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生きていることが恐いです

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毎日が苦しいです。
初めて質問させて頂きます。胸の内を話させてください。

近頃、生きているということが恐くなりました。
これまで塞ぎ込みやすい性格ではありますがなんとか気持ちを立て直し、もう少ししたら良くなるだろうと考え、結果的に丸く収まることが多い人生でした。

しかし、まずはじめに昨年祖母がなくなりました。
そして家族経営していた福祉関係の会社が事実上倒産し、自宅が競売にかかりました。
そして、そのすぐ後に一番思い入れがありいつか感謝を伝えようとしていた恩師が突然病に倒れ、あっという間に亡くなりました。

これまで、当たり前にこの悲しみが終わればきっとよくなると思って生きてきましたが、度重なる苦しさにもう生きているだけで苦しみが降ってくるだけのような気がして恐くて恐くて仕方ありません。

突然亡くなった恩師の事を考えると、明日自分が生きているのかということも恐くなります。

悔いのないようにとか、そんな風に考えながら生きて行くということは大変辛いです。

日々に感謝とかそういう事を頭では分かっていたつもりですが、いざ実感として受け取ると恐くて恐くて仕方ありません。

私を大学院まで行かせるためのお金を稼いでくれた会社、たくさんの思い出が詰まりすぎた家、恩師の死を考えるとこの先もどんどん辛いことが降ってくるんじゃないか、悲しいだけの人生なんじゃないか、それならいっそ、、、とまで考えてしまい胸がざわざわして自分が自分でないような気がしてしまいます。

苦しくて苦しくて、でも明日もきっと辛いもっと辛くなるかもしれない、そんな風に思います。

どうしたら、こんな日々を抜け出せますか。本当に毎日苦しくて恐くて恐くて仕方ありません。助けてください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

苦しい時の仏頼み

度重なる不幸のダメージの大きさに、心の修復が追いつかない感じですね。

仏教は、お釈迦さまが「老病死」に触れたことにより誕生しました。
それはちょうどまじょりてぃさんが思っているように「いつか老いて病になって死ぬ、悲しいだけの人生は何のために…」
そしてお釈迦さまは家と家族をすべて捨てて出家しました。

そういう意味では、今仏教と最大限にご縁が深い状況です。
仏教とは「教え」です。つまりは方法。
物を切りたい時にハサミが役に立つように、辛い時には仏の教えが役に立ちます。

四苦八苦や諸行無常はその教えの中でも基礎の教えです。
「生まれる、老いる、病気になる、死ぬこと、別れの悲しみ、嫌な人に会うこと、手に入らないものがあること、心と肉体がある故に起こること。これはどうにもならないことであり、どうにかしようとすると苦しみとなる」
「すべては変わっていくもので、永遠不滅なものは存在しない」

会社や家で育ててもらいました。
恩師にたくさんの教えを頂きました。
モノとしては諸行無常なので残っていませんが、貴女を構成している一部が、会社であり、家であり、恩師です。

私たちは生きているのではなく、生かされています。
自分の足で自由気ままに歩いているのではなく、沢山の命を頂きながら、家族や友人に支えられながら、誰かが作ったものを利用しながら、地球・太陽・宇宙によって生かされています。
時には辛いことが重なることもあります。
それは、大事なことに対する気付きのキッカケが与えられているんですよ。
「辛いよね、苦しいよね。でもそれは本当はね、」っていう仏さまからの投げかけです。

ぜひ、これからの人生に仏教を活用してみて欲しいと思います(^^)

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困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれること...
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あまり悲観され過ぎませんように・・

まじょりてぃ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

色々とつらいことが続きまして、苦しいお心内を打ち明けて頂きました・・誠におつらいことでございます・・

「生きる」というのは、日顕様もおっしゃられていますように「無常」の中を過ごすことでもあり、大変に不安定なものでございます。

全ては因縁(原因と条件)により変化して参ります。

私たちのできることなど、所詮は限られているため、どうにもならない、ままならないことも多くございますが、それでも、良い結果、幸せへと向けては、できることを積み重ねて良い因縁を調えていくしかないのであります・・

その良い因縁も自分一人だけの力では、とても難しいことだってたくさんごさいます。

ですから、周りの支え、助け、励ましも必要となります。

しんどく、苦しい、つらい時は、独りで何とかしようとされるのではなく、是非、周り、他にも頼られて下さいませ。

お互い様として、また他の支えや助け、励ましになれる余裕ができれば、その時には誰かの支え、助け、励ましにもなってあげて下さい。

その余裕ができるまで、どうか遠慮なさられずに、あまり負い目に感じられずに、他に頼られて下さい。hasunohaにも。

あまり悲観され過ぎるのはよくありません。良い因縁を調えていければ、きっと良い結果もございます。幸せに向かうための種まきと水やりを忘れずに。

お幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
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質問者からのお礼

質問したまま随分と時が経ってしまいました。この質問に回答してくださってる住職様はお元気でしょうか。この時の悩みは時とともに日常となり、そしてまた現在環境が変わりつつあります。幸せが手に入れば、次はいつかなくなるのではないかという不安。不幸が降り掛かればやはりわたしはいつもこうだと自分の運のようなものに辟易とした気分になるます。でも天寿を全うすることを人生の目的とし、少しでも楽しい日々が多い人生になるように日々を大切に生きていきたいとおもいます。相談にお答え頂いた住職様。この質問を読んでいただいた方(同じように人生に悩んでる方かもしれません)その方々の幸せな日々が1日でも増えることを祈っております。

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