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父と娘の死の悲しみを受け止められません

家族の死を受け止められません。

双子を妊娠しましたがトラブルがありました。
片方の子に障害が出る可能性があり、早くだしてあげなければ命が危ないと言われました。
同時にもう片方の健康な子も出してしまうことになり、二人を早くだすと二人とも障害が出る可能性があるが命は助けられる確率が上がると言われました。
すぐに決断しなければ双子の命が危ぶまれる中、健康な子を危険にさらすこと、万が一のことが起きたら障害のある双子を育てることに気持ちは揺れ、決心に二週間を要しました。
いよいよ帝王切開日を迎えた朝、片方の子の心拍は止まっていました。

無事生まれてくれた娘との毎日に幸せを感じながらも、もう一人の娘を亡くした日を毎日思い出しては、なぜすぐに産む決断をしてあげなかったのか、後悔を強く感じる日々です。
また、父も急逝で亡くしている為、朝送り出した主人がもしこのまま帰ってこなかったら、たまに会う母親がもしこのまま事故にでもあったらと毎日が恐怖です。
家族を失うなら寿命を全うしたような年齢でお別れしたいのです。

できれば毎日死に怯えず、朗らかに過ごしたいです。
また、娘を亡くした後悔をどう整理すればよいかわかりません。
気持ちの整理の付け方にアドバイスをいただけますでしょうか。

身近な人の死
有り難し 42
回答 2
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

人間はそう考える。でも、生物はそんなことを考えてもいない。

ちょっと難しい話をライトにします。
ウチの子供がいくらにハマって困っています。
いくらはスーパーでも大変高価で手が届きません。
アンパンマンでイクラちゃんとか言うのをみて一回イクラを買ってきてあげたらその美味しさに目覚めてしまい100円回転ずしでも「イクラ、イクラ」って、サザエさんのタイコこさんバリです。シャケも食べられるようになりました。残酷なようでもシャケといくらで母子です。母子ともに人間様は頂きます。親子丼も母子ともに頂きます。ああ、可哀想に。でもそれは【人間が考えること】なのです。
この子は卵や乳製品が食べられません。アトピー性皮膚炎で毎日全身が痒くて泣いています。
でも本人は、親の哀しみをよそに楽しんでいる時もあるのですよ。
今朝私は年末に頂いた賞味期限切れのハムとタマゴを焼いて他人丼を作りました。
何百・何千もの米粒の可愛い命をみんなこの私が食べちゃいました。ああ、残酷な!このkuso坊主め。尊いブタさんとせっかくニワトリのママさんが生んだ尊いお命をたべちゃったのか。可哀想に。もっとヒヨコ、生きたかったであろうに。
でもそれも【人間の考えるドラマ】なのです。
蜘蛛の世界は共食いがあります。それがその生物の世界のさがです。食べられてあげるのでしょうか。食べさせてもらうのでしょうか。それは人間のとやかく言うことではありません。
そうして生き残った立派な蜘蛛は人間がいくら嫌おうが立派に生きています。
人間はクモが一生懸命、共食いの頂点や他者との生存競争に勝って生き延びてきたのに、見た目が気持ち悪いという事で蜘蛛の巣に引っかかった蝶などを助けることもあります。クモにとってはいい迷惑かもしれませんね。でもそれも【人間が考える事】なのです。
動物の世界でも生命力が強いものだけが生き残り、他は自身が育つ環境としてふさわしくない場合、死んでしまいます。
人間は沢山の精子を保有します。沢山の卵子を保有します。
受精の段階で沢山の同胞たちは死んでいきます。運が良かったのか、お先にどうぞと譲ったのか、どうして私たちは誕生できたのか。
【人間の考える事】なのです。
わたしは、意味をつけなさいと言う話をしているのではありません。
そういう意味づけによって人は苦しむのですよ、というお話をさせて頂きました。
人間が人間の見解によって苦しまなくなること。残酷でも、それも仏心といいます。

心からお悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏

あなたがお子さんを見殺しにしたのではないと思います。おそらく、そのお子さんが、あなたと兄弟姉妹のことを思って、あなたに判断を遅らせ、自らの命を終わらせたのだと思います。
その子のためにも水子供養をして、あなた達家族がその子の分もこれから力を合わせて精一杯生きていく事を誓ってあげてください。

また、私達はいつ死んでもおかしくない儚い存在です。死に怯えるのも仕方のないことです。
だからこそ生きている今の瞬間を大切にしましょう。ご家族をしっかり愛してあげてくださいね。

南無阿弥陀仏


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