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裕福な精神障害者が妬ましい

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人は働かなくては生きてはいけないと思ってましたが、違いました。
世の中には裕福な親や配偶者に恵まれて、働かなくても悠々と生きていける精神障害者がいます。

精神科のデイケアや訓練の寮で、将来も家族に守られながら生きていける人を見ました。
恵まれた環境で有意義に暮らせる彼ら、一方なんのフォローも準備もなくバイトするしかなかった自分とのあまりの差に、これまでの辛さ惨めさがないまぜになり苦しいです。

高校卒業後、発達障害に気がつかず、(何かの脳の障害だとは思っていたけど)健常者枠で長い間奮闘してきました。
頑張れば頑張るほど周囲の人は遠ざかりました。こういう話は健常者には笑い話にしかならないようで、それも実際は傷つきます。

30も半ばで、私の社会人としての努力は結局意味が無かったことに気づき、健常者と同じ土俵の上で働ける可能性は低く、実家に居る為食事や居室は最低限ありますが、もう長い間新しい服も買えない暮らしに疲れ、何もする気になりません。体調も四年前からおかしく、仕事を選ぼうにも本来得意な分野に近づけません。
それでも働かなくてはならないので、処方薬を飲んでなんとか清掃のパートをしています。
馬鹿みたいです。私がどんなに苦しんで努力しても無駄で自分に絶望してても、悠々自適で暮らせる精神障害者はそんな私の必死さを嘲笑うのでしょう。
上記の理由でデイケアも寮も離れましたが、自分がしんどい時には嫉妬が燃え上がります。
自分の家はそう余裕がある訳でもない。そんなの知ってるし仕方のないことだけど、世の中お金さえあれば解決できることばかりで、お金のこと以外に一体何が大事なことがあるのか、正直分かりません。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一番大切なのは御自身ですよ…。

 「お金のこと以外に一体何が大事なことがあるのか…」とおっしゃいますが、あるでしょう…御自身のことです。
 人様(裕福な親や配偶者に恵まれて、働かなくても悠々と生きていける精神障害者とか、芸能人とか実業家とかプロスポーツ選手とか…いろいろな方々)なんて、どうでも良いじゃないですか。その証拠にそれだけ思い詰めているお方々が、例えば重い病にかかったり、亡くなったりしても、あなたにとっては大して苦痛でもなく、悲しみも湧いてこないのではないですか。
 人のことはどうでも良いのです…真剣に考えるべきは「御自身のことのみ」です。
 現在あなたは御自身が発達障害であることを認識しておられます。そのこと自体はつらいでしょうが、でも御自身のこれまでの苦労の原因がわかったことはとても幸運なことと言えるのではないでしょうか。世には心身の不調に悩んでいても、その原因さえわからないお方がたくさんいらっしゃるのです。
 あなたには今お仕事があります…やるべきことがあるということです。そのお仕事を大切になさって下さい。仕事で得られるのはお金…だけじゃありません。仕事によって人は生きている実感を得るのです。社会の一員だと感じることが出来るのです。これが仕事の持つ一番大切な意味です。
 まず、仕事頑張りましょうよ。能力磨きましょうよ…そのことで御自身に自信を持ちましょうよ。
 それからじゃないでしょうか…得意な分野に斬って出るのは。
 一番大事なのは御自身です。今の御自身をよく見てあげて下さい。鏡に映る、頑張って来た自分を誉めてあげて下さい。もし他に誰も誉めてくれる人がいないなら、あなたがあなたを誉めれば良いのです…この上なく大切で尊い御自身なのですから。
 人生 先は長いです。焦らず腐らず、時間掛けて、精一杯、丁寧に生きていきましょうよ。
 仏様が、又ハスノハ僧侶方があなたを支えて下さいます。

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追記6月19日 誰にでも苦しみはある

外から見ていてもわからないかもしれませんが、誰にでも苦しみはあります。
お金持ちでも、精神障害者だったら、日常生活でさまざまな精神的苦痛があるでしょう。
また、家族だっていつ亡くなったりするかわかりませんから、裕福な生活が一生安泰とは限りませんし。
一切は苦しみです。
人間には必ず苦しみがあります。
苦痛は人それぞれですが、自分の苦しみとつきあっていくしかないのです。
でも、苦しみにも休憩はあります。
悩んでいないとき、悩みはありません。
日常生活の中で、悩んでいない時間を多くしてください。

追記
悩みは頭が創作します。
頭で悩んでいるとき、人は不幸を感じます。
悩みのことばかり考えず、他のことを考えて、脳をリフレッシュさせてあげてください。

追記6月19日
悩みの大部分は、脳の分泌物が作り出す「嫌な気分」なのです。思考を制御することで、「嫌な気分」を制御できるとイメージしてください。
解決できない問題、避けられない現象というのは世の中にあります。(例えば老病死)しかし仏教では、そんな現象の中でも悩み苦しみを減らすことを目指します。
裕福にならなくても、思考を変え、脳を変えることで、悩み苦しみや「嫌な気分」はかなり減らせるのです。
人は、梅干しやレモンの味を想像しただけで唾液を分泌させたりもできます。
脳が作り出す「嫌な気分」も、思考の制御によってかなり制御できます。
具体的には、瞑想(ヴィパッサナー瞑想や、慈悲の瞑想)をしたり、念仏を唱えたりしてください。
瞑想については、インターネットで検索してみてください。
念仏については、浄土宗、阿弥陀仏について調べてみてください。

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質問者からのお礼

小林覚城様
自分自身が一番大事だという言葉を与えてくれてありがとうございます。
不安と焦燥に駆られた時に、その言葉を思い出すようにします。

願誉浄史様
回答頂きありがとうございます。
苦しみも悲しみも生きていればこそと自分に都合良く解釈することにします。悩みがあるなんて幸せなんです。

追記 願誉浄史様
具体的な解決方法が聞きたかったです。
「日常生活の中で、悩んでいない時間を多くしてください。」
「悩みのことばかり考えず、他のことを考えて、脳をリフレッシュさせてあげてください。」
それで、解決する人いますかね。正直回答になっていないと思うのですが。

追記 願誉浄史様
具体例を挙げてくださったのですね。
ありがとうございます。
慈悲の瞑想が素敵だと思いました。
実践してみます。

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