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お坊さんの結婚式って

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結婚式にも色々ありますが、神前式、チャペル、人前式などなど…。お坊さんの結婚式はどんな感じでやるのですか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏前式です

お坊さんの場合、仏様の前で行う仏前結婚式が多いと思います。
ホテルや式場でも仏前式が可能な施設もあるらしいです(仏教系新興宗教の○○学会の人なんかが利用するらしい)が、お坊さんの場合、大抵はお寺の本堂でやると思います。
仏前結婚式では、新郎新婦が仏前にお花をお供えする、という作法があります。
これは、仏教の開祖であるお釈迦さま(出家前は釈迦国の皇太子ゴータマ・シッダールタ王子)と、その妻ヤショーダラー姫の、前世での出会いのエピソードに由来するらしいです。
この二人は前世で出会っていて、その因縁で生まれかわった後に再会して、ゴータマ夫妻になったと言われています。
ちなみに、ゴータマ夫妻にはラーフラという息子さんがいます。お釈迦さまは息子ラーフラ誕生後に出家して皇太子の地位を捨てました。で、息子のラーフラ尊者も、後に出家してお釈迦さま(父親)の弟子になりました。
さて、仏前結婚式では、ご本尊と両家の先祖の位牌の前で、導師様(和尚様)の導きのもと、結婚の誓いを立てます。
指輪ではなく数珠を交換します。(指輪の交換もしてもかまいませんが。)
細かいことは、宗派によってもお導師さんによっても違うでしょう。
また、おめでたい式なので、現代風に柔軟にアレンジしてもよいのではないかと思います。
お坊さんの場合は僧侶用の着物に袈裟を着るのがほとんどだと思いますが、
仏前式は、洋装やウェディングドレスでやってもよいと思います。
お坊さんじゃなくても、是非、皆さまに仏前結婚式をやっていただきたいと思います。
ゴータマ夫妻のように、遠い昔の前世で出会っていたから今生で夫婦になれたんだ、なんて思ってみるのも素敵ですね。
私達の精神は、無数の過去世の生まれ変わりの結果、今があります。
私達の肉体は、悠久の昔からのご先祖様の営みの結果、今があります。
仏前結婚式、さまざまな因縁で夫婦になれたことを感じる機会にもなるかも。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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仏前結婚式

 仏前結婚式にて行います。

http://www.sizusosei.com/ceremony/kekkonshiki.html

 お坊さんばかりでなく、一般の方も仏前結婚式はできます。

 お寺はお葬式というイメージがありますが、このようにお寺で結婚式を行うこともあるんですよ。

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・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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仏前式でした

阿弥陀如来と、仏法僧の三宝と、両家のご先祖様に対して、心身を正しく、互いに慈しみ合い、互いに助け合うことを誓います。

懐かしいですね。

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

お坊様方、お答えいただきありがとうございました。仏前式というものを初めて知りました。私は神前式で挙げたのですが、仏前式をもっと前に知ってたらそちらで挙げたかったな…とおもいました。

「お坊さんと出会い、恋愛、結婚」問答一覧

床に落としてしまって落ち込んでおります。

以前ご質問させていただいた後日、お寺に行き、愛染明王様のご真言や梵字が書かれた金色のカードと愛染明王様が描かれた金の護符(守護札?)の計2枚が入っているものを購入し、愛染明王様にお会いしてお参りさせていただきました。 その後、毎日それらを携帯ケースに入れて持ち歩き、最近では、お家で朝や寝る前にそれらを両手で持ちながら感謝申し上げたり悩みを聞いていただいたりご真言を唱えたりしております。 そのようななか、本日、外出時に焦っていた際に携帯ケースからそのカードと護符がするりと抜けて床に落ちてしまいました。 愛染明王様をお慕いしている者として、落としてしまったことがショックです。 落としてしまった護符とご真言や梵字のカードには、もう愛染明王様やそのお力やお心は宿らなくなってしまったのではないか、愛染明王様に失礼なことをしてしまったので、もうご加護をいただけないんじゃないか、というエゴな悩みで情けないのですが、その悩みに対する答えをどうか教えていただけないでしょうか。 また、私はそのお寺で塗香も購入しており、床に落としてしまったそれらを塗香で清めることは有効か、また他にも良い方法はあるのかということについても教えていただけないでしょうか。 愛染明王様がいつも見守っていてくださっているということが心強く、充実した日々を過ごしていた最中でしたので、少しショックです。 護符やご真言や梵字をもっと大事にしたいという戒めにもなりましたが。 このような質問で恐縮ですが、ご回答宜しくお願い申し上げます。

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何が正しいのかわからない。

私は地方の檀家寺に生まれました。 幼い頃から父にお坊さんになること以外の道を許されず、反論すると暴力や大切なものを壊されたりしてきました。 逆らうことができ学生時代は本山に寄宿しながらの修行生活をしました。 しかし、修行を終え娑婆に帰ってから、自分でやりたいことを選べなかった後悔と青春時代を失った後悔に襲われました。 それと同時に本山から帰ってからは周り(寺族、檀家様、周りの寺院)からの期待が大きくなっていました。 住職が私のいない間に周りのお寺や檀家様に「息子は望んで家を継ぐために本山に修行に行ってる」と意気揚々と話していたそうです。 それだけではなく住職は結婚したら将来同居がすぐできるように二世帯住宅を完成させていました。 結婚しても、食卓でも仕事の話やすぐに機嫌を損ねると癇癪を起こし暴力を振るってきた父と一緒に生活することは相手のことを考えると私はできませんが、、、。 そんな日々が数年続く中で住職から荒行に行くようにいわれました。 私は生まれつき身体も弱いですし、正直行きたくありません。 本山での修行中は家を継ぐ決心や僧侶になる発心がない状態でした。 しかし、逃げずにいたのは本山よりも癇癪を起こす住職の方が怖かったからです。 今は祈祷寺でもないのにこれ以上、修行をしたくないという思いがあります。 そのことを父に話すと癇癪を起こし泣きはじめます。 もちろん、修行道場は自分自身の信仰あって成立することです。望んでもいけない人が大勢います。 縁あって寺に生まれたからといって私のような中途半端な人間が僧侶を志してはいけないと思っています。 本山から帰ってきてからは上記で書いたことや、父の癇癪や、親の言う通りに生きない罪悪感(荒行に行かない)で押し潰されそうになり鬱病になりました。 今は療養施設に入っています。 最後にですが私は決して僧侶という仕事は嫌ではありません。大切な生き方だと思っています。 ①僧侶の皆様は自分の将来をどのように決めてきたか。 ②本山で修行し、周りや親の期待されているが荒行に入らずに今後もその期待に応えれない罪悪感をどうしたらいいのか。 ③私のような人間が僧侶を続けて良いのか。 応えられる範囲でご教示ください。 よろしくお願いします。

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彼氏にどう接したらいいか

最近彼氏にどう接したらいいのかわかりません。 彼氏はお坊さんの修行中で、遠距離2年目です。二、三ヶ月に一回くらい私から会いに行く関係が続き、婚約的なことまでしました。 先月の私の誕生日に会いに行く予定で、クリスマスと1日しか違わないので誕生日のお祝いも楽しみにしていました。 しかし、1日前に電話が来て、彼の祖父が危篤だと連絡があり、会うのを取りやめました。私の誕生日当日も、彼から電話があって慰めて欲しい的な内容でした。 とても自分勝手で最低ですが、わたしはこのことがあってから彼氏が少し好きではなくなりました。 会ってくれなかったことがショックなのではもちろんなくて、本当に気持ちの整理がつかないので理由がはっきりわかるわけではないんですが、、、、 その後もお正月は法事やらお寺のイベントやらで、何の連絡もなく、寂しいのに連絡も声も聴かせてくれない彼氏ならいらないとおもうようになってしまいました。 久しぶりに電話しても、仏教のことばかりでなんだか思想を聞かされているような気がして、彼氏と喋っている気がしません。 遠距離が始まる前に、いまは我慢して欲しい、そうしたら絶対幸せにすると言われたので今まで我慢しましたが、果たして住職になった暁に私のこの寂しさを埋めてくれるのか不安になってきました。 私がまだ未熟だから、未来の幸せより今の幸せを優先してしまうのは自覚していますが、私の時間も有限です。 婚約までしていますが、どう気持ちの整理をつけたらいいかわかりません。 まだ少し好きなので、なんとか前に戻りたいです。どうしたらいいのでしょうか。 長々とすみません。

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お寺の息子さんとの恋愛

先日出会った方が島のお寺の息子さんでした。その日から毎日連絡を取り合い食事にも何度か行きなかなかいい雰囲気で、今後進展がありそうです。 しかし、母にいい感じの人がいると話をすると島のお寺の息子という理由で「恋愛はして欲しいが、結婚はして欲しくないから応援はできない。私は関わらないから好きにやってくれ」と言われました。 反対される理由としては、 ・寺に嫁げる品格ではない(私が男っぽくガサツな性格なため) ・家柄(結婚時のお金のことなどを考えているみたい) ・島(相談ができるような相手がいない、実家からも遠い) ↑のようで、話した次の日から明らかに態度が冷たく突き放されていると感じます。 私としては数年彼氏がいないので、上手く行けばいいなと思っています。しかし先を見据えた時に母がこのような考えをすることも理解できます。 正直、将来の事は交際を始めないと考えることができません。交際をする中で相手のご両親に会う機会や、島に行く機会があるはずですからそこで先を見据えて考えることが出来るのではと思っています。 このまま交際に発展すべきか、それとも母の意見を聞いて諦めるべきか悩み苦しんでいます。

有り難し有り難し 16
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ