持病について言われた言葉に今でも怒りが収まりません
医療系大学に通う21歳の女子です。わたしは一年以上前に言われた担任の先生の言葉が忘れられず今でも苛立ちと怒りが収まりません。それは病院実習に通う前に事前に私の持病について報告しに行った時です。(報告しないといけなかったので)
私は持病として1歳2ヶ月の時にユーイング肉腫という病気にかかりました。珍しい小児ガンの一つらしいです。悪性でした。その後2回再発しました。3歳と5歳のときです。抗癌剤を何度も行い3歳の時に骨髄移植、5歳の時に放射線治療を行いました。今から約20年ほど前なので今よりも助かる確率も低かったです。覚悟してくださいとも言われました。しかし家族の支えと病気に打ち勝った自分の力、助けてくれた医者達のおかげでなんとか助かり、ここまで生きてきました。
それなのに私が持病について報告しに行った時に担任の先生は軽い口調で「あー、あの良性の?今はみんな助かるから。」と返されました。いくら大学の先生だからと言って、言っていい言葉と悪い言葉があります。病気になった人の気持ちを軽く見られたみたいで悔しかったです。その言葉が忘れられず一年以上経ちました。悔しいです。あんな医療人にはなりたくない。先生の言葉を気にする私がいけないのでしょうか?どうしたらこの気持ちが晴れますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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こんばんは
小さい頃に大変な病気にかかっていたのですね。よくがんばりました。
専門の方にこのような話をするのは申し訳ないですが、あなたが報告したのは「既往症」で、先生の聞きたかったのは「持病」だったのだと思います。
実習に行くに当たり、感染症などにかかっていては大変なのでそれを確認するために聞いたのだと思います。そこに、(病気自体は大変でしたが)現在は治っている事をおっしゃったので、先生はそのような反応になったのだと思います。先生はそれを軽く見たのではなく、今はちがうから大丈夫だよ、って気持ちだったのだと思います。気にする事はないですよ。
その気持ちを大切に、あなたは患者さんの心に寄り添える人になれると思います。
心の「身軽さ」は能力の一つ
その先生は、もちろん他人だからですが、心の身軽さがあるのです。
つまり、悩んだり落ち込んだり引きずったりしない身軽さです。
これは、仏教的な観点で見ると、すばらしい能力なのです。
逆に、ちょっとしたことでも落ち込んだり引きずったりしてしまう人は、人生がしんどくなると思います。
あなたはこれから人助けをするお仕事をめざすわけですね。
他人の気持ちを理解することは必要です。
しかし、同時に、心の身軽さを持つようにしてください。
心の身軽さがある人は、人生のストレスが少ないのですから、あなたにもそうなっていただきたいと思います。
怒りや悲しみを引きずらない方が人生は楽ですので。
注射を射たれたあとにいつまでも泣く子供は、注射の痛みは消えてるのにまだ悲しんでいるのです。
注射の痛みがなくなったら笑っていいのに、泣いて悲しんで怒っている時間って、もったいないし辛いでしょう。