四十九日法要
本来は四十九日法要は四十九日前に行うことだと思いますが、過ぎて行うということはあり得ないことですよね?
祖母の四十九日法要を、四十九日を過ぎた日にちで連絡が来ました。
叔父がきめたようですが、本来はダメなんじゃないかと悶々としております。
四十九日を過ぎて行う場合の注意点と何か他にやらなくてはいけないこととかありましたら教えて下さい。
宗派は、浄土真宗です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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本来はその日にするものです
ご質問拝見いたしました。
満中陰(四十九日)法要についてでございますが、本来は故人がお亡くなりになられて四十九日目にする法要ですので「四十九日」法要といいます。
本来は四十九日より前にするものでも後にするものでもありません。(←コレ大事です)
四十九日の法要を四十九日目に行わないのであれば、その日より早かろうが遅かろうが大差ありません。
そもそも、亡き人が法要のメインであるはずなのに、生きてる人間の勝手な都合でその日を動かそうとしているのですから。
ただし、願人様のご依頼により、(土曜日がいいとか日曜日がいいとか祝日がいいとか)日にちを変更して行うことがありますが、その場合は基本的にはお寺の他の法要や法事などを鑑みてお伺いできる日をお伝えすることが多いです。
私たち多くの僧侶も、その日(四十九日)より前がいいんだろうなぁとは思っていますが、どうしてもその日の前の土日などが事前に埋まっている場合があります。その時はやむを得ず翌週の日曜日などをお伝えさせていただきます。
土日に偏ったお話になってしまいましたが、時節や曜日によっては行事等が入っている場合もありますので、その辺は事情を汲んでいただけるとありがたいなぁと思います。
今後、1周忌や3回忌のご法事を務められることもあろうかと思いますが、1周忌、3回忌等の年回忌法要も原則は故人の命日に行うことが本来です。
質問者からのお礼
ありがとうございました。