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自分じゃなくて良いや、という考え方を変えたい

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いつからかは分からないのですが、「自分じゃなくても構わない」という気持ちがあり、困っています。

弟妹がおり、自分より出来が良かったこと、
自分自身不器用かつ不真面目なため、よく叱られること、
叱られることに慣れておらず、叱られるたびに何もできないと感じること、
自己嫌悪や被害妄想が激しいこと、
祖母から長女たるもの一番であれと叱咤をされること、
これらが重なり、最近では「自分じゃなくても」から、「自分じゃない方がいい」になり、自殺も考慮するようになってしまいました。

このように落ち込むことが多々あるのですが、それが15分ほどで鎮火するため、自殺企図はあれど、今まで自殺未遂までは至りませんでした。
しかし先日、この落ち込むまでの15分が原因で周囲の大人に迷惑をかけてしまいました。

考え込むのが嫌だとは思うのですが、親をはじめとする大人や友人にはこのような悩みがあることはどうしても話せません。

分かりにくい文で申し訳ありませんが、どうぞお知恵をお貸しください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私が私の主人公

私の代わりならいくらでもいる、というのは「私」を評価する「外」側の意見です。会社側からしたら、「私」でなくてももっと適した人がいればその人でも全然問題ないわけです。日本であれば、私は一億二千万分の一の存在です。代わりはききます。

ですが、「私」は「私」しか務まりません。私以外「私」を務めることはできません。その「私」が「私じゃないほうがいい」と私を放棄したら、誰が「私」を務めるのでしょう?

なにか配役があった場合、自分よりその役に適した人がいれば、譲るという選択もあってよいと思いますが、自分を「否定する」ということとは違います。自分の価値は、「存在そのもの」にあります。他人と比べた結果に出てくるものではないです。

「私」だけが「私」の主人公です。代えがきかないんです。外からの評価ではないんです。

「私を生きる」と決心して生きていきましょう。合掌

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