上から目線の言葉遣い。
電話交換の仕事を始めました。
始めて2ヶ月になりますが、ある先輩からことある事に「言葉遣いが上から目線」と注意されます。
例としては・・・
①どの部署に繋いで良いか分からない案件で、相談を持ちかけた部署の方に「(対応を)お願い出来ないでしょうか?」と言った言葉。
②電話の相手に、確認として「○○で宜しいですか?」と言った言葉。
③電話を掛けてきた小学生低学年くらいの子供さんに、ゆっくりとした崩した丁寧語で応対した時。
私自身、交換は初めてですが、電話応対の仕事を10年以上やっており、その間に研修やら検定やら受けてそれなりに勉強してきました。
言葉遣いを褒められることがあっても、こんな言われ方をした事がなく、かなり戸惑っています。
上に挙げた例の応対は、そんなに不愉快な応対でしょうか・・・。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
善人の家は暗い、悪人の家は明るい
私の所属する浄土真宗業界で有名なたとえ話があります。
ある家に来客があり、奥さんはお客様に玄関でお茶を出しました。
お客様は帰ったのに、忘れて湯飲みを玄関に置きっぱなしにしていたところに、ご主人が帰宅しました。ご主人はその湯飲みに足がつまづいて割ってしまい、こう言いました。
「誰だこんな所に湯飲みを置いたのは」
それにたいし奥さんは
「気をつけて上がらないあんたが悪い」
さらにお婆さんがでてきて一言
「大事にしていた湯飲みだったのに全くもう」
これが善人の家。たいして悪人の家ならば
ご主人「ごめん、注意不足だった」
奥さん「すぐに片づけなかった私が悪いんです」
お婆さん「けがはなかったかい?あの湯飲みも古くなっていたし買い替え時や」
さて、どうでしょう。
善人の家ではみな私が善(正しい)とし、非を認めず周りに「責任を転嫁」しています。悪人の家はお互いに自分が悪かったと「責任を共有」しているのです。
たとえ正しい対応でも「私が正しい」という態度からは何かにじみ出るものがあるのかもしれません。
これまでのキャリアから自信もおありでしょうが、「私にも非があったかもしれない」という態度で上司に教えを請うてはいかがでしょうか。上司への対応も仕事の内です。
私自身はあげていただいた例に不快感は感じません。また何よりも、お客様がそう思うのが大事なことも事実です。しかし、同じ場ではたらく方々がどう思うかももう一つ大切なこと。
あなたには非がないのに、上司が個人的にあなたを気に入らないからそう言うのだとしても、その上司とも上手くやっていかなければいけません。
あなたが正しいとか、上司が間違っているとか、そういうことではなく、明るい円満な職場のためにも「悪人の視点」をもってご対応なさってみてはいかがでしょうか?
声の高さやイントネーション、録音して試してみては
声の高さやイントネーションによって、聞こえかたが変わります。
失礼ながら、女性は年齢とともに声が低くなる傾向があります。
声が低いと、ツッケンドンな突き放すような言い方に聞こえる場合はないでしょうか?
たとえば、「○○していただけますか?」という言葉を、低い声単調なしゃべり方と、高い声でやわらかい感じと、二通りで言ってみて、ケータイのボイスレコーダーで録音し、聞き比べてみてらどうでしょうか。
また、「○○していただけますか?」の前に「申し訳ありませんが、」など、低姿勢をアピールする言葉を付け加えてみても、感じが変わると思います。
私は時々、自分のお経を読む声をケータイで録音して聞いてみることがあります。
自分で思っているイメージと実際の声では、感じが違うときがあります。
学生時代に人形劇をやっていた頃を思い出し、歌のお兄さんみたいに滑舌よくお経を唱えてみると、なんか軽率な感じがしてイマイチだったりします。
おもしろいですよ。
質問者からのお礼
吉武様。
ご回答ありがとうございます。
以前の職場は確かに悪人の家のようだったので、気持ちよく働けたのを思い出しました。
先方はどうであれ、自分まで善人にならないように気をつけてみます。
とても気持ちがスッキリしました。
ありがとうございます。
願誉浄史さま。
ご回答ありがとうございます。
年齢の割に声が高くアニメ声と言われるので、その当たりが先輩に気に入られないのかも知れません・・・。
今日も一つの応対を取り上げられ「全てが上から目線」と言われてしまいまして。
他の方がやっても怒られないことを、私がやると執拗に怒られてしまうこともあり、自分は八つ当たり要員なんだと思うことにしました。
損な役回りですが、20歳も年下の子が私のような目に遭っては可哀想ですから、致し方ないと思うことにします。ありがとうございました。