15年前自殺志願者をトラックでひきました。
あれは雨の日の10月27日午前10時15分の銀座での出来事でした。いつものルートをトラックで走っていると20メートル先に駐車している車の間から人影が見えました。それからは本当に一瞬の出来事でした。その人は突然持っていた黒い傘とペットボトルを前方に投げ出したかと思うと左前方のミラーの辺りに顔が当たったか思うと同時に身体は姿を消しトラックの下あたりで衝突を耳にしました。すぐにトラックを停車し下を覗きました。偶然にも被害者の頭は前方のラジエーターを越えていなかったので、すぐに下がり路肩にトラックを停め直しました。その後の警察の実況見分の結果、明らかに被害者がトラックに向かってきた事と、道路を渡るにも渡る先には壁越しの地下車道、目撃者(ミキサー車、トラック、それぞれのドライバー)が複数いた事もあり、聞き取り調査もその日の夕方には終え、解放されました。
そのあと不思議な事が起こります。事故当日はいつも乗っているトラックが車検でレンタカーだったんです。それも覚えやすいナンバーでした。数か月過ぎた頃に踏切の前で停車していました。何気に前のトラックのナンバーとレンタカー会社のステッカーを見るとなんと事故を起こした時に乗っていたレンタカーでした。その場から事故現場までは約2~3キロの距離だったと思います。わかりません。単なる偶然ではないような気がします。
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見方によっては良い知らせ?
壇蜜忌朗さん、はじめまして。
嫌なことを思い出してしまいましたね。
たぶん、そのトラックに出会ったのは、全くの偶然だったと思います。
街中で知り合いの車とすれ違うのと同じようなものでしょう。
偶然現場近くでそのトラックに出会ったからといって、何か因果関係があるのではないかと捉えがちですが、そんな風に考えてはいけません。
トラックの特徴を覚えていなかったら通り過ごしてしまうくらいのことでしょう。
でも、あなたがそのトラックを見て事故のことを思い出したなら、逆に良い兆候にとることも出来ます。
事故を起こして間がない頃は、安全運転にさぞ気を遣われたことでしょう。
けれども、事故から15年経って、事故のことを思い出すことも少なくなってきたのではないでしょうか?
もしかしたら、そろそろまた気を引き締めて安全運転に心がけて下さいよ。ということだったのかもしれません。
安全運転で、お仕事頑張って下さいね。
ご自分で勝手な因果関係を作らないこと
それは、大変な経験をされましたね。
その時の気持ちが、様々なことに因果関係を作り上げて、脳内でつなぎ合わされているのかもしれませんね。
こんなことが起きたのは、あの事故のせいだ。とか、自分にとってのマイナスを、その事故に繋ぎ合わせる癖がついてしまっているのかもしれませんね。
トラックを見たことは、偶然だと思います。そこに意味をつける必要はありません。
今日は雨が降った。この中に雨男がいるんじゃないの?お前がいたからだ。
なんていうくだらない会話。良くありますが、これこそなんの根拠もありません。因果関係もありません。ただ、雨が続いただけです。気にすることもない話。
人の命が関係している事故ですので気にされてしまうのもわかります。しかし、あなたは何にも悪くない。どうしても気になる時は、手を合わせればそれでスッキリです。
あなたのセンサーがキャッチしたから
おそらく、私達は日頃から、街中で同じ車に何度もすれ違っているはずです。
しかし、普通はいちいち覚えていないし、気にしていません。
その車については事故があったため、あなたの記憶と意識にばっちり残っており、見つけてしまったのでしょう。
人間の能力として、普通のことだと思いますので、変に気にする必要はないと思います。
人は、無意識にセンサーがはたらいたりはたらかなかったりしますよね。
プロのドライバーでも、乗り慣れた車と代車とでは、無意識に何か違う部分もあるでしょうから、乗り慣れていない車のときには、事故に遭う確率も高くなるのかもしれませんね。
ですから、車検のときに事故に遭ったのも、まったくの偶然じゃないかもしれません。
質問者からのお礼
僧侶がおっしゃる通り、乗り慣れていない車では事故の起きる可能性は高くなる、では自殺志願者をひく確立とはどの位なんでしょうね。いろいろ考えますね。
ありがとうございます
いいえ確かにありえない出来事だったので因果関係をトラックを見かけたことにはつなぎ合わせたくなりました。しかし、事故が起きてからは、以前以上に細心の注意を払いながら運転するようにもなりましたし、特に信号のない横断歩道反対車線の渋滞の列の間から人が出てこないか、交差点左折時のトラックの左、死角からの歩行者も特に確認するようになりました。
経験から注意する事も多々ありました。しかし、日ごろは何か起きたから何か原因があるのではという考え方は一切しない人間です。
確かに一年くらいはその出来事は頭から離れませんでした。もしこれから思い出すことがあれば手を合わせたいと思います。ありがとうございました。