相続放棄の罪悪感が拭えません
先日父が亡くなり、借金があることがわかりました。
父と母は25年前に離婚し、私は母とともに家を出ました。
一人っ子、長女で、その後遠方に嫁ぎ、父とは疎遠でした。
借金は夫の給料と私のパート代で返済できる額ではないと判断し、相続放棄をしようと思うのですが、そうすると父の思い出の品や愛用品まで債権者へ引き渡すことになります。
両親の離婚時に、私が母に着くと決めた事だけでも父は寂しかったはずなのに、亡くなったら形見さえ受け取らず相続放棄をするなんて、父からしたら冷たい娘以外の何者でもなく、どうしても心に引っかかっています。
父は無念に思うでしょうから、成仏して安らかに眠ってもらえるのか心配です。
亡くなった人には、どんなお経を読み、どう詫びれば安心してもらえますか。
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相続放棄について
すいすいさんへ、こんにちは。
父の相続放棄で父の思い出の品まで放棄しなければならないと悲しんでおられるのですね。
相続品はあくまでも財産的価値のあるものだけをさします。写真や日常衣類品など、高額に売れる価値のないものは相続の対象ではなくなります。ただし骨董品やアンティークなど万単位で中古市場で売れるものはだめです。慰霊供養のモノ、墓や仏壇、お位牌は、相続対象外ですので処分の対象になりません。
もし気になる、判断に困るようでしたら、弁護士に相談しながら対応するのがいいでしょう。
人間の遺産はプラスの遺産もあれば、マイナスの遺産もあります。必ず継ぐことが故人の思いになっているとは限りません。故人の負の整理をしてあげることも遺族の真心でもあるのです。
故人への感謝の思いは年回忌やお寺の供養などで表せば大丈夫ですよ。合掌
質問者からのお礼
おかげさまで落ち着き、間もなく3回忌です。お礼をお伝えしていないことが気になり、戻ってまいりました。今更ながら、ありがとうございました。