ご相談、ありがとうございます。
一つひとつの言葉から、「誰かにわかってほしい」という切実な想いが伝わってきました。そしてそれは、決して“甘え”でも“弱さ”でもありません。まっすぐに努力してきた人にしか生まれない言葉だと思います。

あなたが職場で担っている役割は、“できる人”として他の人のフォローをするポジションなのですね。でも、「助けてあげられる人」だからといって、「助けを必要としない人」ではありませんよね。

むしろ、他人に配慮できる人ほど、自分の苦しみを飲み込んでしまいやすいんです。そんな中で、限界を迎えても「あなたならできるでしょ」、「その分ボーナスで差をつけてるから」、と言われてしまうこと・・。

それは、がんばってきた人の心を、さらに追い込む言葉だと思います。

本当は、職場の上司が、「いつも大変なところを支えてくれてありがとう」と、
たった一言でも声をかけてくれたら、救われる心があるのに。それがないまま、責任だけが積み上がっていく毎日に、あなたの心が悲鳴を上げるのは当然のことだと思います。

人は、誰かにわかってほしいと思うものです。「こんなに頑張ってるのに」「こんなに耐えてるのに」、そう感じることがあるのは、とても自然なことです。

けれど、どれだけ伝えようとしても、他人がその気持ちを完全に理解してくれるとは限りません。そうした現実は、冷たく感じられるかもしれません。でもだからこそ、「わかってほしい」と願いながら、それでも人と関わり続けようとする姿には、大きな意味があると私は思います。

あなたは、ずっとその姿勢を崩さず、誰かのために動いてこられました。たとえ矛盾を抱えながらでも、「それでも向き合おうとする心」があること、それ自体が、あなたの人としての深さであり、やさしさなのだと思います。

「友達もいない」と書かれていましたね。人に相談できず、理解されず、それでも投げ出さず、ここまで頑張ってきたあなたを、私は本当にすごいと思います。

もし、いま直接の周囲には「わかってくれる人」がいなくても、この文章を通して、あなたの想いは確かに届いています。

この場所は少なくとも、がんばっているあなたが「がんばっている」と言える場所です。そして、「しんどい」と言える場所です。

これからも、いつでも言葉を届けてください。

釋兼高

順教寺

広島の山あいで、今日も「なんまんだぶつ」とつぶやいています。 浄土真宗本願寺派の僧侶、ケンコウと申します。 日々の中には、言葉にならない思いや、誰にも言えないもやもやがあるものです。 そんな時こそ、仏さまの教えが、ふっと心に灯りをともしてくれることがあります。 この「はすのは」では、あなたの声に耳を傾けながら、一緒に“いま”を見つめ直す時間をつくっていきたいと思っています。 堅苦しくなく、あたたかく、時にゆるく。 どうぞ、あなたのお話、聞かせてくださいね。

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他人から認めて欲しいという気持ち（プライドの煩悩）は誰にでもありますよね。
ただ、仏教的にはそのような煩悩は悩み苦しみストレスの種になるので、善くない心だと考えます。
また、認めて欲しいと思ってしまうときって、たいていは過去や未来についての妄想雑念を膨らませている時であり、「今・ここ」の現実の現場から意識が離れて上の空になっているでしょう。
つまり、「認めて欲しい」と頭に浮かんだときは、自分で自分の嫌な気分になるスイッチを押しているときなのです。
ですから、そのスイッチを自分で切れば良いのです。
「これは妄想雑念だ」
「過去や未来や自分や他人に関する雑念はストレスの原因になる」
「今・ここの現場にはプライドの煩悩は必要ない」
と念じるようにしましょう。
そうすれば意識（スイッチ）が切り替わる可能性があります。
大丈夫、あるがまま、お互いさま。
仏様は煩悩だらけのあなたを見捨てず救うと誓ってくださっているので、最終的には救われるから大丈夫だと思いましょう。

願誉浄史

がんよじょうし。浄土宗教師。｢○誉｣は浄土宗の戒名に特有の｢誉号｣です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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拝読させて頂きました。
あなたが今まで必死になって頑張ってきたのですね、あなたが周りをカバーしてもあなたにはカバーしてくれる人はいないのですね。あなたがとても辛い思いを抱えているのに上司や経営者はわかってくれず、あなたは余計に辛くなってしまうのですね。詳細なあなたのことや職場内のことはわからないですけれども、あなたがとっても辛い思いをなさっておられることは伝わってきます。あなたのその辛いお気持ち心よりお察しします。
あなたがその様に辛い思いをなさっているならばやはりあなただけで抱え込まずにしっかりと上司や経営者にお伝えしましょう。書面になさって伝えてもいいと思います。
それでも上司や経営者があなたの気持ちを受け止めてくれないならば、公的機関の相談窓口にしっかりと相談して通告なさってもいいと思います。
あなたは先ず安心して働く権利があります。あなただけが不安やプレッシャーを抱えて働かなければならないのはおかしいです。しっかりとご相談なさり速やかに対応をお願いしてみましょう。
逆にその様に相談し対応された後から逆恨みされてあなたが傷つけられたり被害を受けたら速やかに公的機関に訴えましょう。そして速やかに改善を求めていきましょう。
あなたが思いを受け止められて皆さんと助け合いながら安心なさってお勤めに励むことできます様に、皆さんと分かち合いながら健やかに毎日を生きることできます様に心からお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌

Kousyo Kuuyo Azuma

個別相談可能

一向寺

脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。（佐野ラーメンが有名な処です。）これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。

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ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。