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いじめ、悪口

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有り難し有り難し 43

私は、幼い時からいじめ、悪口を言われています。死にたい、この世から消えたいと最近はよく思うようになりました。

まわりに相談したりすると、悪口を言ってる奴なんか格下に思っておけばいいとか、気にしないとか言ってくれるのですが、そう思っていたら益々、落ち込んでしまって、吐き気やら頭痛やら体にも異変が起きています。学校も怖くて行きたくありませんが、親が厳しいので毎日行っています。

もう毎日が辛いです。生きていく自信がありません。

でも、唯一、私を癒してくれるのは、私がファンである、韓国のアイドルです。
毎日、癒してもらってます。

悪口やいじめをしてる人を格下に思いたいのですが、出来ません。
私は地獄耳なので、みんなが言ってる愚痴や悪口、全部私に向けて言っているのかなって思ってしまって余計苦しいです。

どうか、こんな私をお坊さん助けて下さい。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

悪口は皆気にしております。

 実は悪口を言われているのは多いか少ないかだけで、実は皆言われて人生を送っております。私はここで質問の回答をしていると相手のために言ったつもりが逆に怒らせることもあります。
 もしあなたが逆の立場、悪口を言える立場になったら、悪口を言えますか?悪口を言いますか?皆が言っているとき、あなたも一緒になって悪口を言いますか?私はそんな人にならなければいいと思います。
 悪口を言われたら、自分がその悪口に言われないような努力をすればいいと思っている人がほとんどです。その考えがそもそもおかしいです。「太っている。」と言われ、痩せる。「細い。」と言われ、太る。「平凡な体型。」と言われ、身体を鍛える。「筋肉質。」と言われ筋肉を落とす。そして太る。悪口とは人間が喋る動物である以上いくらでも作られます。
 「我れは良医の病を知りて薬を説くが如し。服すと服さざるとは医の咎に非ず。」(『仏遺教経』)
訳「私は名医である。患者の病を診て、それに合った薬を処方しますが、患者がその薬を服用するかしないかは私の責任ではありません。」
 これはお釈迦様が涅槃する前に弟子に説かれた遺言の一部です。これから弟子たちが布教するときにいくらでも非難する人が出てきますが、その人たちにいちいちかまって余計なエネルギーを使うのでは無くて、信仰している人に対して真摯に接しなさい、ということです。
 あなたは悪口を言う人に構っている暇はありません。それよりも自分の目標に向かってエネルギーを使ってください。学校が嫌なら割り切って、授業中は教室にいて、放課(休み時間)になったら、別の場所に行き、放課後は速攻帰宅すべきです。学校は授業時間居れば他は要らない時間です。出席日数さえ押さえておけば、修学旅行も文化祭も欠席で結構です。仮病でも何でも使って程々に距離を置くべきです。社会人になったらそれほど学生時代の事は話題になりません。内申書は大学でも就職でも問題になりません。資格を多くとったか、成績が良いか悪いかぐらいです。
 物事を解決できない社会である以上、如何に距離を置くかを考えてください。悪口を言われるのはあなたの責任ではありません。悪口を解決するのはあなたの務めでも私の務めでもありません。悪口を言った人の努めです。あなたはあなたのためだけに生きて下さい。
質問があったらいつでもしてください。愚痴でもOKです。

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