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夫のお位牌とお骨を義父母から返してもらうのは非常識?

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二度目の質問になります。
昨年他界した夫は、夫側の先祖代々続くお墓で眠っています。そして、私と義父母は険悪な状態です。
義父母は長男である息子が亡くなったことで、その子供であるうちの長男を跡継ぎにと考えているようですが、夫の死から数知れぬ仕打ちをされてきた私たち家族にとって、義父母とは二度と会いたくない存在です。

私自身、婚姻関係終了届を提出すれば他人になれますが、子供たちはそうはいきませんし、完全に縁を切ることで夫が眠るお墓の問題が出てきます。夫には姉が一人いますが、すでに嫁いでいます。
百か日は私と子供が欠席で、あちらの親族のみで行いましたが、今後は義父母が欠席しても、しっかり喪主を務めてほしいと言われました。
私自身、喪主をするのは全然問題ありません。しかし、正直お寺さんも義父母とは精通する仲、しかも葬儀の時子供たちのいる前で散々夫の死を悪く言われたのでお願いしたくありません。
彼らを見てると、所詮見栄と体裁と金だけか!と強く感じています。
義父母は、相変わらず私の兄弟や友達に電話し生前残した夫の負債額や私の悪口を散々語り、挙句には残された財産や年金額をしきりに聞き出そうとしています。もう、はっきりいって全てが恐いです。

私は、鬼になろうと思いました。もうこれ以上振る舞わされたくありません。もう終わりにしたいんです。
私が死んでもあのお墓には入るつもりはありませんし、子供がお墓を守るか否かは子供が成人し物事の分別が付くようになってから子供自身に考えさせたい。だから、無理やり押し付ける事だけはしたくない。
でも、義両親はそれを待ってはくれない。
そんなんだったら、今後争うことを覚悟で夫のお位牌とお骨を家族のもとに返してもらい、全てを清算したいと考えています。
これって、矛盾ですか?これって勝手ですが?
これらを実行することで、夫はあの世で苦しむのでしょうか?独りぼっちになって悲しむのでしょうか?
宗派が違うお墓に夫を眠らせたら夫は苦しみますか?
私の考えは、この世にいる身勝手さで、あの世では通用しない話なのでしょうか?すべてが分らなくなりました。
支離滅裂な文章ですみません。
どうか、どうか、助けてください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お位牌は作ればいいです。お骨は少し難しいかも知れません。

まるこさんへ、こんにちは。

儀父母と上手くいかないのですね。そんなことはたくさんありますので、まるこさんのケースはいいか悪いかはここでは省略しますね。

お位牌は開眼すればいいので、自分で仏具やで買って、ご縁のお寺にお願いすれば大丈夫でしょう。問題はご遺骨です。墓内に散骨している形式であれば取り出しが難しいので骨壷で納めている状態での対応になります。
 問題は、ご遺骨の所有権は儀父母が持っていますので、勝手に持っていくことができません。今後、付き合わないということであれば、感情的にこじれて、分骨してくれない場合も考えられます。
 そこで縁を切る前の作戦ですが、お位牌には納骨型位牌というのがあります。入れる骨は小指の骨程、ホンの少しです。儀父母には、家でも祀りたくて納骨型位牌を用意したたので、少しお骨を分骨してもらいたいといって分骨してもらいましょう。そしてお骨を入れてから、お付き合いを止めればいいでしょう。そうすれば分骨してもらえないリスクをなくすことができます。そして夫のお墓を立てたい時にそのお骨を納めればいいのです。

合掌

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だいじょうぶ非常識ではありませんよ

まるこさんこんばんは、大切なご主人に旅立たれお悲しみ深き中に義父母さんとの事大変お辛い思いをされておられのですね、ご愁傷さまです。檀家の方でも同じような経験をなさった方がおられます、奥様が旅立たれ義父母さんから大変攻められご本人も憔悴されておられました、そして奥様のご葬儀は奥様のご実家の菩提寺にて葬儀され埋葬されお位牌も先方でした。そしてその後の供養のこととこのことをどう受け止めて生きて行けばいいのかとのことでご相談を受けました。結果として義父母の方と話し合い分骨させていただき、位牌もこちらで改めて造り奥様の魂をこちらで入れさせていただき当寺でお骨は預からせていただき、新たに造られたお位牌はご主人が手元に置かれ手厚くご供養されていただいております。その後のご供養も別々ですが主人は手厚くご供養をされています。前回にご質問に対しての東上人のご回答のごとく、私も残念ながらその経験を踏まえても義父母の方が冷静なられるまでに時間はかかるかと思います。ですので返していただけなければ分骨を願い出ることがよろしいかと思います。最悪分骨も拒否された場合でも別のお寺さんであなたが造られたお位牌にご主人の魂をお入れいただくことは出来ます。そしてご供養をいただくことも可能かと思います。宗派が違ってもあなた様が義父母様と縁を切られてもご主人はそれよりもあなたとお子様のお幸せを願われておられと思います。そして大事なことはご主人の思い出と共にご主人の仏さまのお国での幸せを願っていただくこと、そしてあなたもお子様と共に幸せになっていただくことです。ごれが一番大事です。

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長くサラリーマンをしていて、16年前先代の跡を継ぎました。住職となって改め...
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「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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