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お坊さんならではの悩みについて

回答数回答 3
有り難し有り難し 58

あせもは職業病、電車で座ると睨まれる。
といった、お坊さん特有の問題などがありましたら教えて頂けないでしょうか。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

定休日が無い!?

やはり休みが定まらないことが大変といえば大変です。

お寺での法座や檀家さんの法事は事前に日時を決められますが、お葬式だけはどうしようもありません。休むつもりで予定を立てていても、どなたかが亡くなればキャンセルです。地域によっては、火葬場が休みでお葬式が出来ない友引の日がありますが、その1日だけでは長期の旅行は無理です。

また、この時期はお盆で忙しいので、夏休みの子どもと充分に遊べないのも辛いです。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

僧侶は剃髪をし、いつも衣姿?

悩みではありませんが、ちょっとしたエピソードを紹介します。
浄土真宗は在家のままで悟りを開くことが出来る在家仏教(あるいは、浄土真宗の僧侶は「非僧非俗―俗人ではないが、所謂、親鸞聖人が生きていた当時の世間でいうところの僧侶でもない、ということ」)を標榜していますので、剃髪をしていません。また、私自身、平日は高校で教鞭をとっているので、お通夜の席には職場から直接、会場になっている葬儀会館に向かうことが多いのです。そこで問題になるのが、そこの葬儀会館の担当者が、私のことをよく知っている方ですとよいのですが、そうでない方が担当なさっていると、どこから見ても普通のサラリーマン風の人が、大きめのバッグを持ってやって来た、一体、この人は誰?ということになるのです。もちろん、こちらから寺院名を名乗りますから、すぐにわかってもらえるのですが、どうも僧侶は剃髪していて、衣姿でやって来る、というイメージが強いせいか、こんなことが起こるんですね。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

忙しいこと

私の場合、平日は他の仕事をしていて、休日にお寺の仕事をしているので、とにかく休みがないというのが悩みでしょうか。
で、お坊さんだからかどうかわかりませんが、仕事以外にも町内会の役割とかを頼まれたりして、いくつかの団体の通帳を何冊か管理して会計役をやったりもしています。
もう、頭がこんがらがりそうなときがあります。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

私にとっては未知の世界である、お坊さんの実生活の悩みを教えていただきありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ