閉塞感と焦燥感
こんにちは。領といいます。
私は小さいときから虐待を受けて育ちました。
それまで誰にも気付かれることなく、そして自分でも虐待だと思わないまま18まで過ごしました。
ある時から胸が急に酷く痛み、息も出来なくなることが続くようになり、だんだんと体調が悪くなっていきました。
自分ではないもう一人の誰かが心の中に居るように思えてきたのもこの頃からです。
そして今年4月に就職しましたが仕事場でイジメがあり、ついに日の光が浴びられなくなりました。
そのあと大量服薬をして、かつぎ込まれた病院で受けた診断は統合失調症と解離性同一性障害とパニック障害でした。
いまは退院して仕事もボランティアという形でしていますが、どうしても息が詰まるような、生きにくい感覚に襲われます。
でも誰かに相談などできないので、気持ちがまた死に傾いてしまいます。
どうすれば良いのでしょうか。
死が怖いという訳ではないのですが、死ぬことを考えると酷く息が詰まり体を動かす事が出来なくなります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「今」しか存在していな事実
過去の嫌なことトラウマのようなことがあると、そうしてもそれに引きずられ、
現実が台無しになります。
そうした過去に引きずられ記憶に引きずられる生活、から逃れるチャンスです。
そのために「今」という時間しか瞬間しか存在していないことに気付いてください。これは現実です。
過去は存在していません。でも気になる。思い出すもん。といっても存在していません。そうしている間にも過去になっています。過去に会った嫌な出来事や、他人の評価など何にも付け加えられていない、今があるだけなのです。
そうした事実に気付くことが、焦燥感や閉塞感から脱することになるのでしょう。
今目の前になるものを只見てください。何にも付け加えられてないでしょう。トラウマなんてないでしょう。そうして物事を見ていくようにしてください。
三代、四代前から続く負の連鎖
こんにちまでよく耐えてきて下さいました、ありがとうございました。
その虐待は、おそらくあなたの親御さんも、その先代さんから受けてきたのでしょう。
あなたの使命は、あなたの代でその負の連鎖を断ち切る事。
親には憐れみの目を持ってあげてください。
自分がやっている事が何であるか自分でも分かっていないのです。
上手に少しづつ、距離を離して行ってください。
親御さんもあなたに依存している部分もこれかたどんどん出てくると思います。
ですが、自分の命を優先してください。
出家という言葉は、そういう家族、家庭、家庭独自の独善的な縛られから、縁を断ち切って、冷静に別存在の視点から物事を眺めることです。
頭を丸めなくてもよろしい。あなたは今日、いま、ここで、心の自由を得てください。
親といっても、別存在、別人格、別人生、別行動、別々の生命体なのです。
心の闇から解脱するためには、第一次的生活を重んじてください。
死の事が思われても、深追いしてセカンド、二次的な思いをしない事。
人から何かを言われても二次的な思いを起こさない。
セカンドを立ち上げない内に他の事を行動する。
思いに生きることは、現実ではないから、行動がストップするのです。
思いに使われないためにも事実を生きてください。
Facebookのtokyo禅を検索してメッセージを送ってください。
そこに負の思いの世界の虜にならないためのヒントがあるかもしれません。