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婚約者の母の死 どう受け止めたら

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以前にも相談させて頂いたのですが、彼も私も結局関係修復できず婚約者の母が他界しました。

彼が別件で弟に連絡を取り、大切な話があから、父親に変わると切り出され、今朝方亡くなった、葬儀は家族葬だから〇〇(私)は遠慮して欲しい、との事で、私は彼と同棲はしてますが籍はまだですので寂しい気持ちはありますが仕方ないと思っていました。翌日、彼は葬儀場に安置された母と会えたそうですが、実家に行った時に家に上げてもらえなかったそうです。その後、〇〇子の遺言(彼の母の名前)とのタイトルで彼のケータイにメールが来ました。
内容は、
告別式は一人出来なさい。その後実家周辺に近づくな、線香も法事も参列しなくてよい、以上

との事でした。送信したのは彼の父親でした。彼が父親と話した内容では、彼の母が入院になった時に海外旅行から帰ってこなかった事が許せなかったそうです。その事は本当に間違った判断をして後悔していますが、もぅ取り返しがつかないような気がしてどうしたらいいのかわかりません。帰らなかった件は以前に、謝罪しその場では「帰ってこなかった理由がわかったから、安心した」と彼の母が言っていたので、良かったと思っていたので、本当の所を聞いてびっくりしています。謝罪するにも本人は亡くなってしまってどうしたらいいのかわかりません。私と彼はどうしていったらいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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父親の怒りが大きいだけに、意固地にならず修復に努めよう

 彼のお母さまがお亡くなりになられ、悲しいことと思います。そして、彼とともこさんへの仕打ちも悲しいですね。
 どもこさんは何度か彼のお母さまをお見舞いし謝罪し、お母さまの意見を拝聴し、修復に努めたと思います。きっと彼のお母さまには、ともこさんの誠意は伝わったと思います。但し、お母さま以外の彼の家族にはとも子さんの誠意は伝わっていなかった。彼の家族全員との修復にまでは至っていなかった、と言うしかないのが現状です。

 彼はフィリピンからの旅行後の修復を図るべき時に、結果的に喧嘩別れを繰り返してしまいました。彼なりの言い分はあるでしょうが、さすがにこれはまずいですね。お母さまはともこさんの誠意を受け留めてくれても、お父様や兄弟とは全く修復できていない状態です。特にお父様の怒りは収まらず、「喧嘩別れ」の場でのとも子さんの対応を好意的には見てくれなかった。その結果が「〇〇子の遺言(彼の母の名前)」というメールだったのでしょう。

 一連の質問を読めば、「遺言」でそこまでしなくても、私は感じます。しかし、謝罪の言葉を言うべき時に、説明の話し合いをすべき時に、怒鳴ってその場を去ってしまう彼の行動はお世辞にも褒められるものではありません。

 まず、とも子さんと彼との話し合いです。結婚をするのか、しないのか。結婚するなら、家族親族に祝福してもらい、家族親族と仲良くしていくのか、断絶していくのか。よく話し合いましょう。「祝福してもらう」結婚を願い、周囲とも「仲良くしていく」生活を目指すのか、話し合いましょう。彼はちょっとでも気に入らないことがあると、とも子さんに怒鳴り散らし、家族にも怒鳴り散らしてますね。
 彼が自分の幸せを願い、とも子さんの幸せを願うなら、まず自分の「怒鳴る癖」を本気で直すことです。怒鳴ってきたことを家族にも謝罪することです。とも子さんはお母さまに「自分のフォローが足りなかった」ことを詫びましたが、父親や兄弟に詫びましょう。

 彼はちっぽけなプライドが邪魔して謝罪できないかもしれません。その時は、彼との御縁はもう終わりにする覚悟も必要かもしれません。とも子さんも、それぐらいの覚悟を持って彼と話し合いましょう。亀裂の修復はたいへんだと思いますが、「祝福」「良縁」を得るためにはきちんと謝罪するところから始め、修復しましょう。幸せな結婚となりますことを祈っております。

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有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

早速のお返事ありがとうございます。私だけでどうしていいのかわからないし、告別式までに方向を定めないとと思っていたの

すいません、途中で送信してしまいました。

早々のお返事大変嬉しく感じました。

私も彼に怒鳴られる恐怖心から本当の思う所を話してなかったと思います。謝罪するなら、相手の怒りを甘んじて受ける覚悟で謝罪しなければいけないと思います。彼の家族の対応はきっと彼が今までしてきた事に対しての反応だろうと思いますが、それを彼に伝えたら私が怒鳴られると思っているので言わずに彼の意見を黙って聞いていました。時間をかけて告別式までに私が思う意見を伝えてみようと思います。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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