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母に期待しないようにするには どうしたらいいですか?

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有り難し有り難し 24

前回も質問させて頂いた障害者の姉を持つきょうだいです。母との喧嘩が絶えません。理解しようとして欲しい、と思う気持ちを、どうしたら手放せますか?

母は姉が最優先で、自分の趣味が同じくらい優先され、昔から私のことを後回しにしたまま忘れてしまったり、こちらが黙っているとなかったことにされたりします。たまにしかない二人での外出の約束だったり、家の中の事務的なことだったり内容は様々ですが、いい加減諦めればいいのに、何度も馬鹿みたいに傷付いてしまいます。

姉に関してソーシャルワーカーさんとの話し合いがあるのですが、今後を考えて準備することも、姉にひとりで買い物をさせることも、外出させることも、私とものすごい喧嘩をしない限り、発展しませんでした。母は自分を曲げない人です。問題の原因を探ったり、現状を変えるために何かしようとしたりしない人です。今を維持するので精一杯なのかもしれませんが、姉が少しはひとりで動けるようにしておかないと、母の入院の時などに私への負担が大きすぎます。

今まで万事その流れで、憔悴しきってしまいました。言葉で説明しても、精神的に追い詰められ泣いて訴えても、手紙を書いてみても、何も変えられませんでした。母には私の気持ちも言葉も届きません。

喧嘩も期待もせず、物事を先へ進めていく方法はありますでしょうか?
私の心をどう変えたらいいのでしょうか。

とても疲れます。
頭がおかしくなりそうです。

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

『お詫び』

投稿した文章は仏典・論書・祖録等を引用して予め法理を明示しなかった為に、回答内容が仏教とは異なった通俗的な価値観に比重を置いたアドバイスになっておりました。
この回答が仏教を学ばれる方々の妨げとなる可能性がありましたので、まことに勝手ながら回答を全て削除させていただきました。

代わりにここでは、仏教の概要を少し紹介させて頂きたいと思います。

『仏道』
仏教の門戸とその修行法は多種多様でありますが、その道のりの先にあるのは解脱です。

大乗仏教では、菩提心がその人に現れる時から仏道は始まり、数多の転生を繰り返し、数多の大師や仏菩薩と出逢いながら、久遠の修行の時を経て、その人の全てが捧げ尽くされ、そこで菩提心が開示されます。
道の始まりから人は、菩提心に導かれ解脱へ辿り着きますが、そこで悟るものも菩提心です。

道の初め、自らの苦しみからの解放を求める切なる純粋欲求であった個人的な菩提心はやがて、すべての存在を救いたいという祈りに裏打ちされた不屈の意志と信心をその人に刻み付け、非個人的な菩提心が解放されます。
そのような菩提心と與に道を歩む人を菩薩と呼びますが、菩薩の意志や信心、原動力の源が解脱の時に悟ることになる菩提心です。
菩薩が歩む大道の上には、見道や解脱、その先に続く仏としての完全な成就の因となる多種多様な修行が立ち現れます。
日本仏教という道もこの大道を源としているので、全ての道はそこへ還りつくようになっています。

その人の道はその人にとっての真性の師である覚者との邂逅や、久遠の時を與にしながら道を歩んだ法友との再会によって開かれ導かれていく歩みであると伝わっております。
どうか山荷葉様の出逢いとその歩みの上に障碍がありませんように。

願以此功徳
普及於一切
我等與衆生
皆共成仏道

合掌

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有り難し
おきもち

期待しないというより

障害者の生活で大切なことは、親やその他の家族がいなくても、お姉さん一人で生きていける環境を整えておくことが必要だと思います。
できることは何でもしてあげたいと思うのが親の気持ち。しかし、あなたが思うようにお母さんに何かあった時に困るのはお姉さん自身です。だからこそ、お姉さんが当たり前に頼れる環境を今のうちに作ってあげることが大切です。頼れるものは頼り、お母さんが楽することは悪いことではないということを伝えてあげてほしいです。

お母さんが行動を起こさないなら、あなたが、福祉関係の事務所などに相談に行き、障害者の自立支援について相談に行ってもいいかと思います。

お母様に自分の方を向いてほしいという気持ちもあるのでしょうが、そのことより、まずはお姉さまのために何ができるのか考えることだと思います。お母様と共にお姉様のことを考え、協力していく事が、お母様の心のゆとりを作る事に繋がると思います。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

妙香さま

具体的な考え方のコツをアドバイスして下さり、ありがとうございます。多くの気付きを頂きました。

苦しい時は心の中にいくつもの感情が層になって重なっていること

実務的なことに感情が差し挟まれて上手く対応できていないこと

心の傷を癒すためにできることを、外側に求めていること

そして何よりも「それを願ってしまう自分を赦すこと」は最もできていないことでした。母を苦しめてしまう自分が大嫌いで、いつもいつも自分を責め、どうにもならない気持ちがループしていました。

掃除も料理も好きです。瞑想は何故か頭が痛くなって目眩がするので上手に出来ませんが、ゆっくり少しずつ、焦らずにシフトしていけたらいいなと思いました。

心が弛みました。
ありがとうございました。
書き留め、実践していきます。

年末年始おいそがしいと思いますが、どうぞ御身御大切に、良いお年をお迎え下さい。

円通寺
邦元さま

年末のせわしない時に、お返事ありがとうございます。感謝いたします。

「できることは何でもしてあげたいと思うのが親の気持ち。」そうですね。きっとそういうものなのだと思います。

障害者の生活で大切なことは、一人で生きていける環境を整えておくこと。正論だと思います。

そしてそのために、葛藤や喧嘩や摩擦が起きてしまっています。知的障害を持つ人は、ひとりですることに、とても時間がかかります。本人が学習するためには、家族が大きな労力と膨大な時間をかけなければなりません。でも、根気よく伝えるうちに出来ていくことがあります。出来ないこともありますが。

それを、私の家族の場合だけではなく、多くの親御さんは省略してしまいます。大変だからです。疲れるからです。忙しくて面倒だからです。そして、比較的時間があるきょうだいが幼い頃からその役割を担います。

何かあった時は本人も困るかもしれませんが、家族の負担の方がはるかに大きくなります。

「母親が動かなければきょうだいが」の御言葉はまさにその通りですし、世間のほとんどの方がそうお考えになると思います。

でも、私は生まれてからずっと、何をするにも姉のことを考えずには生きられませんでした。仕事を選ぶにも恋愛をするにも何をするにも「まずはお姉さまのこと」という人生です。

周りの人からは邦元さまのように「あなたがやりなさい」「お母さんを助けてあげて」「お姉ちゃんを支えてあげて」と言われて育ち、姉や家族のことに多くの時間を費やし、様々なことを我慢も諦めもして来ましたので、そのような御言葉を頂くと苦しくなってしまいます。

それをすれば早いことは誰よりも理解しているつもりですが、私は母親ではありません。姉は私が望んで産んだ子供ではありません。それでも、これ以上役割を果たさなければならないでしょうか? そこにとても深い憎しみや葛藤が生まれます。

このようなことを書き連ねてしまい、申し訳ありません。でも、わたしと同じ葛藤の中に生きているきょうだいはたくさんいます。

こちらをご覧になる方にも、少しでも現状を知っていただけたらと思い、失礼を承知で書かせていただきました。

本音を打ち明けるきっかけを下さったこと、感謝いたします。そして、本音を書いてしまい申し訳ありません。

上手に協力していく事で、母の心のゆとりを作れたらと、心の底から思います。

ありがとうございました。
邦元さまも、よいお年をお迎え下さい。

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