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女に生まれることは生物的にも社会的にも損でしかない。

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私28歳、夫30歳です。
結婚当時夫は優しい人のように見えました。
妊娠後子宮外妊娠が発覚。
私自身も危険な状態でした。
夫はそれを知りながら病院に顔を出すこともなく浮気相手を妊娠させる等、裏切り行為が絶えませんでした。
退院後に後遺症やストレスで起き上がるのもやっとの私と無理やり性交しようとし喧嘩になり、「お前が子宮の外で妊娠なんかするから悪い」「男は本能的にセックスしないとダメ、お前が入院しなけりゃ揉めることもない。ストレスを発散するために浮気するのも仕方ない、男はそういう生き物だと知らないお前が世間知らずなだけ」と言い返されました。
私はショックで気を失い起きたら夜中で床に倒れたままで夫は寝室で寝ていました。
朝になっても眩暈があり横になっていた私に「生めない女は生物として失格」と更に暴言を吐かれ・・。
その後妊娠中の浮気相手から養育費を出せと電話がかかってきたり、夫の友人から「男の浮気は身体だけの関係で悪くない」と言われ開いた口が塞がりません。
私は今男という生き物が信じられません。
確かに本を読んだりすると男性には本能的にそのようになってしまう傾向があると書かれています。
だとしたら改善することは無いという事ですよね?
ただでさえ妊娠出産育児などで身体的負担が大きく行動等の制限もかかるのに、命がけで子どもを生んでる最中に男は浮気、そして本能だから仕方ないと言い訳する。
社会に出ても男と同じ成果を上げても出世は出来ない。
ところがこれを言うと「女は努力してないからだ」「女は男に劣ってるから」と言い返される。
私の以前勤めていた会社は結婚もせず何十年もひたすら会社の為につくしてきた女性が何人かいましたが、彼女らは役職すらつけてもらえていませんでした。
役職付きの男性と同じかそれ以上の仕事をしているのに。
仕事に必要な資格も男は会社が費用を全額負担しますが女は全額自己負担でした。
これじゃ女が損するばかりじゃないですか。
妊娠出産を生命の神秘と美化する風潮がありますが、そもそも女は妊娠したくてしているわけではなく、女に生まれた時点で自分の子供がほしければ命がけで自分で生むしかないのです。
男は種をばら撒けば自分は苦しまずに子孫を残せる。
不公平過ぎます。
私は男が憎いし女に生まれてきたことが嫌でたまりません。
女は損しかありません。
死んでしまいたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「男は本能的にセックスしなきゃダメ」は間違いです。

はい、何の正当性もない、ただの言い訳ですね。「ダメ」なんだったら、町中の男が全員強姦魔ってことです。100歩譲っても「射精」、最近では「ソイトモ=添い寝すればいい」男だっているんですから、一般化はできません。まったく。なので彼が言っているのは「俺が」というだけです。しかも中途半端。「俺は本能のまま生きるんだ」と言うのなら、服も食べ物もかっぱらい、暗くなったら眠りにつき、結婚の必要もないです。
「本能的にそうなる傾向がある」のは確かだと思いますよ、生物の目的は「自分の遺伝子コピーを増やす」ですからね。
「だから仕方ない」でもありませんよ。古来からこういった生存の欲求をどう満たしつつ社会を作っていくか?人間として生きていくか?そうして法律ができたり思考思想が発達したり、つまり「本能を抑制して」生きているのが人間です。「人間らしさ・その人らしさ」とは恐らく、こういった本能とかもって生まれたものと、どのように付き合っていくか?その様式を指すのだと思います。
「こういう傾向がある」のをご存知なら、「相手を選ぶのは女性」というのも、聞いたことはありませんか?鳥などで雄が派手なアピールをするのは、雌に選んでもらうためなのです、とか。
彼が自分の種を撒き散らして…というのは、彼なりの生物戦略なのかも知れません。けれど、その子達が人間としてどう育つのか?食っていけるのか?甚だ心もとない、稚拙な戦略です。
ということで、そんな「人間らしさの低い」彼とは離れる事をお勧めします。
さて会社の中でどう扱われるか?は会社によるのですが、確かにそういった差別的待遇をするところは、今でもあるのだろうと思います。そこは会社を変えるなり会社に変わってもらう…という対応を目指して行動する。
ただ、「女は損しかありません」もまた、間違いだと思います。いまあなたの置かれている縁の具合によって「損しかない」と感じている、という事。縁が、環境が変われば評価は変わります。あなたが今まで経験してきたことから出した結論でしょうが、それは経験によるもの。違った経験をすれば、違った価値観が必ず出てくることでしょう。

「お礼」、拝見しました。よく決心されたと思います。そして、早くそういったグループに繋がるべきです。
「こういう貴方が好きだった。どうして変わってしまったの?」は聞いておきたいところですが。

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一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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離婚しなさい。(再々回答)

ぬぬぬさんへ、こんにちは。

 あなたのご相談を読む限り、失礼ながらひどい夫ですね。少し人の生き方として理解に苦しむレベルです。
 
 彼の性格は直らないので、この後結婚生活を続けても苦労は目に見えてしまいます。別れると生活が大変かも知れませんが、親にお願いすることや友達にも協力してもらって、離婚してあらたな生活を始めましょう。それの方が幸せな人生の近道です。まだ若いのでやり直しもききます。あなたを大切にする人を見つけましょう。今回の離婚は、少し高く付いた人生の勉強代だと思ってください。

私も応援しますので、次のあらたな人生を歩んでください。まだまだ男性優位な社会でもありますが、女性の活躍の場所もどんどんできています。ぬぬぬさんの能力も磨いて社会的な評価をしてくれる会社もたくさんあります。それは夫の問題ではなく、ぬぬぬさんの今までの人生で何をしてきたかにかかっています。何も技術がなければ今からでも生き抜く技術を身につけていきましょう。

※(再回答)
 ぬぬぬさん、少しつらい人生を歩んできたのですね。がんばりましょう。協力します。
あなたのような女性を支援・保護してくれる団体もあります。彼はたぶん暴力癖を持っていると思いますので、逃げることも可能なので、今から連絡して万が一の対応相談をしておいた方がいいでしょう。行政の福祉課や社会福祉協議会に連絡してみてください。相談員の方がおられますので相談されるといいでしょう。

変な男もいますが、まじめに対応してくれう男もいるから安心してください。これからお金が必要なので、しばらくおとなしくしてお金をあつめ逃げる準備もしておくことも現実的かも知れません。彼は収入を持っているのですか。別れる時に、浮気もしているわけですから、いきなり裁判で彼から収入をぶんどることもできるのです。ただその間、性暴力を含むことも含めて注意してください。少しでも暴力がでたらそのまま先ほどの話をしたところに逃げてください。
※再々回答
いつでもメール・電話でご相談ください。応援します。合掌

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質問者からのお礼

※ 染川智勇様 ※
こんな男と結婚してしまったことは自分でも落ち度であったなと自覚しております。
結婚前の付き合ってる時から浮気はあったのでしょうけど、会えないときも連絡がマメで記念日や色んなことをしっかり覚えており気遣いもできる人だったため私は疑いませんでした。
私は諸事情で家族が一人もおらず親戚も知りません。
友人はいますが、みなそれぞれ家庭を持っている為頼ると迷惑がかかってしまいます。
せめて私に蓄えがあればいいのですが、検査入院手術費などを私が出していた為もう殆ど残っていません。
身体が元に戻ったら仕事を探そうかと考えておりますが、男を信じられないが為に社会復帰もできるか心配です。

※ 染川智勇様(再回答に対して) ※
鋭いご指摘です。
夫は腹が立つと物に当たります、これも付き合ってた頃は微塵も出さなかったのですが…やはり隠すのが上手い男だったということでしょうか。
私自身に当たることはなくてもいつ矛先が私に向くかとヒヤヒヤしていました。
そのような団体が存在するのですね、探してみます。
夫は仕事はしていますが蓄えは恐らくあまりないので慰謝料は厳しいようです。
自分で稼ぐのが一番ですね。
もう一人ではない、こんなに心強い言葉があるでしょうか。
本当に感謝しかありません。
有難う御座います。

※ 佐藤良文様 ※
男性からここまでハッキリと否定していただき心が少し軽くなりました。
そうですよね、本能のままに生きていたら結婚自体する必要もありませんよね。
その辺は私も指摘したことがあったのですが、夫曰く「結婚は世間体があるからしてるだけ。でもセックスは本能だから仕方ない、分けて考えろ」とのこと。
もう何を言っても無駄なようです。
ただ今すぐに離婚して出ていくことは金銭的に難しいので(慰謝料を請求しようにも夫もあまり蓄えがない様子なので)、とにかく身体を完治させ働かないといけないと思っています。
野生動物は雌が雄を選ぶ傾向にあるのは知っています、私は選ぶ相手を間違えてしまったようです。
社会制度はこれから変えていくことはできるでしょうけど、妊娠出産育児における女性ばかりへの肉体的負担はやっぱり不公平だなと感じてしまいます。
これは仕方のないことなのですが。

先ほど夫に体調が元に戻り次第仕事をする話をしたところ激怒されガラスのコップを割られました。
私がお金を貯めて離婚すると感づいたようです。
仕事をするなら覚えておけと言われました。
仕事の前に染川様が仰る様に機関へ助けを求めた方がいいかもしれません。

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