回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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定休日が無い!?
やはり休みが定まらないことが大変といえば大変です。
お寺での法座や檀家さんの法事は事前に日時を決められますが、お葬式だけはどうしようもありません。休むつもりで予定を立てていても、どなたかが亡くなればキャンセルです。地域によっては、火葬場が休みでお葬式が出来ない友引の日がありますが、その1日だけでは長期の旅行は無理です。
また、この時期はお盆で忙しいので、夏休みの子どもと充分に遊べないのも辛いです。
僧侶は剃髪をし、いつも衣姿?
悩みではありませんが、ちょっとしたエピソードを紹介します。
浄土真宗は在家のままで悟りを開くことが出来る在家仏教(あるいは、浄土真宗の僧侶は「非僧非俗―俗人ではないが、所謂、親鸞聖人が生きていた当時の世間でいうところの僧侶でもない、ということ」)を標榜していますので、剃髪をしていません。また、私自身、平日は高校で教鞭をとっているので、お通夜の席には職場から直接、会場になっている葬儀会館に向かうことが多いのです。そこで問題になるのが、そこの葬儀会館の担当者が、私のことをよく知っている方ですとよいのですが、そうでない方が担当なさっていると、どこから見ても普通のサラリーマン風の人が、大きめのバッグを持ってやって来た、一体、この人は誰?ということになるのです。もちろん、こちらから寺院名を名乗りますから、すぐにわかってもらえるのですが、どうも僧侶は剃髪していて、衣姿でやって来る、というイメージが強いせいか、こんなことが起こるんですね。
忙しいこと
私の場合、平日は他の仕事をしていて、休日にお寺の仕事をしているので、とにかく休みがないというのが悩みでしょうか。
で、お坊さんだからかどうかわかりませんが、仕事以外にも町内会の役割とかを頼まれたりして、いくつかの団体の通帳を何冊か管理して会計役をやったりもしています。
もう、頭がこんがらがりそうなときがあります。
質問者からのお礼
私にとっては未知の世界である、お坊さんの実生活の悩みを教えていただきありがとうございます。