父が亡くなりました
1年前母が離婚した本当の父が亡くなりました。
父と最後に会ったのは私が子供を出産し、病室にいる時でした。しかし父が会いに来た時ちょうど、子供は検査で抱くこともできませんでした。
また明日来る。が最後の声で聞けた言葉でした。明日は母が来る。合わせたら気まづくなってしまうと思い、父には明日は会えないと伝え、それから連絡を取ることはありませんでした。来月会いに行こう。来週会いに行こう。と先延ばしにしていて、私に電話が来た時は父が亡くなった時でした。私の子を抱けなかったのが心残りだと最後まで言っていたそうです。きっと私のせいでちゃんと成仏出来てないんじゃないかと自分をずっと責めています。時々父が吸っていたタバコの匂いがします。私を怒って居るのかなと思ってしまいます。私は第二子を授かりました。もうその報告もできません。その子も抱かせられません。辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お子さんと一緒にご供養しましょう
お悔やみ申し上げます。
大切な人が亡くなれば、ついついもっとああしてあげれば良かった、あんなことしなければ良かったと思ってしまう…それが人の情というものです。そう思ってくれる人がいる…それだけでもお父様は幸せ者です。立場上いろんな人を送り出しますが、お坊さんはそう思いますよ。離婚してしまったからこそなおさら、そう思ってくれる子に恵まれたお父様は幸せ者です。
さて、「自分のせいで成仏できていないんじゃないか」なんて考えるものではありませんぞ。そんな考え方はお坊さんに失礼です。お坊さんが導師となり、仏様の世界へ送り出した以上、お父様は成仏しているのです。タバコの匂いはお父様のせいではなく、あなた自身の未練です。
仏様の世界というものは生死を超越したところです。確かに私たちはこの娑婆世界でお父様と再会することはできません。二度とできなくなってしまいました。でも、仏様の世界へ送られたお父様は人としての存在を超越しています。
今からでも決して遅くはありません。報告してあげましょう。お墓やお仏壇を通して、お子さんの姿を見せてあげましょう。自分の顔を知らない孫たちが、それでも自分のために手を合わせ、線香を上げてくれる…こんなに幸せなことはないのですから。孝行してあげましょう。
皆さんの成長をお喜びなさってくださいます
拝読させて頂きました。お父様がお亡くなりになられたこと心よりお悔やみ申し上げます。そしてご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お父様への後悔の念が今大変募っておられるのですね。どのような亡くなられ方でも大なり小なり後悔は致します。それが人と人とのご縁ですから。
どうぞお父様を心からご供養なさってください。そしてお父様にこれから先もずーーーっと私達をお見守りなさってくださいね、と心を込めてお願いなさってください。
お父様は仏様のもとにて安らかに穏やかにご成仏なさいます。そしてこれからもずーーーと皆さんをお見守りなさっていてくださいます。そして合間合間にご報告なさってくださいね。
きっと極楽にてその報告を聴きながら微笑んでくださいます。
あなたやお子様やお父様のご縁はこれからも続きます。どうぞそのご縁大切になさりお子様達をお育てなさってくださいね。
皆さんが健やかに成長することを何よりお父様はお喜びなさってくださいますからね。