おめでとう、と素直に言えない
私は友達が何か成し遂げたときに素直におめでとう、と言えません。
理由はわかっています。その成し遂げたものの多くが私自身も努力したものなので、悔しい気持ちがあるんです。
例えばテストや部活。相手の成績がいいときです。おめでとうと言いますが、心の底からは言えてません。相手にもそれが伝わってる気がします。
逆に私が全然かかわってないもののときは素直に言えます。
どうすれば素直になれるでしょうか。来年は受験です。推薦や私立で早くに合格発表がでる友達に心からおめでとうと言いたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私も言えませんでした
さく様、ご質問を読ませていただきました。実は私も本心からおめでとうが言えませんでした。ですから、他の人がホントに嬉しそうにおめでとうを言うのがうらやましかったものです。なぜ言えないだろうかと考えて見ました。
それは、自分と比較してどうだろうかというふうに、ものの価値を自分と比べて見る癖がついていたからでした。さくさんの悔しいという気持ちも、おそらくそこから来ているのではないでしょうか。つまり評価で云うと絶対評価ではなく、自分との相対評価で見ていることになります。
「他人の不幸は蜜の味」という言葉があります。本当は自分が幸せになったわけではないのに、自分より不幸な人を見るとそこを基準にして、自分が幸せになったような気分になるのです。
ですからおめでとうをいう時は、自分を切り離して純粋にその出来事だけを眺め、祝福してあげることが大切です。そうはいっても、なかなか今までの癖から抜けきれません。私は思い切って演技をすることにしました。最初は違和感がありましたが、回数を重ねるうちに、本当に喜んであげることが出来るようになりました。自分でも不思議でした。
おそらく、さくさんも喜びを分かち合いたいという気持ちがあるのだと思います。この方法がさくさんに合っているかどうかわかりませんが、トライして見てはいかがでしょうか。
質問者からのお礼
演技とは初耳です!理想を目指して頑張ります。ありがとうございました