お坊さんの職業病はありますか
PCに座ってずっとタイピングしていると腱鞘炎になるとか、職業柄なりやすい病気や症状がありますが、お坊さんをしていてなりやすい病気や症状はありますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
内蔵と膝
私の周りの中年以上の僧侶方は糖尿病などで食事制限を指導されている方が多いです。
法事などの御膳をしっかり食べるせいではないかと思いますが、多い日は2~3件の法事に行き全てたいらげると「あっ」という間に肥満体質の出来上がりです。
残そうとすると「今日は豪勢にしたんですよ、残したらもったいないじゃないですか」と言われますし。
こちらは「食べ物となった命を大切にしましょう」と言っている手前なかなか困ります。
「坊さんが飲めなくてどうする」といってビール・お酒たくさんつがれます、付き合いのいい方ほど危ないですね。
私はまだ健康ですが、内心では「法事などの御膳をもっと質素にして欲しい」と願っています、本当は「お斎」という呼び方なんですが、豪勢すぎるので御膳と言っています。
他には
整体の先生曰く「治療しに来る客のトップ3には坊さんがいる」とおっしゃっていました、やはり正座のしすぎでしょうか、膝が悪い方が多いみたいですね。
私はお坊さん病、です。
私の場合はプライベートで、お坊さん“ぽく”振る舞ってしまうところですね。
坊さんらしさ、らしくふるまってしまうことがあるのです。
それを捨てられないことがわたしの中では職業病です。
例えば外食しても食後に器やお皿を漬物やレモンの切れ端等でワイフも軽く引く程に食器やお皿をピカピカにします。
これは禅寺ライフの習慣なので、やらないと落ち着かんのです。
二つ目は、外に出る時に変装をしてしまうこと。
スーパーとか、コンビニへ買い物に出向く時に、一般的な服装に変装をしてしまうのです。私の尊敬する方はしません。
家族で出かける時、坊さんコスチュームだと子供が特別視されてしまうからとか、人がジロジロみるから、と心の中で言い訳をして変装をしてしまう所がまだアマちゃんです。オフィシャルな時だけ「お坊さんらしくなる」のではなく、四六時中当たり前に「お坊さんになっていられる」ことこそが裏表がなく、本物だと思っています。
テレビなどで映し出される仏壇、お荘厳や 何宗だろうか〜と。
皆さん回答、あるある と頷いてしまいました(笑)
特に気に病むものは、ないのですが。。。ついつい 見てしまうのは、やはり 葬儀会館の 葬儀の知らせの看板(どこの地域の方だろうか〜)や、テレビなどで映し出される仏壇、お荘厳や 何宗だろうか〜と。
お坊さん「あるある」ですね。。
kyosuke様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。
お坊さん「あるある」の様相で皆さんのご回答も楽しく拝見致しております(笑)
浦上様や中田様もおっしゃられているように「有名人の葬儀やドラマの葬儀シーンで、白木の位牌をガン見」、あります。何宗なのか、また、読んでいるお経は何か、じっと聞いたりしてしまいます。
お寺の前を通りますと、掲示板に書かれている内容も見てしまいます。書道もしておりますので文字の上手い下手も、ついつい見てしまいます。拙生、もちろん評価できるほど上手くはなく、まだまだの未熟者ですが・・
丹下様のように修行時代の名残で言いますと、例えば、全て中心が揃っていないと、どこか違和感があり、ついつい直したくなります。線香や卒塔婆の立て位置やお供え物の位置など。
正座ももちろん、作務、掃除やらと、ループ作業が結構ハードですから、関節痛・筋肉痛、肩こり・腰痛はしょっちゅうありますね・・サロンパス・湿布・栄養剤・栄養ドリンクの種類は結構押さえていて詳しいです。
密富様もご指摘のように「喉」には十分に気を付けないといけません。のど飴は必須アイテムです。喉を酷使しますと喉にサロンパス・湿布を貼ったりもしています。
全て残さずに食べるという「お食い上げ」も誠に懐かしい限りです。
探し出すとまだまだ出てきそうです。
川口英俊 合掌
たもと
職業病というよりクセですが…
僧衣を着ていて、人に飲み物をつごうとすると、たもとを押さえます。
洋服を着ている時に飲み物をつごうとして、つい無いたもとをおさえてしまいます (^_^;)
あと、有名人の葬儀やドラマの葬儀シーンで、白木の位牌をガン見してしまいます。
やまいだれに寺
坊さんの職業病といったらなんといっても「痔」でしょう。漢字がもう「病だれに寺」ですから。
真冬の冷たい床に座っていたのが原因のようですね。
ただ、これは昔の話。現在は空調が効いていたり、床ではなく畳だったりするので、そうそうならないと思いますが。
学生時代の友達や同世代の知り合いがいろいろと病気になっている話を聞く度に、僧侶は比較的病気になりづらいと感じます。ストレスが少なく、マイペースでできるからでしょうか。
やはり喉と膝、足首でしょうか?
お線香の煙、焼香の煙などで喉、鼻の粘膜をやられることが多いです。
お彼岸、お盆などたくさんの人が寺にお参りに来ますが
お線香に火を付けて渡しています。
どうしても煙を吸い込んで鼻の粘膜や喉をやられることが多いです。
マスクでもすれば多少は良いのですが、見た目が良くないのでしていません。
その時正座をしているので足首、膝に負担が掛かります。
座っているだけですが、長時間になると気がつくと筋肉痛になっています。
あと、最近こちらで回答するのが増え、マウス腱鞘炎になりそうです。
(檀家さんの管理もPCを使用していますので・・・。)
とっさに・・・
kyosuke様へ
やはり膝を痛める方が多いようです。
病気ではありませんが
手を合わせることが習慣になっていますので
日常生活においても誰かと会ったときに
とっさに手を合わせてしまったりということがあります。合掌
kyosuke様。
仕事柄、喉を酷使致しますので咽頭炎や、鼻炎等の口腔関係の病。
また、立ち上がったり座ったりの仕事ですから、膝の関節炎や足首.腿や尻の神経性の痛み。
更には、肥満にも成りやすい事も職業病ですね。