文句を言う癖
ここ最近、数年ほど前から特に、不平不満、悪口を口にしてしまいます。
元々、何にでも文句をつける癖はあったのですが、ここ数年、仕事のストレスが溜まるようになってから、特にお酒の席で、文句、誰かの悪口を言ってしまいます。
1人になると、自分の心には闇のように暗いものが残り、言った分だけ自分に跳ね返ってくるかもしれない恐ろしさにゾッとします。
悪口の言葉で、笑いをとり、盛り上がったように感じていたのは自分だけで、一緒にいた人は楽しくなかったのでは?
こんなことをしていては、誰も自分を信じてくれない、いつか痛い目に合う。
いや、もっと酷い目に合うんではないか、そう感じます。
世の中には悪口や愚痴を言わない人がいる中、自分は本当に心が荒んでいると感じます。
愚痴を言わないように自分が気をつけるしかないのですが、
そもそも物事を悪く感じてしまうことをやめたいのです。
ちょっとしたことや、他人の違いを認められない、心の狭い自分を変えたいです。
日ごろから気をつけること、心がけることはなにか、ご意見をお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
周囲がダメ人間ばかりでもスーパーマンなら大丈夫
他人のせいで、自分のやることが上手くいかない場合もありますね。
しかし、あなたがスーパーマンだったら、他人に足を引っ張られたとしても克服して成功させるはずです。
他人に愚痴を謂いたくなるのは、結局、あなた自身の能力がたいしたことないからです。
しかし、人間は皆、自分の能力不足を認めたくはありませんから、他人のせいにしないと落ち着かないのです。
プライドの煩悩があるからです。
毎日「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩だ。煩悩は悩み苦しみの原因だ。」と思い出すようにしてください。
悪口を言いたくなる(言うのが楽しい)のは欲の煩悩です。
他人にムカつくの怒りの煩悩です。
悪口を言わないよう気をつけなければならないのに気を抜いてしまうのは怠けの煩悩です。
自分を他人より素晴らしい存在だと思いたいのはプライドの煩悩です。
まずは、自分の煩悩に気付きましょう。
まず見方考え方そして生き方を見直して
拝読させて頂きました。あなたの毎日の生活の中で不平不満やたくさんのストレスが蓄積されていらっしゃる様に感じました。生きているとたくさん嫌なことやつらい思いもありますよね。
あなたのお気持ちをお察し申し上げます。
あなたのおっしゃるとおり悪口や不平不満は悪業です。必ず自分にかえって参ります。
そしてあなた自身を不平不満の底へと導いていき、あなたを不幸に致しますよね
ですからあなたの不満やストレスは解消なさることが必要ですね。
あなたが不満に思うことをおやめになるか、軽減すること、あるいは別の見方をすることも必要ですね。
いかがでしょうか、今すぐに切り替えることはなかなか難しいでしょうが少しずつでも切り替えるてください。またお気持ちだけでも先行して切り替えてくださいね。
あなた自身の人生や生活ですからどうか大切になさってください。そしてあなたの周りの方々の人生や生活でもありますからどうかそちらも大切になさってください。見方考え方ものごとの進め方でもだいぶ変わって参ります。
結果が同じようでも見方を変えるだけでもだいぶ好転したり周りの方々と良好に保つこともできると思います。
それにはあなた自身の見方考え方そして生き方を見直しながらこれからの未来を明るく見直して頂きたいと思います。
あなたのこれからの未来が心健やかに心身ともに満たされて周りの方々とともに豊かな毎日であります様にと心からお祈り申し上げます。
仏教の実践科目、『八正道』を学び実践しましょう。
jusdoitさん、こんにちは。
悪口をいってしまう、自分を変えて生きたいのですね。
素晴らしいです。悪口は百害合って一利もありません。心のクセはなかなか直すことは難しいですが、カルチャー教室と同じです。繰り替えし繰り返し、実践することによって、徐々に悪口はいわなくなるのです。
お釈迦さまは人間の実践方法として『八正道』という、実践すべき八つの正しい修行という教えを説かれました。その中に「正語」といって、正しい話し方として、愚癡はいわない、悪口はいわない、嘘はいわない、オベンチャラはいわない、努力をせよと、四つのポイントをくださいました。たとえ、こちらが正しくとも悪口はいわないという、誓いが必要です。
でも、ただ我慢するだけだと、ストレスが貯まる。だからストレス発散できる場所を作っておきましょう。一番いいのはカラオケかもしれません。嫌なことがあり相手に悪口をいいたいのであれば、カラオケボックスで「○○のバカー!」と吼えまくりましょう(笑)。すると気持ちもスーッとするものです。
そうしながら、正語の実践をしていくと、自然に悪口をいうクセも直ると思います。
がんばって!合掌
「大切に扱って欲しかった」という気持ちが悪口を生む
Jusdoit様
こんにちは。拝見させていただきました。
「他人の悪口は蜜の味」なんて言葉もありますが、あなたが仰るとおり悪口は確実に自分自身への信頼を落とします。ただ単純に「それはいけません」という事ではなく悪口は内に押し殺した気持ちの噴出ではないかなと私は思いました。文面からの推察ですので見当違いな話になるかもしれませんがその場合は聞き流していただけたらと思います。
悪口を言ってしまうというのはなぜか。それは自分が「大切に扱われなかった」という思いがあるからだと思います。例えばですが、成長の過程で家族の中で自分が認めてもらえなかったなどがあり、Jusdoitさんの心の底に例えば悲しみ、例えば憎しみ(わかってよ!という気持ち)があり、そこから他人への悪口となってでてきているのかなと感じました。
悪口を急に我慢すると今度は自分自身へと跳ね返り自己嫌悪が増します。悪口はある意味でJusdoitさんの心を守っているとも言えます。ですから悪口はメモ帳を持ち歩いて口にださず書きましょう。寝る前にその日の悪口を書き連ねても良いです。ともかくはき出すことも大事です。
もうひとつは感謝の実践です。身の回りの当たり前の事に最初は「形だけ」で良いのでありがとうございますと声に出す。特別な事ではなく当たり前の事が良いです。気持ちがあればそれは良いですし、なくてもそのうちだんだんと起こってきます。
自分自身の中にある気持ちを見つめてみることが大事なのかなと思いました。Jusdoit さんは一生懸命ここまでやってきました。頑張ってきました。努力もしてきました。それはとても立派なことだと思います。そんな自分を認めてあげてくださいね。
仏教は自分自身の心を見つめてみる教えです。ちょっと立ち止まってみて「愛情が欲しかったのかな」と問いかけてみていただけたらと思います。そして「どんな言葉をかけてもらえたら心が安心するか」を考えてみていただけると何を求めているのかが見えてくると思います。応援しております。合掌