コミュ障
僕はかなり話し下手です。面白いことも言えないし、自分でも嫌になります。一応受け答えとか普通に会話はできるのですが自分が話すとなると必ずと行っていいほどシラけてしまいます。なにがいけないのか自分ではよくわかりません。でも辛いです。こんなことから友達もあまりいません。彼女なんてできたことありません。親しくもなかなかなれません。このままではいけないと思ってます。どうしたら少しでも改善するでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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先ずは聞き上手から
今晩は。問いを拝見した限りでは、貴方のことをコミュニケーション障害とはおもいません。しかし確かに辛さや困難を感じているのでしょう。だからまず、コミュニケーションのうち、「聞き手であること」を磨いてはいかがですか。
我々が学ぶというのは、誰かを真似ることから始まります。ということは、先ずは聞き手として、「相手が気持ちよく喋ってくれる」良い聞き手になるのがいいのです。今は「うまくしゃべる、喋って楽しませる」ことを志向している人が多いですから、聞き手の需要はあると思いますよ。
先ずは相手が何を言っているのか、そのままを受け取る練習。相手が話していることを丸ごと理解しようと神経を集中して聞きます。そうして、話を促す質問をたくさん用意します。「それでどうしたの?」「どう感じたの」などです。言いたいことをよく受け取ってくれていると感じると、人は嬉しいもの。先ずはそこを目指しましょう。
その中で恐らく、「話の面白さは、内容よりも話し方」ということに気づくでしょう。相手との距離感や、相手の予備知識によって話すこと・話し方をコントロール。コミュニケーションの上級者へ参ります。
ですから、貴方が話してシラケやすいというのは、内容よりも話し方かも知れません。スピードや選ぶ言葉、何段階もスキップしたり前の話に繋がらない事をいきなり出したりすると、驚かれます。
という事で色々学ぶことはあります。そう、コツは勉強できます。学校では習わないでしょうけれど、先ずは「聞き上手」から。コミュニケーションが楽しめるようになると良いですね。
自分にレッテルを貼るな
世の中のつまらない価値観を自分に当てはめて、喜んだり悲しんだり。
そんな毎日では楽しくないでしょ。
お釈迦様のことば
「常に戒めを守り、智慧深く、心を正しく集中し、自己を内省し、気をつけて暮らす者こそが、渡りがたい激流を渡るのである」
生きていれば、しんどいこともあるさ、嫌な思いをすることもある、でも、ゆあさんにはもっと自分に自信を持って生きてほしいのです。
あなたが思っているよりも、この世界は遙かに広いし、遙かに懐の深いものなのだ。
だから、あなたはそのままで生きてていいんです。
ただひとつ、自分自身をよく見つめ、よく心を調え、正しく生きる努力を忘れないでね。