将来と自己嫌悪
はじめまして。
美術科の学校に通っている高校2年生です。
私は今進路について悩んでいます。
昔から絵を描くことが好きだった私は中学時代から今通っている高校に行く気まんまんでした。周りから上手いと言われていたり、自分で上手いと思いこんでいるのもあって…。
「新しい世界で一番になって、技術を磨いて将来は有名な作家になる」と大きな目標を掲げ入学したのですが、いざ入ると周りは自分より絵が上手く、賞をとったり先生から褒められたり同級生、下級生、先輩たちから尊敬されたりと自分が欲しかったものをすべて他人である同級生達が手に入れていきました。
そんな中でも一年生の頃は追いつくように頑張ったのですが中々思うようにいかず二年生からは「どうせ賞もとれないから…」とコンクールなどへの応募をやめてしまいました。今では校内コンクールの小さな賞を少しとったり校内でのイベントに選抜される程度です。
こんな小さなことでも感謝できない自分はとても浅はかだと思いますが、どうしても周りの功績と比較してしまって…。
こんな自分が大学や専門学校へ行ってもまた今と同じような状況になりそうでどうしても進学が億劫です。だからといって就職しても将来の「作家になる」という夢が遠のいてしまう気もします。
周りの友達や家族や先生は「大丈夫だよ、応援してるよ」と言ってくれるのですがそんな根拠のないことを持ち出されても不安が募る一方ですし、その優しさを素直に受け入れられない自分にも嫌気が差してきます。
長々とごめんなさい。
こんな才能のない自分は存在価値のない無意味な存在で、むしろ悪質な存在で、応援してくれる家族にも、友達にも、先生にも、申し訳ないです。
とにかく、自分の存在等が悲しくて惨めでかっこ悪くて悪質で涙が出てきます。
こんな自分の未来のあり方、自己のあり方を説いてくださると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんにちは。
今も絵を描くことが好きですか?好きならば続けましょう。
コンクールも「どうせダメだ」と諦めずに出しましょう。コンクールに出す作品を作製することで技術が磨かれます。
私は以前、ウクレレという楽器を習っていた事がありました。月に一度、生徒さん5~6人の小さな教室でしたが、必ず年に一度発表会に出させられました。私は先生に「そこまでしなくてもいいですよ。楽しくやれば」と言ったところ、先生は「発表会がないと上達しない」とおっしゃいました。確かに発表会があるとそのためにきちんと練習します。技術も磨かれます。私もおかげでずいぶん上達しました。発表するための練習が、結果として自分を高める事になったのです。
ですので、まずは入賞するかしないかに関係なくコンクールに出品し、あなた自身の技術を高めるようにしたら良いと思います。
今は高校2年生ですね。あと1年あります。技術を磨き自分を高め、目標に向かって精進しましょう。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
絵を描くのは今でも大好きです。
自分は結果ばかり気にしていたのですね…。
コンクールにも応募してみたり練習にも励みます。
精進します。本当にありがとうございました。