面接時についた嘘について
以前就活のことで質問させて頂いた大学四年生です。
半年前になりますが、無事企業から内定をいただきました。
(多少は妥協しましたが。。。)
今回お伺いしたいのは、面接を受けたときについた嘘を、入社後に訂正あるいはばらしてもいいのか、ということです。
就活時の面接では話を盛るのは当然、みたいな風潮でしたので、それに則り(?)自分の経験や人格を盛って話しました。
BtoBのルート営業を行う営業職の募集だったため
人とのコミュニケーション(考えを汲み取る、伝える等)が苦手→それなりに得意
インドア派、万年文化部、スポーツ苦手→それなりに体力ある
ストレス溜めこみやすい→そんなにない、あっても解消できる
交渉や提案が苦手→けっこう得意
なるべく実家にいたい→必要なら転勤OK
……といったように、本来の自分とはかけ離れたイメージを提示してしまい、かつそれを判断材料にして採用されてしまいました。
入社後にこれらのことが徐々に明るみに出るのは確実だと思いますが、それを自分から上司や先輩、同期に伝えたりしてもいいものでしょうか。
使い古された言葉ではありますが「ありのまま」でいてもいいのでしょうか。
それとも、嘘の自分に近づけ、あくまでも仕事用の自分であるべきでしょうか。
仕事では本来の自分を偽りたくないのですが、それによって不利益になるような気がしてたまらないので……
入社してから嘘をホンモノにするための努力すればよい、と仰られるかもしれませんが、学生時代でもどうにもならなかったので半ば諦めています。
私が辞めようと思わなければ数年間一緒にいることになる人たちですし、ただでさえ人と接するのが苦手なので今から不安です。
もしよろしければ、この未知のコミュニティに対する不安を取り除く方法もご教授いただけたらと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
長文をお読み頂きありがとうございました。
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面接官も織り込み済みでしょう
こんにちは。
内定おめでとうございます。
面接時に、ご自分の性格を盛って話してしまったのですね。
ご質問の中で、「面接で話を盛るのは当然」という風潮がある、とのことですので、面接官の方も、盛った話をされる覚悟で臨んでいると思いますよ。それに、面接官はたくさんの人を見ているので、嘘は嘘だと気づいていると思います。
もうひとつ。自分の性格って、自分で思っている性格と、他人が評価する性格とが、違う事が多いようです。例えば周囲の人が「あの人、話が上手だな」と思っているのに本人は「話が苦手だ」と思っているということがよくあるって事です。考えてみたら当然なのですが、自分の性格はあなたが決めるのではなく、他人の評価で決まっていくものだと思います。
つまり面接で面接官は、あなたの答えた内容より、あなたの人柄をみていた、と考えられます。
ですから大丈夫。採用して使ってみて「本人はストレス平気だと思っているみたいだけど、ためこみやすいタイプだな」などと気が付くと思います。また、あなたはコミュニケーション苦手と思っているようですが、実は面接官はあなたの内なる才能を見抜いている可能性もあります。
特に打ち明けずに、そのままでいけば良いと思いますよ。困った事が起こったら「面接の時と状況が変わった」などと言っておけばいいんです。
就職、楽しみですね。良い人生を。
条件を付けて、なりたい自分になってみる
質問拝見しました。
自分を変えるのはとても難しい事です。
私も実は人見知りで、知らない人に話しかけるのが苦手です。
しかし、僧侶でありますからお寺にお参りに来られた方に声を変えます。
この時は、自分に条件付けをしています。
「お寺の境内地では、気さくに声のかけられる僧侶に成る。」
と、言うものです。
なりたい自分になる事は難しいですが、1日の中で半分ぐらいは、そうして乗り切っています。
ありのままの自分はその後でコッソリさらしています。
要は切り替えが大事だということです。
会社での自分とありのままの自分を使い分けるのです。
私の祖父が修行について
「修行とは世俗の垢を落として、坊主のアクをつけてくるところだ。」
と、いっていましたが、私の中で坊主のアクとは、普段の自分と僧侶の自分を使い分けることです。
どっちも自分。なりたい自分と普段の自分です。
でも、できない時もあるので、その時はそれなりで良いと思います。
頑張りすぎないのがコツでしょうか。