望んでいない仕事や環境が辛いです。
はじめまして。
離婚歴がある子供2人をもつシングルマザーです。
独身の時からエステやマッサージの資格を持ち、それらにちなんだ仕事をしてきました。生活していく上で足りない収入分は夜アルバイトに行ったりしておりました。
実家が近いので、なにかと両親にはお世話になっておりましたが、このたびひょんなことから自分のお店を持つことになりました。
もともと母が和雑貨や着物の仕事をしており、それに加え飲食を扱うお店がしたいと思っていたのは知っていたのですが夢物語のような話でして、いつかできたらいいね~と話半分でいたのです。
それが何時の間にやらトントン拍子に話が進み。ですが母は他に仕事をしており、白羽の矢が私に向いてきました。
雑貨とマッサージを一緒のお店をしよう、となりあれよあれよという間にお店は出来上がりました。
ですが来られるお客様はやはり母と話がしたかったり、母目当てでして。私は着物も興味はあまりなく話も弾んでいない気がします。
私はできれば安定した職場が希望でして、店長という立場も、毎日の売り上げを気にするのも疲れます。
両親は世代交代でこれからはあなたが頑張らないと!と言いますが。いろいろ恵まれてよくしてもらっているのは承知しておりますが、私には向いてないと思うのです。
お店は潰したくはないですが、毎日が辛いです。
私はどうすればよいのでしょう?
毎日毎日お店にいくのが辛いのです。
恵まれているのだと思います。 ですが、自分が望んでいることではない方向に恵まれているのだと思います。 私にできないこと、向いてないことが望まれて辛いのです。
お坊さんからの回答 4件
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嫌な仕事ではなく嫌でない仕事
自分の思う方向と違う方向に恵まれている。
何とももどかしい話です。
でも、考えてみて下さい。
きつい言い方をしますが、お母さんがお店をはじめられる時に,断固として「イヤ」と言わなかったのはあなたではないですか?
誰しも必ず「YES」「NO」を選択する場面があります。
周りの状況がどうであれ、それを選ぶのは自分です。
イヤであったら「NO」といえばすむことですが、色んな状況を考えて「YES」とおっしゃったのでしょう。
それ自体は理解出来ますが、一度「YES」と言ったということは、自分で選択したということなのですよ。
そこまで思っていなかったというのであれば、もう一度これを機に選択してみられたら良いと思います。
続けるのがイヤだったら,ちゃんとお母様に「NO」と言いましょう。
でも、それを言うのに躊躇するようであれば、何らかの形で、今の職場をあなたの居心地の良い場所にしなければ続きません。
整体の仕事も接客を必要とするでしょうから、まんざら役に立たない仕事でもないでしょうし、お店のお客さんを引き込むことだって出来ます。
着物を試着したお客様の姿勢や歩き方を見て、背骨や骨盤が歪んでいれば治して着物の似合う姿勢にしてあげることも出来るでしょう。
何でも考え方で無限の方向性があるはずです。
ご両親の人生ではなく、あなたの人生です。
嫌な仕事をするのではなく、嫌でない仕事にしていくことを考えてみて下さい。
きっとまたあなたの可能性が広がるはずですよ。
今はこれも何かの縁と思って
知らない間に「社長」になってしまわれたのですね。なかなか「社長」にはなれないものですが……。
ともこさんは、勤める立場で安定した収入を得たいとお考えなのですよね。もっともなお考えだと思います。経験もあり資格も持っておられるのですから、そうすることも可能なのでしょう。
ただ、現状ではすぐ経営者をやめるわけにもいかないでしょうか。そこで、いまは人生経験と割り切って代わりに経営してくれる人が見つかれまで、経営というものを学んでみては如何でしょう。
そうはいっても、誰でもいやいや仕方なくする仕事はつまらないものです。いつまでも続けなければならないなら嫌になってしまいますね。そこで期限を切って、あと●●か月やって、その間に代わりに任せられる人を探そう、お母さんにやってもらえるよう説得しよう、などとお考えになるのも一つの方法でしょう。
文面を拝読した限りでは、経営そのものがうまくいかず負債が増えているようにも思えません。経営上問題なければ、「ご縁」を大切にしてみるのもよいかもしれません。
お店の人として生きるのではなく 自分を楽しむように
ご参考になりますかどうか、私があなたの立場であったらこうするであろうことをお話しします。
まず、店長ではあっても、それを持たない。
ものを意識の上で持つと、プレッシャーや負担、縛られになります。
だから立場を忘れて、純粋に仕事、自分の出会うこと学ぶことを楽しむために、お店を持ちながらも店長立場を意識の上で捨てます。
仕事が向いているかどうかは、今から決めます。
とりあえず、お客さんは来てくれただけでありがたいので、感謝の気持ちで来てくださってありがとうの気持ちで接します。
最初から、向いている、向いていないというあらかじめのキメツケ、思い込みは持たないように、を心がけてやります。
別に、その仕事をするというより、自分をする、という感覚でやります。
お客さんも、最初から好き嫌いというあらかじめの気持ちを持たないように接します。
昨日が敵でも、今日は新しい関係を作ります。
前の目で見ないようにします。
お客が来ない時には、私が行きたくなるような店と雰囲気を同じくします。
自分が自分でない時なんてないからです。
人生、仕事を生きるというより自分を生きる他に無いからです。(^<^)
自分をやるんだ、自分をやればいいのか、という姿勢で臨んでみてください。
今は軌道に乗ってないから
今の状態では、辛いとお考えでしょうが、あなたがお店のことを学ばれ、集客がうまくいくようになれば、心配もなくなるのでしょう。
どうしたらお客さんが集まってくれるのか、宣伝がうまくいくのか、あなた自身を磨くことも大切だと思います。