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どうしてあの子が、どうして私は…

回答数回答 2
有り難し有り難し 32

穏やかな気持ちで正しく生きようとしていますが、心が付いていけません。

私は飲食店で働いています。
お店には若いスタッフや、社会経験の少ないスタッフが多く、まるで学生の文化祭のような雰囲気です。
頼んだFAXはその辺にポイっとしてどこかにいっちゃう…ミーティングの話も聞かず遊びの話…先輩にタメ口…挙げたらキリがありません。

私は事務作業などに苦手意識があり、慎重に行動してしまいます。
報告などはちゃんとし、頼まれた仕事は、苦手なものでも調べるなりして必死に終わらせます。
普通の会社で働く人からすれば、そんなの当たり前なんですが…うちの場合は「すごい仕事ができる人」になってしまうのです。

上司は周りを感化させる為なのか、声高々に私はすごい!秘書にしたい!仕事任せたら安心!と周りのスタッフに言っています。
プレッシャーと、周りと上司の温度差と、苦手な仕事が増えていくストレス。

そして、更年期のように感情の起伏が激しく いつも周りを振り回す女性スタッフがいます。
そのスタッフが今度結婚するそうです。
私は胃液を吐きながら出勤しても、八つ当たりはしませんし、むしろそのフォローに回る羽目に…
おめでたい事なのですが、正直言うとどうしてあんな人が幸せになれて何故私は結婚もできないんだろうと思ってしまい、自己嫌悪に陥っています。

誰も憎みたくないと思う自分、自分がまだ至らないからと自己嫌悪する自分、嫉妬して憎んでしまう自分、結婚して子供も欲しいのにできず悲しい自分、家庭や金銭的な問題で決意してくれない彼を急かしたいけどできない自分とで、毎日心の中が戦争です。

どうしたら穏やかな気持ちになれますか。
よく生きようと努力しても報われないんでしょうか、それとも私がダメなんでしょうか。
もうそろそろ心の中が限界です。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

違う問題を混同しない

お仕事大変頑張っておられますね。誠にお疲れ様です。

さて、物事には原因があってそこに様々な条件が重なって結果が生まれます。これを仏教では縁起といいます。

その女性スタッフはわがままという原因で結婚できたのではないでしょう。出会いを求め、恋愛・婚活を頑張っていたのではないでしょうか。
ななかまどさんはお仕事を非常に頑張っておられますがそれと結婚という結果は直接は結び付きにくいかもしれません。もちろんその頑張っておられる姿をみてスタッフがななかまどさんに惹かれるということもないことはないのでしょうが、やはりこの件に関しては仕事と恋愛・結婚は別の物事でしょう。

別の物事をごっちゃにして考えて私は頑張っているのに、あの人はあんな感じなのに!と言うのは混乱を生じさせるだけです。

お仕事ではお仕事の、恋愛では恋愛の願う結果を求めて努力をしたいところです。もちろん努力したからと言って必ず望む結果が掴めるわけではありませんが、やはり努力するにこしたことはないでしょう。

これまでに質問もされていましたが彼との結婚という結果に向けて条件をととのえるのには中々難しい面があるようですね。でもやることをやっていてそうならないのならななかまどさんが悪いわけではありません。条件(縁)は思い通りになる(可能性が高い)ものと思い通りにならないものがあります。恋愛・結婚は相手がいるものですから思い通りにならないことが多いと思います。

ななかまどさんはお仕事も恋愛も頑張っておられるのですよね。そんなに自分を責めないでください。あとはご縁のおかげ様なのです。どうして私にはご縁が…と思う時もあるでしょうがそのご縁は私が(勝手に)望んでいるものですから…叶わなくとも文句は言えないものなのです。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

何が良いのか分かりません。

 「他人の芝は良く見える」ではないでしょうか。人の事ばかりに意識がいっており、自分の事は全然見えてません。人と比べて○○という考えを止めないと穏やかにはならないでしょう。あなたは努力して報われていると思います。自分の都合が良い報いは無いと思いますが、今でも仕事があるということ。自分の居場所があるということ。上司に認められていること。職場で結婚がする人が居ること。楽しい雰囲気の職場であること。これはなかなか得られるものではありません。その大切さをもう1度振り返ってみましょう。

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目指せ!となりのお坊さん あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのではありません あなたの悩みを解決するお手伝いを私がするのです ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。
ここだけの話し  どんな些細な質問でも回答します! ・私の目指す僧侶は一休さんのようなちょい悪坊主です。時には常識にとらわれずとんでもないことを言いますが、しっかり受け止めて下さい。私もしっかりとあなたの質問を受け止めたいと思います。 ・先ずは30分からで、システムに慣れたら時間を延ばしたいと思います。

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