口は災いの元?
私は3月からある会社に派遣社員として入りましたが、なかなか仕事を覚えれず、不安な毎日を送ってます。
今日派遣社員の仲間の方達と話をしてる中で、私は母子家庭で、発達障害の子供がいて、一人で育てて行くのは不安だから、先のこと考えてのんびりした沖縄へ移住考えてることを話してしまいました。周りからしたら仕事をさぁ、教えていこう、戦力になって貰おうと仕事を教えていただいてる中、一年後には私辞めるんですと話してしまったことを後悔してます。この話により、あの子は一年後辞めてしまうんだ、じゃ仕事教えても仕方ないな、とか、やる気ないんだろな、と私に対する態度が変わるのではと、言ってしまったことにどうしよ?フォローいれなくてはならないかと考えてます。これって口は災いの元ですよね(T ^ T)
将来の不安
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心はたもちがたく、かるく立ち騒ぐ
むか〜しむかし、あるところで旗がたなびきました。それを見たある人が「旗が動いた」と言いました。すると別の人はこう言いました。「ははは、あれはな、風が動いたのだよ!」旗が動いたと言った人はムッとします。「いや、あれは旗が動いたんだ!」「いいや、風が動いたのだよ、馬鹿か君は!」だんだん悪循環してヒートアップしていきます。
それを見ていたお坊さんはこう言いました。「旗が動くのでもない、風が動くのでもない。本当に動揺しているのはお前さんがたの心だ!」
さて、私から質問です。今、動いているのは言葉でしょうか?それとも職場の人たちでしょうか?
追記
ちょっと問い方が意地悪でしたね。
仏教的に言えば、目の前で旗がたなびいているというのは事実です。でも、旗が動いてるんだ!とか風が動いてるんだ!と人が頭の中で認定するのは現実世界の出来事ではありません。ただ、頭の中でストーリーが進んでいるだけです。
仏教は「頭の中のストーリーは苦の量産マシーンですよ。頭の中のストーリーで生きるのではなく、頭の外のあるがままの世界で生きると楽になりますよ」という教えです。
あなたは1年で辞めるとおっしゃいました。これをどう受け止めるかはあなたの頭の外の人たちが決めることです。そりゃ人によって「やる気ないんだろうな」というストーリーを作るかもしれません。でも別の人は「そりゃ派遣なんだから当たり前だよ。前もって言ってくれるのが常識だ」という受け方をするかもしれません。どう受け取られるかはその人その人、一人一人違うし、同じ人でも今はこう考えているけどさっきまでは違ったということもあるでしょう。
今、目の前の相手がどう受け止めているかは観察せねば分かりません。どんなに私やあなたが頭の中で考えてみても、それは妄想でしかありません。
結局、動いていたのは言葉か、それとも職場の人たちか?
お坊さんの見方はこうです。そんな悪いこと探しをする心が、物事をグッチャグチャにするのだと意識しましょう。お釈迦さまは断言しました。苦の原因は心であり、心をよく調える者が苦を離れると。
質問者からのお礼
私の言葉が動いてる…、かな?
追記の回答ありがとうございました。
確かに一人悶々と勝手にあたふたして、モヤモヤしてました。なんか気持ちが今はスッキリしてます。
私は悩みグセ、不安症なんで細かいことをいちいち考えこむことがありますが、あまり深く考えずありのままでいようと思います。