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お寺のホームページについて

回答数回答 5
有り難し有り難し 73

こんにちは。
近所にあるお寺や神社には、ほとんどホームページがありません。
もしかしたらほとんどのお寺にも無いんでしょうか。
これだけネットしている人が多いのに、どうしてなんでしょう?
単に、必要ないからなんですか。忙しいんでしょうか。
いろいろ調べたいときに情報が少ないです。
わかる範囲でご回答いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

ホームページを持っていない方に質問です。
1. なぜ持っていないのでしょうか?
2. 今後予定はありますか? いつからですか?
3. 今後必要な方は、なぜ必要なのですか?
4. 今後も必要でない方は、なぜ必要でないのですか?

ホームページを持っている方に質問です。
5. いつ作りましたか?
6. どのように活用(どんな情報を発信)していらっしゃるのでしょうか?
7. 更新は誰がしていますか?
8. 更新はどのくらいの頻度でされるのでしょうか?

お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こんばんは。

 私の寺では作ってます。
 私は大学のゼミでプログラミングを専攻して、サラリーマンとしてシステムエンジニアをしていた頃があったので、その経験を生かし作成しました。(なのでソフトは使っていますが、基本自分で手打ち(プログラムを直接書いてる)です)
 作成したのはご本山をおりた西暦2000年。当時はまだwindows98で、通信も電話のモジュラージャックからモデムにつないで、「ピーヒョロヒョロガーンガガーン」なんて音を立ててインターネットにつないでいた時代でした。ホームページのデザインは今見ると古めかしいですが、当時としては最先端だったんですよ。
 当初は、お寺に閻魔大王がおまつりされていることから、閻魔信仰を中心に作成しました(当時は研究系のページが多かった)。現在は更新は月に一度。門前の伝導掲示の解説が中心となっています。

http://www.holyji.com

 一方で、私の実感としてホームページの効果は限定的と感じています。檀家さんでご覧になっている方はほとんどいないようですし、「ホームページ見ました」と寺を訪れる方は1年に一回くらいです。ホームページをきっかけに檀家さんになった方はゼロです。
 ホームページを自作できれば良いですが、業者に頼めばお金もかかります。お金をかけて作っても効果がなければ意味がないと考えているお寺さんもあるでしょう。
 このように現実的な効果を考え、ホームページを作成してもやめてしまう、または最初から作成しないお寺さんもあると思います。

 私の場合は趣味をきっかけに始めたのと、伝導掲示の解説は自分自身の勉強にもなりますしね、それにひとりでも読んでいただいて誰かの気持ちが楽になるかもしれないですからね。これからも続けていくつもりでいます。

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・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。
話すのが苦手なので、原則不可とさせていただいています。どうしても!という場合は運営さんに問い合わせてみてね。

たくさんのコンテンツ満載です

拝読させて頂きました。なるほど、お寺でホームページはやはりお寺の住職様の考えで有無が決まりますね。
お寺は零細企業のようなものです。
住職は代表役員ですが、草むしりの仕事から法要まで多岐にわたります。
ですからコンピューターが得意だったり抵抗ない方でないとホームページを作って更新するのは難しいです。

ちなみにうちのお寺一向寺は約5年前に作り、友達に更新してもらっています。ほぼボランティアです。逆にそうでなければできません。
其れ程ネットにかけられるほどのお金があるお寺は限られています。

ただお寺には今までの長い歴史や仏教の教えや宗の教えなどのたくさんのアナログコンテンツが満載です。
そして実際に体験してみてお寺や仏教の良さがわかります。

あなたもぜひ菩提寺様にお参りなさり体験なさりながら仏教を学んでくださいね!

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個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

これからは不特定多数向けの情報発信が重要

ホームページを持っていますので、問いの順にお答えします。
いつ作りましたか?
はっきりとは覚えていませんが、10年くらい前だと思います。
どのように活用(どんな情報を発信)していらっしゃるのでしょうか?
お寺の行事・イベントのお知らせと日記が主なものです。
更新は誰がしていますか?
自分で更新しています。
更新はどのくらいの頻度でされるのでしょうか?
毎日更新しています。(院家日記)
私の宗派ではホームページやブログを持っているお寺は、全体の11%となっています。私の場合は、20歳のころからコンピュータに興味があり、一時はマニアのようになっていました。その流れがずっと続いています。ですから、ホームページを作るのも抵抗ありませんでした。ホームページを持っていらっしゃらないお寺さんは、パソコンが苦手であったり、どう作ったらいいのかわからない、人手がないなどの理由が多くを占めていました。情報発信の必要性は理解しておられるようですが、まだそこまで手が回らないという感じでしょうか。
それから、企業がホームページを持つ大きな理由の一つに、不特定多数に発信して認知度を高めるという事があります。お寺の多くは檀家組織で成り立っています。特定対象の場合は、紙媒体で事足りるケースが多いので、ホームページは必須ではないと考える方が多いのも事実です。ただ現代の日本は、家の宗教から個人の宗教へと変わりつつありますので、不特定多数向けの情報を発信することが重要になって来ると思われます。
お寺とホームページの関係は、養源寺のホームページにある「20年後の寺院像」に載せていますので、ご覧になって下さい。

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個別相談可能
鳥取市にある浄土真宗のお寺の住職です。36年間のサラリーマン生活を経て2008年より専従住職をしています。金融・保険、ホテル、冠婚葬祭互助会などの勤務経験があります。営業、広告宣伝、総務、経理、ITなどの職種を経験しています。今年73歳になる年男ですが、比較的若い回答僧侶が多い中、老僧としてhasunohaにかかわりたいと思っています。
基本的に午前中はお受け出来ません。午後2時から午後8時に対応させていただきます。お寺ですので、急な法務が入りお約束の時間を変更させていただく場合がありますことをご了解下さい。

探せばいくらでも出てくるはず

まめぞうさんのご近所の神社仏閣は無いのかもしれませんが、ホ-ムペ-ジを作っているお寺さんはけっこうあります。
まず、本山と言われる大きいところはみんな作っているはずです。

ちなみにうちのお寺(zuiunzan.com/)は
5.1998年
6.お寺の歴史やお知らせなど
7.すべて自分でやってます
8.大きな更新はあまりしていませんが、ブログは週2くらいのペ-スで更新

と、こんな感じです。

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個別相談可能
様々なつらい別れや痛みを、私も経験しながら今日を生きています。 あなたの苦しさや痛みを共に分かち合い、少しでも和らげることができれば幸いです。
自分自身も重度の知的障害児を育てながら家事と仕事で忙しくしています。 外に出ていることも多いので、なかなか時間がとれないかもしれませんが、なるべく時間が許す限りお話を聞きます。

今のところ必要ないので

うちのお寺にはホームページがありませんが、今のところ誰からもホームページを作って欲しいと言われたことはありません。
また、うちの寺は檀家数十件で細々と運営している宗教法人で、観光寺院でもないし、仮に作るとしてもホームページではなくSNSで充分だと思っています。
必要な連絡事項は電話の連絡網で檀家さんが回してくれます。
年に一回檀家総会を開いて会計報告や年間行事予定の話し合いをしています。
檀家さんは、お寺を自分達のものだと思っており、部外者にお寺の施設を使わせるのを快く思わない檀家さんもいます。
なので、基本的には地元の人以外はお寺を利用しないので、情報発信は口コミ・電話・お寺に掲示、で充分なのが現状です。
町内会の集会所に近いイメージですね。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
お礼が遅れてすいません。
檀家さんっていうのがあるんですね。
ほんと色々理由があって勉強になりました!!
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ