父の新盆、一周忌
苦手な継母にもう会いたくない。新盆も一周忌も行きたくない。継母のものになった実家に行きたくない。
だけど、私は一人娘です。そんなことではいけないのではないか。そんな思いで一杯で苦しいです。
葬式、四十九日の納骨はすべてが辛かったけど、なんとか乗り切りました。
継母が住む家にある仏壇の父と母の位牌のこと、父と母のお墓のこと、今後の父方の親戚との付き合いのこと。自分の実家方のことどうしたらいいのかわからないのです。
すべて、継母が仕切っています。私が口だすと混乱するから口出すなと言われています。
父の再婚は仕方ないと思ったけど、なんでこんな人と、と思ってしまいます。私は親不孝ですか。継母と縁切りたいです。どうしたらいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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親不孝だとは思いません
あなたは結婚されて実家を出られたわけですし、お母さんお父さんもお亡くなりになったわけですから、実家には血縁の方は誰もいないことになります。また継母に当たる方とも一緒に暮らしたことはないということですから、仏事以外で実家と縁を持つことは少なくなったと思います。
継母に当たる方がそれほど嫌いであれば、無理をして実家に行かれなくてもいいのではないかと思います。ご両親に会いたくなったら、一人でお墓参りされればいいのではないでしょうか。親類関係もあなたと気が合うところだけの付き合いに留めればいいと思います。縁を切ると決めなくとも、だんだんと疎遠になっていくと思われます。新盆や一周忌に参列しなければ、当初は多少の非難があるかも知れませんが、それもすぐに収まります。
同じような境遇にある方で、実家の仏事には理由をつけて参列されない方がありました。一人で私のお寺に来られ法要をされました。そして手紙に参列できない物理的理由を書き、こちらでもお勤めしましたと申し添えられていました。
これからは、実家のことよりご自分の家庭ことを第一に考えて下さい。
私も親不孝とは思いません、お位牌を造られたらいかがですか
ヨシコベッカ さんこんにちは、お父様のお旅立ちご冥福を祈らせていただきます。ご相談の件は私もりゅうよう上人の言われることの通りだと思います。内の寺でも同じ理由で別にご供養をされておられる方はございます。もちろんお一人でお墓参りをされている方もおられます。あなたが継母さんとうまくいかないのであれば私も無理してお父様の初盆と一周忌等に行かなくてもいいと思います。あなたがお父様のご供養にて辛い思いをされたとしたらかえってお父様もお母様もお辛いことでしょう。それを考えると継母さんと距離を置かれることは決して親不孝ではありません。どこにいてもお父様とお母様の思い出を心に浮かべ仏さまの国のお二方の幸せを願う、それが親孝行であり喜んでいただけることです。ただそうは言ってもお位牌に手を合わせられないのはお寂しいものと思います、そこであなたと同じような方には別にお父様とお母様のお位牌をお作りになられ、お手もとでご供養されてはいかがですかとお話しさせていただいております。お作りいただいたお位牌に仏さまのお国よりお二人にお越しいただき魂を入れさせていただくものですから、実家のお位牌をお持ちいただくことも継母さんに了解を得る必要も無いかと思います。お作りになられるあれば菩提寺にご住職に相談されてはいかがでしょうか。あなたのお幸せをご両親は一番に望んでおられます。そして仏さまと共に見守ってくださっておられます。大切なお嬢様ですから。
質問者からのお礼
養源寺のりゅうよう 様、早速のアドバイスありがとうございました。あまり考えすぎず、自分の意を大切に、主人と仲良く幸せでいる自分を両親に見てもらえるよう、生きていきたいと思います。
光永寺の憲章 さま
早速のアドバイスありがとうございました。
お二人のお坊様から無理することはない、と仰っていただき、肩の荷がおりました。仏様になった父と母に折に触れ語らって、守ってもらいながら、これからも主人と二人楽しく生きていきたいと思います。仏壇はないけれど、毎朝、父と母には手をあわせておりました。お位牌のことも、考えていきたいと思います。