悲観的な自分が嫌です
回答 2
有り難し 23はじめまして。
私はなかなか子供ができず、婦人科に通っていました。夫婦で検査をしても異常はなく、自然妊娠できると言われましたが治療しても授からず1年前に治療をやめました。
通院を始めた頃は「今回はきっと妊娠できる」と思えましたが、通院が長くなると「どうせまたうまくいかない。お金と時間がかかるだけ」と考えるようになりました。
治療をやめてからもその考え方が抜けず、失望するのが怖くて何に対しても悲観的になってしまいます。
夫は「授かりものだから仕方ない。夫婦で生きていこう」と言ってくれていますが、本当は残念で仕方ないんだろう、こんなことなら結婚しないで一人でいればよかった、とか考えてしまいます。
最近では職場で仕事を任されてもどうせうまくやれなくてみんなに迷惑をかけちゃうんだろうなー、と考えて憂鬱になってしまいます。他人からのちょっとした言葉にくよくよすることも増えました。
先日、気をまぎらすため二人でコンサートに行こうと思いましたが、直前に夫に急な仕事が入り行けなくなりました。それからは夫婦で出かけるのも億劫です。誘われてもどうせまた行けなくなるかもしれない、と思うとなんとなく気が進みません。
大好きな夫との子が授かれなかったことよりも、こんな自分になってしまったことのほうが辛いです。子供が産めないならせめていい妻でいよう、と家では笑顔でいますが、正直苦しいです。一人でいると涙が出そうになります。
もう少し前向きに生きたい。何かお言葉をいただけないでしょうか。
先のことが気になってしまう
お坊さんからの回答 2件
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もし前向きにいきられるとしたら？
どんぶら子 さん ご相談ありがとうございます。
悲観的な自分が嫌で、・・・もう少し前向きに生きたい。
とのことですが、
もし、前向きに生きられるとしたら？
どんぶら子さんは、何をしていますか？？
お子さんがいても、いなくても
ご主人との予定が上手く行っても、上手く行かなくても、
もし、前向きに生きられるとしたら
どんな気分で、どんな状態で、どんな環境で、どんな雰囲気で
誰といて、何人ぐらいいて、どんな話をしていて
どんな笑顔で、どんなイケイケの顔で、どんな感覚、どんな体の状態
この、もし・・・のことを、
深く、深く、ゆっくり、じっくり考えて、味わってみましょう！
昔、どんぶら子さんが、好きだったものは何ですか？
昔、夢中になったものは何ですか？
できた、やったーー！！、やり遂げた、充実した！！
というものは何ですか？、その感覚はどんな感じでしたか？
色は？温度は、周りは？どんな感じでしたか？
未来にも、過去にも、ヒントは沢山あるのです。
なのに人は大きな出来事（今回は悲観的になる事）に出会うと、
視野が狭くなり、感動した小さなヒントを忘れてしまうのです。
さらに、前向きに生きられない状態を作り出したいために、
悲観的になることを持ち出しているだけなのです。
前向きに生きようと思えば、本当はいつでも変えられるはずなのです
変えようと思い、意識すれば、変えられるはずなのです。
変わろうと思い、視野を広くし、過去からも未来からも
小さなヒントをたくさん出して、前向きに生きようと思い
前向きに生きる何かを選択したら、きっと歩めるはずです。
歩めると思い始めたら、今、何ができる、何ができそう
やれる、やってみようです。
少しの一歩、少しの変化が、一年後、二年後、五年後、やがて大きな変化をもたらします。
もう悲観的になる必要はありません。変わる、変えられる、きっと一歩踏みだせる。
そう思って、色々試してみましょう！！
きっとできます。必ずできます。応援しています。
お二人の人生ですから
拝読させて頂きました。あなたのお気持ちもご主人様のお気持ちもわかるように思います。ものは考えようですが、それでもお子様が授からないことはやはりつらいことでしょうね。
お子様がお生まれなさるかどうかは誰にもわかることではありません。それはやむを得ないことです。
お子様を授かることは有難いことです。ただそればかりが人生全てでもありませんし、人それぞれの生きる目的でもありません。
人が生きることはそれぞれの方々がいかに健やかに充実して毎日を過ごしていけるかかと思います。
それにはやはり自分自身の心がけや行いが大切ですよね。人と人とのご縁は巡り合わせですし、せっかくの大切なつながりです。
あなたとご主人様とは不思議なご縁で巡り会い深めていかれたものです。もう一度先の未来をお二人でゆっくりと見つめ直して頂きたいと思いますね。
ものごとは捉え方考え方によって明るくも暗くもなりますし、未来は開けていくこともあるでしょうし、閉ざされてしまうこともあります。
あなたとご主人様との人生はこれからも続いていかれます。
どうぞお二人でもう一度これからの未来を見つめ直してみてください。
あなたとご主人様がお互いを大切になさりながら充実した毎日をお過ごしなさってくださいますようにとお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
今まで誰にも話せなかったことをここで打ち明けられ、ご回答いただけたこと本当にうれしく思います。
釋 孝修 様
丁寧なご回答ありがとうございます。
>変わろうと思い、視野を広くし、過去からも未来からも
小さなヒントをたくさん出して、前向きに生きようと思い
前向きに生きる何かを選択したら、きっと歩めるはずです。
過去の良かったことや、自分の良いところではなく悲しい記憶や短所ばかりに目が行っていたことに気づきました。
以前の自分がどうだったかを思い出し、これからどう生きるのか、そのために何ができるのかを少しずつでも考えてみたいと思います。
kousyo Kuuyo Azuma 様
暖かいお言葉をありがとうございます。
>あなたとご主人様とは不思議なご縁で巡り会い深めていかれたものです。もう一度先の未来をお二人でゆっくりと見つめ直して頂きたいと思いますね。
私がこうしていられるのもご縁のあった人たちのおかげ、という当前のことを忘れていた気がします。どこか「私だけが苦しんでいる」と思っていたのかもしれません。
夫婦の将来については、最近は話し合うことを避けていました。まずは夫と向き合っていきたいです。
