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上司とうまくやるコツ

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有り難し有り難し 7

上司は忘れっぽく、よく意見がコロコロかわる気分屋です。
言葉が足りないので、与えられた指示から想像して行動しなければなりません。

以前私の担当になっている仕事で、新たな指示を受けました。しかし、何をしたら良いのか全くわからなかったので、「どのようにすればよろしいですか?」とお聞きしたところ「自分で考えるのが担当の仕事だ。」と怒られてしまったため、その後指示に対して具体的な方法を伺うのはやめました。
しかしながら、指示された仕事をきちんと理解できない状態であるため、仕事は早い段階から途中経過を見せて確認するようにしました。

先日も「他の課に説明するときに使用したいからアンケートをまとめてくれ。いらない意見は削除して。」と指示を受けたので、アンケートを全て打込み直し、個人情報を抜き、見出しなど変更し、意見を取捨選択してまとめました。
その後「一度まとめましたので、ご確認お願いします。」とお伝えしました。
上司は私の集計したものの文字の大きさを変え「お前の仕事はやっつけ仕事だ。」と怒ってきました。
上司が直してくださった書類はたしかに私のより見やすいものでしたが、私はアンケートの取捨選択部分について確認をお願いしていたはずでした。
しかし、私も書類を渡す際に丁寧に説明しなかったため、このことについて反省しました。
さらに見やすくまとめ直せとの指示でしたので、一度方向性を描いて確認をお願いしたら、「これでいいと思うのか。やっつけ仕事だ。」と怒られました。今度はきちんと「最終ではなく方向性の確認です」と言いましたがやっつけ仕事の一点張りで聞いてくれません。

その後も上司が主体となって進めた仕事に対し「お前が担当だろ!もっとやる気をだせ!」と怒られました。
正直、経緯など一切伝えられないままお手伝いさん感覚で仕事を回されていたこと、私の意見の介入の余地なく上司が話を進め決めていたこと等から、担当でありながらどこか他人事であった節はあります。
私自身、自分から経緯を聞きにいかなかった等反省する点は多くあると思います。
が、正直毎回やっつけ仕事と言われ、腹立たしく思ってしまいます。
間違えを防ぐために先輩には相談しながら仕事をしていますが先輩がいない時に集中して怒られます。

正直上司が嫌いです。
しかし、うまくやっていきたいです。
何かアドバイスをいただけると幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今は忍辱の時

今日は秋分の日、秋のお彼岸の中日ですね。
お彼岸は先祖供養の日ですが、それを含めた仏道修行の日であります。
その修行の中に、忍辱(にんにく)という修行があります。辱めを受けても忍び耐える修行です。
20代の時期は仕事のスキルを身につけ、知識を身につけ、経験を積む、そういう時期です。
その為には忍辱が必要です。
あなたの仕事の進め方は間違っていません。
周りの人も分かっています。
ですが上司はおそらく、部下に怒ること(本人は叱っているつもりでしょうが)が上司の役目、上司の存在価値だと思いこんでいるのです。
ですから、何をしても同じです。
変えられるのはあなたの受け止め方だけです。
上司から何か納得いかない事を言われたら、すいませんでした(笑顔)、とか、上司さんデザインのセンスありますね(笑顔)、とか、そこはそうしたら良いのですね(笑顔)、とか、えっ!これ私の担当だったんですか!?(笑顔)、とか言って、上手く受け流しましょう。
それも大切なスキルのひとつです。
何を言われても今は耐えながら(受け流しながら)、知識、スキル、経験を着々と身につけてください。
30代になれば、その身につけたものがきっと役に立つことでしょう。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
この回答を読んで、涙が止まりませんでした。

社会経験がほぼ0である自分は未熟であり、何事も勉強だと、多くの方の胸を借りながら頑張ってきたつもりです。
しかしながら入社当初から一緒にお仕事をしてもやり方を教えてくださらないのに、スケジュール管理がなってないと怒られたり、上司がツッコミそうなところを予想し、5パターンほどアイデアを用意したうえでご提案しても、初めの躓いた点をずっと怒ってきたりと本当に色々な対策を考えてもいつもいつも怒られてしまい、本当にまいっていました。
当初は足全体が腫れ上がるほどの蕁麻疹になる等、体に変調をきたしたので、ストレスを溜め込みすぎないように家族や友人に相談するようにしました。

しかし、慣れてきた今年は友人に相談するもいつも同じ愚痴になってしまうため、笑い話にしたりしながら話す回数を減らしました。
自分はどうしたらよいのか、どうしたら満足いただけるのか、どうすることでより良くなっていくのかを、考えても考えても全然答えがわからなくてわけがわからなかったです。

この回答を読んだ時涙が止まらなかったと同時に自分がやってきたことは無駄ではなかったと思い救われました。
まだまだ未熟な自分は間違えることも多いとは思いますが、受け止め方をかえ、前向きに頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。

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