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子供が苦手

回答数回答 4
有り難し有り難し 31

私は元々子供が苦手でした。

不思議と妊娠した時、
自分のお腹に赤ちゃんがいるんだと
会うのが楽しみで仕方がなく、お腹の中で動くのを感じるととても幸せな気持ちになりました。

自分の子供は可愛いってこの事なのか!と思いました。

可愛くて愛しいと思っているのに…

本気でおもちゃなどで叩いてきたり、
話しかけても無視したり、
何度説得してもおもちゃが欲しいと泣き叫ぶので買うと、数分もしないうちに
「いらない!」と捨てたり

父親の分まで頑張らなきゃと
大事に育ててきたつもりが、そんな事をされると顔も見たくない位嫌いになってしまいます…

子育てにも自信をなくしかけています。。

私の育て方は間違っていたんだと
子供に殴られた痛みと共に涙が出てしまいます。

どんどん自分の子供を嫌いになっていってしまうんぢゃないかと不安です…


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大らかになりたいですね

拝受

一番大変な時期です
子育てで多くの人が苦しむ問題です。
小3小4の子を持つ私もまさしくその一人
介護もやってきましたが、やはり苦しむ原因は相手に求める事から始まってしまいます。

そして間違った子育てや介護とは一方的に求め続ける事ともいえます。

ここからわかるのは育児も介護も一方的に与える奉仕ということ

しかし実際には一方的に与え続けるという事はこの世でありえません。

育児や介護で得られる寛容な心は幸せに生きる為に必要不可欠、そしてそんな内面的豊かさを私達親は教えて貰っているんですよ

子育てに生きる自信があるって思ったら何か間違えている証拠ともいえます、自信が無くて当たり前なんですよ^ ^

ワガママには目線を落として「そうだね〜」と同調してあげるだけで良いのです。買ってあげなくても良いんです。

そうです
力を抜いて
目線を落としてあげる
この手間を惜しまない事

これが育児の奥義です

合掌

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有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
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保健師さんに相談を。子供の行動は自然現象。

自分独りで悩んでいても、新しいアイデアはなかなか生まれません。
子育てについて悩んだときは、役所の保健師さんなどに相談してください。
役所の保健師さん達は、毎年何百人という母親達と子ども達を見守ってくれているプロ集団です。
発展途上国では、水を沸騰させた方が下痢になりにくい、ということを知らないがために命を危険にさらしている人々がいます。
保健師さんのような人が、そんな単純な知恵を教えるだけで、助かる人々がいるのです。
子育てについても、そのように、ちょっとした知恵を知るだけで大違いな部分があるかもしれません。
保健師さん達は、あなたと同じような悩みをもったお母さん達を何人も見てきているはずです。
きっと、相談にのってくれます。
話を聞いてもらうだけでも気が晴れる場合もありますし。

ところで、お子さんを嫌いになりそうなときは、お子さんに対して「○○して欲しい」と期待をしていて、それが裏切られたときかもしれません。
わが子でも他人です。自分の思いどおり動いてくれなくて当たり前なのです。
自然現象を相手にするような気持ちで接してはどうでしょうか。
同じレベルの大人のように思ってしまうと、話が通じないだけでイライラします。
子供が嫌いという人の多くは、子供に大人並みの知性を求めてしまっている気がします。
子供は、雨や風や野生動物のような、自然現象みたいなものです。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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子どもをゆっくりと見守りましょう

 はるさん、はじめまして文書を拝見させて頂きましたが、お母さんが嫌いになると子どもは本当にどうして良いかわからなくなり不安になると思いますよ。自分も子どもを育てていて本当に気持ちに苛立ち等があれば子どもは感じていますよ。子どもが小さい頃は叩いたりしますが、「駄目よ」と伝えるともうしなくなると思います。子どもが話さないので、どうして良いかわかりませんが、子どもが話す様になるとお母さんと仲良くなれると思います。せっかく生まれてきた子どもを大切にして立派に育って欲しいという思いが大切だと思います。合掌

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有り難し
おきもち

山寺の住職です。他の仕事と兼務してます。
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質問者からのお礼

たくさんのお返事ありがとうございます。

子供を嫌いに…なんてこと、誰にも相談できなくて心の中で溜まりに溜まってしまい少しピリピリしていたのかもしれません。

どのお返事のお言葉も心に染み、冷えていた心を暖めてもらったかの様に優しい気持ちになれました。

もっと肩の力を抜いて、大好きな子供と一緒に成長していこうと思います!

本当にありがとうございました。

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