過去の過ちについて
以前、 過去の過ちについて回答をいただきました。
もう小学生のときのことですが、万引きと祖母の1万円を持ち出してしまったことです。
人には言えないことのひとつやふたつあるものですよ、という回答をいただき、後押しされたものの、やはりどこかで言わないで付き合っていることは騙していることにならないのかという思いがあります。
といって、過去のことを告白する勇気もなく。。
小学生とはいえ、後悔することをしたこと、あのときの自分に伝えたいことたくさんありますが、過去のことは変えられない。
これからどうしていくのが正しいのか、言わないことが騙していることになるのなら彼だけでなく、家族や友達だって同じ事ではないか。
最近ふとしたときにそんなことを考えてしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
後悔も不善心
はいじ様
自分が犯した過ちを「認めること」が贖罪のスタートです。多くの人は「この程度はだれでもやっている」「子供のときのことだし仕方なかった」とか心の中で言い訳をします。
そういうあり方こそ咎められることです。盗ったものものの金額やその時の年齢に関わらず≪与えられないものを盗ってはいけない≫ これは仏教の「五戒」のひとつですから言い訳無用でしてはいけないことです。
あなたは自分の罪を自覚して認めています。だから次にすべきことは「もう盗みは絶対にいたしません」と誓うことです。それで「終了」です。
後悔をいいことのように勘違いする人も多いのですが、過去のことを思い起こし「後悔」するこは「不善心」です。これもいけないことです。だから盗みという罪を犯し、後悔し続けたら二重の罪を犯すことなります。
過去を後悔し未来を思い悩むことで人は苦しみをつくります。そういう生き方は良いことではありません。
変えられない過去を悩んでも一つも善いことができないからですす。
あなたがもし彼から同じことを告白されたらどう思うでしょうか?お互いの信頼関係ができていれば、過去にはこだわらず「そんなこともあるよね」といえるのではないでしょうか。
彼に言おうか悩んでいるのであれば、まだあなたが彼を信用していないのかもしれません。いまあなたがすることは過去の後悔でなく彼との信頼関係を育むことです。
あなたはとてもピュアな感性をもったすてきな方です。その感性を大切にして、しあわせになってもたいたいと思います。そのためにも後悔から解放されて「いま」を大切にしてくださいね。仙如
迷うところですが・・・・・
彼に嫌われることを恐れられてますね。
恐れるなら恐れるでいい。
それが今のあなた自身です。
言えないご自身を受け容れてもいいのです。
しかし、過去の過ちは別として、彼は受け止めてくれると、私は思います。
話す勇気が生じた時に伝えればいいことです。
伝える気持ちになられなければ、伝えなくてもいいじゃないですか。
人間と言うのは、子供時代の話を聞いてもらった時、その相手に対し安心感が芽生えるそうです。
はいじさんは、彼にやすらぎを求めているのかな?とも私は感じました。
大したことじゃないとは言えませんが....
認識しておられる通り、過去の事は変えれません。
もし彼に「万引きしたことある?」と聞かれて答えなければ、それは騙しではなく、ウソの範疇に入りますが、、、、
別に聞かれていないなら、それが騙している事にはなりませんよ。
もっと肩の力を抜いて下さい。
話すか話さないか....
一番大切な事は、あなたが選択したことに責任を持つことです。
今日の自分に集中!。
こんにちは、はいじさん。
人それぞれでしょうが、
私なんか目の前に起こることに
一杯一杯の毎日を送っていますから
昔のことを思い出す余裕がないのが事実です。
人生の目的は生活する事です。
自分の命を生き生きと活かすという事です。
過ぎたことは自分なりに線引きをして
新たな今日を新たな意識で生きていくという事です。
今日の自分に集中しましょう!。
今の自分の本業をより充実させることで
自らの今日を生活してください。
自分の弱さに隠れずに、外に目を向けて生きましょう。
いま、はいじさんがどのような生活を
されているかは知りませんが
自分の世界にと止まらずに、勇気を出して
飛び出す勇気が必要だと感じました。
質問者からのお礼
回答いただきありがとうございました。
後悔し続けることも罪というのは新しい教えであり、その他のご意見も過去は過去、反省したら、前を見ていこう。と思わせてくださいました。
もうしないと昔反省したこと、彼にあえて話す必要はないでしょうか。
直接謝れなかったことで深く悩むことになってしまったと思うので、こうしてお話しできる機会をありがたく思います。
そして、あのとき、お店のかた、おばあちゃん本当にごめんなさい。