子宮ガンを患いました
昨年、1月に第一子を出産。毎日楽しく子育てをしておりましたが、子どもが五ヶ月の頃、突然子宮ガンの告知を受けました。
かわいい我が子が一歳になったら、次の子を…と主人と話してた中での告知。
なんとか子宮を残せないか、色々な検査を受け、セカンドオピニオンも受けましたが、やはり摘出以外道はありませんでした。
当時は、毎日のように泣き、身も心もボロボロになりました。
手術を終え、抗がん剤治療も終えた今、こうして生きている事、子どもに生かされた事にとても感謝しています。
しかし、身体は元気になっても、心はまだまだ整理ができていません。
時折、現実を受け入れられないような感覚に襲われます。
そんな中、親友の第二子妊娠の報告を受けました。
私が健康な身体だったら、両手をあげておめでとう‼︎と喜ぶべきなのに…今の私は涙が出て来てしまうのです。
なんで、どうして、悲しい、虚しい、情けない…
そんな感情ばかりが出て来てしまうのです。
病気は、どうして私のところに来たのでしょう。
どうして私が、子宮を失くす、という辛い経験をしなければならなかったのでしょう。
どうして、どうして、私だったのでしょう。
もちろん、世の中には、子どもが欲しくても1人も授かれず辛い思いをしている方がいることも、もっと重い病気で苦しんでいる方がいることも分かっています。
子どもを1人でも授かれて、こうして毎日生活できていることが幸せな事なのも分かっています。
でも、心の底からもう1人授かりたかった。
健康な身体で、子育てを楽しみたかった。
友だちには、その場でおめでとうと伝えましたが、その後すぐに声を出して泣いてしまい、それから全く連絡できていません。
私の病気を知っていて、それでも妊娠の報告をしてきてくれた友だちの気持ちは、とても複雑だったと思います。
本当なら幸せな報告なのに、どんな気持ちで連絡してきてくれたのか…
それを考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
こんな私は、これからどんな気持ちで生きていけば良いのでしょうか。
今、元気にすくすく育ってくれている我が子に恥じない親になりたいです。
我が子が悲しむことのないよう、心も身体も元気になりたいです。
こんな私に何かお言葉をいただければ、と思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
厳しいようですが目をさまして。
がんもさん。私も子宮を摘出手術をしております。
お辛い気持ちであると思います。
誰にも自分の気持は解らないと思っておられると思います。
でもね、お子さんが一人いらっしゃるとの事、良かったではないですか!
世の中には凄く子供を望んでも授からず、一人もお子さんがいない夫婦も多くおられます。
また、多くの子供がいても、事故や病気で一瞬にして幼い命が兄弟揃って奪われる事もあります。
子供は親の持ち物ではありません。
親の分身でもありません。
仏から授かる独立した1つの命です。
親の計画に沿って生まれるものでは決してありません。
また、親の思い通りに育つものでもありません。
今、貴女の手の中にある幸せをもう一度見直して下さい。
そして、その幸せを逃がさないように、しっかりと抱きしめて下さいね。
そして、ご自分の身体を大事になさって下さいね!!!
子宮が無くたって元気に暮らせますよ。
追記:私も幸いにして子供が一人おります。仏に感謝しております。
本当に厳しい事を申してごめんなさい!m(_ _)m
お子さんには、最高のママでいましょう!
ガンモ様
文面から苦しみが痛いほど伝わってきます。まだ術後1年程なので気持ちの整理が出来ないのも当然でしょう。
でも、お子様にはその辛い表情は見せないで下さいネ。子供は敏感です。ママが苦しんでいるのは自分のせい?との思いを持つかもしれません。
ガンモ様は、その苦しみを旦那さんやあなたの実の両親に、打ち明け相談していますか?
このサイトも含め、辛く悲しい思いを吐露する事も大切です。
同じ気持ちを持つ方と意見を交わすのも良いかも知れません。
例えばタレントの原千晶さんが運営する「よつばの会」
子宮がんをはじめ、様々な女性特有のがんを患った人が集まってお話をする会です。こんな所を覗いて、同じ気持ちを共有して下さい。
僧侶としてのアドバイスにはなっていないかも知れませんが、せっかくご縁があってお子様もいらっしゃるのですから、最高のママになって下さい!
原千晶「よつばの会」
http://www.yotsuba-kai.com/