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病気がちで辛いです。

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五年ほど前に風邪で病院へ行ったところ脂肪肝が見つかり通院していました。運動で減量し改善してきたものの歳の割に血圧が高いと言われ紹介状を貰い専門病院に行きました。
そこで脳に腫瘍があり、血圧が高いのかもしれないと検査を繰り返してきました。
でも腫瘍が小さいのか無いからか見つからず、また検査中に甲状腺癌が見つかり、そちらの手術、治療を優先していました。

最近になり、甲状腺の方は落ち着いてきたので脳の検査の方を主体にやっていく事になりました。

他県の脳の専門医の方にMRIを見て頂いたりもしたのですが、あるようにも見えるし無いようにも見える、という回答でした。
そこで近い内に脳カテーテルで詳しく検査をしてみようという事になりました。

この検査をすれば腫瘍があるのかどうかハッキリするし、病を疑われた頃から自分でも調べて、こういう検査をするかもしれないとは分かっていたのですが、いざその時が近付くと不安でたまりません。

また、本当に腫瘍があった場合、東京の専門的な病院へ行くという選択肢もあると言われました。(病気自体が難病で症例が少ない事もあると思います)

でも、うちは母と私の二人暮らしで、検査が多かったので私はいま仕事をしていません。
これからも暫く検査があるのですぐには仕事を探せません。
もしも腫瘍があっても、東京へ行くなどとても出来ないだろうと考えるとこれからがとても不安です。

また母に生活費や医療費の負担を押し付けてしまっている事がとても苦しく、でもどうにも身動き出来なくてどうすれば良いのか分かりません。

きっといざ検査や治療の時になれば気持ちは落ち着いてくる...と思うのですが、その時までがどうにも辛くて怖いです。

どういう風な気持ちで居れば良いのか、良ければ教えて欲しいです。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

出来る範囲で最善を尽くす

自分のいのちは自分のものではありません。自分でこの世に生まれて来ようと、意思を持って生まれてきた人はいません。気がついてみたらこの世に生まれていたということです。それと同じように、自分の寿命を自分の力でコントロールすることは出来ません。生まれるのも死ぬのも自分の力以外のものが働いているのです。
ですから私には、朝目覚めたら今日一日をしっかり生きようと思うことしか出来ません。そして寝るときは、今日一日生きることが出来たことに感謝します。若いときは、明日も明後日もずっとこの生活が続くように思っていました。おおいなる勘違いの中で生きていました。
病気が発見されるのも縁、発見されないのも縁です。病気に罹っても普通の暮らしをして長生きする人もいれば、たいへん健康な方が、不慮の事故で一命を落とすこともあります。思い通りにならないのが人のいのちです。
ナチスドイツの人体実験に次のようなものがありました。健康な被験者をベッドに固定し、腕をベッドの下にたらし、傷つけた腕から血液が流れるような状態にしたと被験者に思わせたそうです。実際には血液は流れていないのですが、ベッド下の容器に水が一滴ずつ落下している音を聞かせたそうです。被験者は自分の血液が一滴ずつ流れ出ていると信じ込み、健康体であったにも関わらず一晩で死に至ったということです。
また、大相撲の担当医であった方がある相撲取りに、稽古での動きが悪いとか、体のハリがないとかマイナスの評価を与え続けた結果、血液中の免疫力を示すT細胞やNK細胞の動きが悪くなり、数も減少したということを言っておられました。逆に高評価を与え続けると動きが活発化しすべてがいい方向に進むということです。
今あなたに出来ることは、事を悲観的に考えるのではなく、これからはすべてのことがうまくゆくと信じることです。あなたの気持ちの持ち方で、検査結果が変わることもあるのです。自分に出来る範囲で最善を尽くし、あとはすべて仏さまにお任せするしかありません。あなたの人生が好転することをお念じ申し上げます。

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鳥取市にある浄土真宗のお寺の住職です。36年間のサラリーマン生活を経て20...
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私たちは生きていることが当たり前のように思いがちですが、実は生きていることは奇跡的なこと、あり得ないことです。それは、病を経験したあなたには分かっていることと思います。
ですから、先のことを考えても虚しいばかりです。それよりも、目の前の今できることを精一杯やること、それしかないのだと思います。
例えば、お母さんの家事を手伝ったりしながら、お母さんとの何気ない会話を楽しんでください。そのような日常的な些細なことこそ、かけがえのない価値があるのだと思います。
どんなことでもいいですから、今あなたにできることを頑張ってくださいね。
あなたの病が治ることを願っています。

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

聖章様>回答ありがとうございます。文字に起こしてみると先への不安から気持ちが焦っていたんだと思います。まず自分の手の届く事から、出来る事からしていってみようと思います。本当に回答ありがとうございました!

りゅうよう様>回答ありがとうございます。確かに、言われてみれば心身共に調子が良かった時は病は治ると自然と思っていたし、自分の体の事を信じていた気がします。
いざ病に向き合うという段で気持ちが焦っていたのかもしれません。きっと病気が治ると、また自分でも信じてみようと思います。
本当に回答ありがとうございました!

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