前に進みたいです。
以前付き合っていた彼氏が自から命を絶ちました。
付き合いは浅かったのですが、本当に良い思い出ばかりで私は幸せでした。
未だに思い出せば涙が出てしまいます。
彼には誰にも相談出来ない悩みがあり、死を選びました。
私に最後に来たメールが、「ごめんね。」の一言でした。
もっと早く彼の悩みに気付いていたら、もっと彼を理解していたらこんな事にならなかったのではないかと後悔があります。
私の母は私が次の恋愛が出来ないのではないかと、心配しています。
彼を忘れたい訳ではありません。大切な思い出です。
彼との恋愛を本当に良い思い出として、次に進めるようにしたいです。
ただ、彼以上の男性なんて居ないと思ってしまいます。
どうすればいぃでしょうか。
長々とすいません。
回答お待ちしてます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたは前に進んでいます
忘れる必要もないと思いますよ。
かといって今が見えなくなるほど頭を使い過去を想っていても前には進めません。今目の前の事をしているときには、彼の事は考えてないでしょう。
そういう時間を沢山持てるようになれば、自然と前に進めますよ。現実はこうしている間にも、1秒1秒前に進んでいます。過去を想っていても過去には戻りません。
地面からどんどん足が離れてしまうのですよ。
ご飯がおいしいなあ。
TVが面白い。いい本に出会えた。
大笑いした。そんな瞬間の積み重ねに気を向けていってください。
彼が残してくれた学び
ゆいさん、はじめまして。
徳島県の法話と天井絵の寺 觀音寺 中村太釈です。
ゆいさんが付き合っていた彼が誰にも相談できない悩みを抱えて自ら命を絶ってしまったのですね。心中お察しします。
ゆいさんが後悔しているのは、もっと早く彼の悩みに気が付いていたら、もっと彼を理解していたらということでしたね。死を選ぶほどの悩みを彼から聞かされたとしても、ゆいさんにはどうしようもなかったかもしれません。それが分かっていたからこそ、彼はゆいさんに相談しなかったのでしょう。
ゆいさんが彼にできなかったことを探すより、彼にしてあげることができたことを探してあげてください。ゆいさんが彼とデートをして楽しい時間を過ごすことができたなら、彼にとってつかの間の心の癒しになったはずです。他にも、ゆいさんが心当たりがあるのではないでしょうか。
できなかったことよりも、してあげることができたことを探してください。それが彼にとって供養となります。そして、ゆいさんが彼のことを思い出として心の中にしまうことができる手段となります。
ゆいさんに幸せが訪れますように。
「縁」について
ゆい様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
以前にお付き合いされておられました彼氏様が自死なされてしまわれましたとのこと・・誠につらく悲しいことでございます。心からお悔やみ申し上げます。
どうか彼氏様との思い出は、いつまでも大切にしてあげておいてほしいと存じます。しかし、ゆい様はゆい様の人生をしっかりと前を向いて歩いていってほしいと存じております。
その彼氏様のことに縛られたままでは、それが足かせとなり、これからうまくいかないことが出てきてしまうことにならないかが心配となります。
私たちの世界では、ままならないことが多々ございます。どしょうもないことは、本当にどうしょうにもできません・・彼氏様の自死も恐らくはそのようなものであったのかもしれません。何かSOSや相談があれば、もちろん対処できたこともあったのかもしれませんが、それが無かった以上は、ゆい様が対処することはきっと難しかったのではないかと存じます。
そして、このことは「縁」の大切さということを示唆するものでもあって、何事も「縁」が無ければどうにもならないことがあるということでもございます。
今回の場合では、何か気づきへのきっかけとなる「縁」が少しでもあれば、もしかすると・・ということでございます。しかし、その「縁」が無かったのでは、それはもはや仕方がないことであったのだとお考え下さいませ。
とにかく、何事もそうですが、因と縁(原因と条件)があり、結果としてのモノ・コトが進んで参ります。
これからゆう様が前に進むためにも、その因縁がもちろん必要となります。次の恋愛へ向けても、幸せへ向けても、そのはじめの一歩を踏み出して、そして歩みを進めていく努力が大切となって参ります。善き結果へと向けて、善き因縁を意識して調えることです。少しずつでも構いませんので、勇気を出して歩みを前へと進めてみて下さいませ。
ゆい様のお幸せを心から祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
お二人の回答を読み、なんだかスッキリしました。
過去には戻れないしもうどうする事もできません。
確かに気付かないうちに、前に進んでいるんですね。
彼との恋愛で学んだ事を次にいかせるように。
泣いてばかりいても、彼に心配させてしまうかもしれないですね。
いつか良い思い出として、心にしまえる日が来るように楽しい時間を増やして行きます。
本当にご回答ありがとうございました。