ではないでしょうか?
さて、帰国についてですが...まず何がともあれ、あなたの留学の目的はなんでしょう?
「好きな国の文化を肌で体感したい」等、留学生活を送ること自体があなたの願いだった。
あるいは「将来、海外で働きたい」「自分の視野を広げたい」「会得したい技術が学べる」「どうしても卒業に必要な単位」等、自分の将来を考えると、留学が必要だと思った。
もし、上記のような理由が少しでもあれば、思いとどまってみて下さい。
渡航して1か月であれば、そちらの生活に慣れるだけで精一杯、楽しむ余裕もありません。恋人のことを抜きに考えても、帰国したくなって当たり前なくらい、疲れてしまいます。いわゆるホームシックってやつですね。
次に、留学期間の変更を考える、という選択肢はありませんか?
一般的な学生さんの留学であれば、長くても1年ほどだと思うのですが、それだと、留学への強い動機があったとしても、さみしさに耐えられない気がするかもしれない。でも、仮に半年だったら?3か月だったら?少し考えが変わってくるかもしれません。個人的には、「何事もとりあえず3か月」をおすすめしています。それくらい経つと、何となく落ち着いて、冷静に周囲の状況を見ることができるようになってくるからです。
留学先に来てくれようと一生懸命な彼氏さん、素敵じゃないですか。なかなかできることじゃないと思います。互いにその情熱があれば、しばらくの間、離れていても大丈夫じゃないかなーなんて思ってしまいます。きっと彼氏さんもあなたを信じ、応援して送り出してくれたのだろうし。もし、自分の立場だったら「留学で成長して彼氏に惚れ直させたる!」くらいの勢いかも。笑
余談ですが、私の知っているお坊さんは、今の奥さんとお付き合いを始めてから数か月で、修行に行かれたそうです。年単位の遠距離恋愛ですし、連絡手段は手紙のみ。色んな意味で極限状態だったそうですが、ちゃんと乗り越えられたそうです。
以上、全力で引き留めてみましたが、それでもすぐに帰りたい!とおっしゃるなら、もう引き留めません!笑
心のままに行動してみるのも、人生には必要なことです。
Good luck!
じっくりと考えてみてください
拝読させて頂きました。そうですか・・・その人への想いは距離が離れていると難しいのですね。
以前のご質問も読ませて頂きました。あなたには夢や目標もありますね。
おっしゃる恋も大切です。
本当に今!その二つを計りにかけてしまっていいことでしょうか?
じっくりと考えてみてください。あなたの人生ですからどなたも止める権利はありません。
一つだけ申し上げますね。恋は熱病のようなものです。フッと醒める時が参ります。
一息深呼吸をして冷静にお考えなさってくださいね。
あなたの将来がどちらを選択しても素敵な充実した日々となります様にお祈りさせて頂きます。
答えを知っているのはあなたです
あやのさん、はじめまして。
あやのさんは留学する1年前に彼氏とお付き合いをはじめたのですね。初めて互いのイヤなところを含めて好きだと言い合えたのですね。
あやのさんは留学中で、彼氏はあやのさんに会いたい一心でアルバイトをし、あやのさんは留学をやめて帰国する決意をしたのですね。
仏教では、「あまりに近いためにかえって見にくいのは自分の心である」と説きます。
つまり、丁寧に観察したり、他の方法を考えたり、あえて距離を取ってみることをしてみなさいということです。
きっと、あやのさんは丁寧に観察したり、他の方法を考えたり、あえて距離を取ってみたことでしょう。その上でどうすればいいのか。
あやのさんは答えを知っています。直感に従い、行動してみましょう。どのような結果になったとしても、あやのさんにとって人生の糧になるはずです。
あやのさんが人生にまっすぐ歩んでいかれることを祈念しております。
質問者からのお礼
ありがとうございました。誰にも相談できなかったのでとても心が軽くなりました。
また今の自分を客観的にみて冷静になって考えることができました。
やはり私は彼のもとへ帰ります。彼との縁が切れてしまうことは、私の人生において大きな後悔となると思います。なかなか一歩を踏み出せませんでしたが、どうなっても私の人生ですからしっかり堂々と進んでいきたいと思います。
ありがとうございました。